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過去の年間行事(平成25年度)

平成26年3月7日(金) 障がい者雇用にかかわる研修会

 障がい者雇用にかかわる研修会を20名参加の下、(社福)しがらき会 紫香楽ヴィラにおいて開催いたしました。
 当日(啓蟄を過ぎて)は雪模様の肌寒い中ではありましたが、ワークセンターでの障がい者の方々の実践活動を目の当たりにし、障がい者だから出来ないという先入観は払拭されました。ユーザーが求める物は何かを理解すれば大きな力を出して応じようとする努力にあとも感じ取ることができました。
 「障がい者雇用について」と題して信楽町職親会会長 奥田敏史(株式会社加陶)さん、「甲賀市における障がい者雇用の制度と課題」と題して甲賀圏域障がい者雇用・生活支援センター(甲賀)所長 田中郁共さんに講演をいただきました。
・仕事面の指導はするが、生活面の指導は学校等にお願いしている。
・「ボランティアや慈善事業で雇用している訳ではない」
  <その人の長所を引き出して雇用することに専念している>
・高齢従業員の体力的な問題が発生した場合は
  ⇒ワークセンターに移行して紙すき等の仕事にシェアーをすることも地域と連携して実施。
 障がい者雇用の法定雇用率は50名以上の企業の数字であるが、個人・零細企業においても地道に障がい者雇用<思いやり・心のこもった指導、勇気をもって指導(叱る)ことも重要>している事実もあることを学べた。また、最低賃金除外申請をして雇用している場面もある(能力に応じた賃金体系を作って育てる)。障がい者も一人の人格として認め、仕事の厳しさ(プロとして)を教え、達成感を共に味わうことの大切さを再認識させられる研修会であった。
障がい者雇用にかかわる研修会
障がい者雇用にかかわる研修会



平成26年2月14日(金) 
企人協従業員対象フィールドワーク研修 水平社博物館

 2月14日(金)奈良県御所市に大雪警報が一時期発令される等の悪天候の中、従業員対象フィールドワーク研修会を「水平社博物館」で実施いたしました。
 人権問題(同和問題)の原点を尋ねて学習をしようと集まっていただいた参加者32名(事務局含む)が熱心にボランティアガイドの説明に聞き入りメモを取っての研修会で、往復の車中では「人権のヒント職場編」「人権のヒント地域編」(企人協新規購入人権DVDライブラリー)を上映研修も含めて研鑽いただきました。
 当日は参加者・御所市・周辺の方々の協力・助け合いを頂く中での研修で「絆」を実感する場面にも遭遇するものでした。
従業員対象フィールドワーク研修会
従業員対象フィールドワーク研修会



H25 年12月17日(火)企人協会員企業従業員、
甲賀市企業・事業所従業員対象人権研修会開催

従業員対象人権研修 今年度は、企人協/甲賀市共催で従業員対象人権研修会を忍の里プララで開催いたしました。
 人権落語家「露の新治」さんを講師に、お笑い人権高座「自分の人生、自分が主役」と題して「笑⇔いいかお」で学ぶ今までとは異なった催しとなりました。
 全ての子どもはかけがえの無い命「宝の子」であると云う事に気づきもありました。

 被差別部落・・・血筋、家柄と言うが? 宝の子は父と母から生まれるが10代遡ると1024人の関係者(血縁)となる。33代遡ると85億人の関係(単純計算)となる。地球全体の人口が65億人といわれる中で地球の人口より多い関係者と理論的にはなる。人と人の関係は輻輳し「自分の血筋も解らない状況になる」・・・だから謂れのない差別と言う!

 「差別とは←不当な分け隔て」「コンプレックス⇒自分差別」←被差別が続いている  「加差別」←が止められるかどうかが大きな課題である。研修の様子
 自己変革することが重要
等々を「学び」「気づき」「振り返り」を笑いの中から実感させられる研修会でした。

 当日参加者は302名(280社)の参加をいただきました。
 



平成25年12月 広報誌「共に生きる」第18号発刊

広報誌「共に生きる」第18号  甲賀市企業人権啓発推進協議会の広報誌「共に生きる」第18号が完成しました。
 今号では、10月に実施したフィールドワーク研修の模様を中心に、経営者トップ研修や人権フォーラムなどの活動報告を掲載しました。
 職場に掲示していただくなど、従業員の皆様にご覧いただきますようよろしくお願いします。
 また、広報紙はこちらのページからダウンロードしてご覧いただけます。



平成25年10月10日(木)第6回企人協人権フォーラム開催

人権フォーラム 10月10日(木)企人協会員75名・事務局4名の参加で甲賀町かふか生涯学習館で人権フォーラムを開催いたしました。
 研修講師は昨年に引き続き大阪企業人権協議会 事務長・内海義春さんをお迎えし連続講座として学習しました。
 今年のテーマは「職場で起こるパワーハラスメントの取組みについて」とし、昨年初めまでは「いじめ・嫌がらせ」と言う用語で説明してきたものを厚生労働省円卓会議WG報告として、今後は「パワーハラスメント」と呼ぶようにする等、パワハラを正式に国(所管=労働基準監督署)が係る労働問題とした。との基本(導入)からの説明。
グループ討議 WG報告によるパワハラの概念は職務上の地位や人間関係などの優位性を背景に、業務の適正は範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為を云う。また、WG報告で示されたパワハラ行為6類型(1)身体的な攻撃、(2)精神的な攻撃、(3)人間関係からの切り離し、(4)過大な要求、(5)過小な要求、(6)個の侵害 の説明と認定の判断基準の説明の後、事例―1、事例―2を使っての9グループによる討議と意見発表を実施しました。
 
 
 
  <パワハラ・・・厚労省が示す指針>
    労働者がパワハラと言っても業務の適正な範囲であればパワハラにならない。社会通 念はパワハラにならない。マネジメントの世界である。  
  <セクハラ・・・法律(男女雇用均等法)に基づいた基準>  
    ハラスメントを受けた人がハラスメントと感じればセクハラになる。被害者の考え方が100%になる。  
と結ばれました。
 なお、今年は2日に分けて実施していた行事の甲賀広域職対協と企業との交流研修会同 日開催する効率運営も致しました。



平成25年10月7日(月)役員対象フィールドワーク研修会
【いわれのない差別 ハンセン病に学ぶ=岡山県瀬戸内市 長島愛生園】

 10月7日(月)企人協役員17名と事務局5名の合計22名の参加でフィールドワーク研修会を開催しました。(AM7:00出発 PM7:15帰着の強行日程)
 研修はバスの中で、菩提禅寺・安部住職のハンセン病ビデオ視聴と講義で開始。ハンセン病は歴史を見ると平安時代末期に発症。かつては「らい病」と呼ばれ、遺伝病と信じられていた。1873年ノルウェーの医師アルマウェル・ハンセンによって「らい菌」が発見され現在は彼の名前をとって「ハンセン病」と呼ばれている。
 真宗同朋会世話人の鈴木幹雄さん感染すると、熱い・冷たい・痛い・かゆいを感じなくなり(末梢神経異常)結果的にやけどや怪我を繰り返す。また、手や足、顔の様子が変わることがある。ハンセン病療養所の医師や職員に感染した人が居ないと云う事から「らい菌」の感染力が弱いことが証明されている。
 有効な治療薬がない時代は「不治の病」と言われていたが、1943年アメリカで「プロミン」がハンセン病に劇的治療効果があることが確認され現在では確実に治癒する病気で、今日「日本」での発症はゼロである。
 以上の基本的知識を学習の後、
(1)真宗同朋会世話人の鈴木幹雄さん(元患者)が発症(13歳)と同時に隔離され厳しい迫害を受けた実体験をお聞きしました。
長島愛生園歴史館学芸員 田村朋久さん(2)長島愛生園歴史館学芸員 田村朋久さんから長島愛生園の歴史について講義を受けるとともに、元患者さんが使用した改良器具(ゆのみ、スプーン、義足等々)親・親族にあてた手紙(親・親族で受け取られることは殆どない=身内に患者が居ることを恐れて)の実物を心眼に刻みました。
 田村学芸員のお言葉に「長島愛生園はハンセン病の治療施設ではない。ハンセン病による後遺障害の治療施設である」、「ハンセン病の元患者は近い将来居なくなるが、新たな差別(エイズ、福島の原発)を生まないよう啓発に努めて欲しい」とありました。心に刻み、差別に対する継続した啓発活動が重要なことを再認識しました。
 強行日程ではありましたが、参加者からは貴重な体験をさせていただいたとのお言葉があり、一人でも多くの人に知っていただくことの重要性を感じた研修でした。



平成25年9月8日(日)   企人協人権パネル展

企人協人権パネル展 9月8日(日)、人権パネル展を実施しました。これは、第7回甲賀市人権教育研究大会にあわせて行ったもので、今年は、甲賀町かふか生涯学習館での催しとなりました。
 会場では、地域や学校での人権啓発活動のさまざまな様子が報告され、「ネット社会における人権問題を考える」〜ネットいじめはなぜ「痛い」のか〜と題して仏教大学教育学部教授 原 清治さんの講演をいただきました。最近のイジメの傾向・ライン外し等の新たな問題の提起もいただきました。
 企人協では、「あすぱる甲賀」の協力を得て、ハンセン病に係るパネル14点と新たに製作された甲賀流みんななかよしの術パネル8点の展示と、企人協のパネル展に対するあいさつ状を披露させていただき、人権教育研究大会に参加された約230名の方々が熱心に見入って学習されました。

 このパネル展をご覧いただいて何かを感じ取っていただければ幸いです。
 そしてあなた自身が行動の第一歩を踏み出していただいたなら、人間すべ ての幸せは、一歩あなたに近づいてきているのです。



企人協雇用部 パソコン教室の開催

 昨年に引き続き、セキスイボード(株)の全面的な協力をいただきパソコン教室を開催いたしました。
 開催日:9月2日、4日、9日、11日、13日の5日間連続講座
 参加者:就労相談員推薦に基づく6人  
就労支援パソコン講座 2日間のワード研修、2日間のエクセル研修、最終日の応用問題解決に向けての研修等、工夫したプログラムを組んでいただき、参加した6名も操作に理解を深めることが出来たと感じております。
 今回の研修会を全うすることにより参加者も一定の自信を持つことが出来たと考えます。今回の経験を仕事に生かせることを念じている次第です。
 甲賀市企業人権啓発推進協議会の要請を快く受けていただき、完了することが 出来たことに心より感謝申し上げます。



2013年度「経営者トップ研修」が開催されました

経営者トップ研修:講演風景 7月26日(金)忍の里プララにおいて経営者トップ研修が開催されました。『企業はどう生きるか「人を大切に」−人権から考えるCSR−』と題してアジア・太平洋人権情報センター(ヒューライツ大阪)所長の白石 理(しらいし おさむ)様を講師に125名の参加で開催いたしました。
 7〜8年前は大阪の経済団体で講演すると、「今どのような状況か解っているのか?人権なんてやっている場合ではない。東京へ行けば大企業もあるので東京へ行ったらどうか」と言われる状況だった。
 近年は、企業の社会的責任(CSR)が企業関係の方々の間で重視され、それが企業活動の中に組み込まれてきています。企業は、社会で大変重要な役割と影響力をもっています。多くの人が企業で働き、そこから生活の糧を得ています。企業は多くの資源を活用して商品を生産し、サービスを提供しています。消費者は企業が生産し、供給する商品やサービスを求め、利用しています。
 企業は利益を生むことで成り立っていますが、その利益追求は、社会が設定するルールに従います。雇用、職場環境、安心・安全、自然環境保護などについて、社会は企業が順法と社会的公正に則った行動を求めるのです。このような企業活動は、私的側面とともに公共的、公益的側面を持つことから、しばしば「企業は社会の公器」とも言われます。
 企業の社会的責任として、特に人権の側面からとりあげ、企業に働く人々が、「人を大切に」という人権の基本的理解を深め、企業活動を通じて「人を大切に」を実践していただくことが重要ですと結ばれました。
 今回の経営者トップ研修は企業の社会的責任の実践に向け示唆に富み、気づきのための助けになったと考えます。




平成25年6月 広報誌「共に生きる」第17号発刊

広報誌「共に生きる」第17号  甲賀市企業人権啓発推進協議会の広報誌「共に生きる」第17号が完成し、会員企業のみなさまに配布させていただきました。
 会長就任のあいさつ、新役員の紹介のほか、4月に開催されました総会の模様と平成25年度の事業計画をご案内しています。また、昨年募集しました人権標語の入選作品についても紹介しています。
 職場に掲示・回覧していただくなど、従業員の皆様にご覧いただきますようよろしくお願いします。また、こちらのページからダウンロードしてご覧いただく事もできます。



平成25年4月26日(金) 第9回総会

 甲賀市企業人権啓発推進協議会 第9回(平成25年度)総会が、忍の里プララ(甲南町)で開催されました。【会員企業 280社】

 総会に先立って、平成24年度の人権週間に募集した人権標語の入選作品の表彰式がおこなわれ、12名のかたがたが表彰されました。(参考:人権標語入賞作品発表

第9回総会:人権標語表彰
人権標語表彰
第9回総会:人権標語入選者
人権標語入選者

 続いて会長のあいさつ、来賓祝辞のあと議事に入り、昨年度の事業報告、決算報告、今年度の事業計画、予算、会則追加について原案どおり承認されました。また、今年度は役員の改選時期にあたり、平成25・26年度の新役員について、下記のとおり承認されました。

 
【平成25・26年度 甲賀市企業人権啓発推進協議会 役員】
 
 
会 長 小林 壽晃 (株)滋賀松風
副会長 嵐  公大 セキスイボード(株)
田中 正彦 近江鉄道(株)土山サービスエリア
森口 彰 西川ローズ(株)甲賀事業所
江籠 達 (株)アークレイファクトリー
事務局長 池村 正 甲賀農業協同組合
理 事 笹井 建男 甲賀協同ガス(株)
曽我 三四次 (株)水口テクノス
田所 智宏 NEC SCHOTTコンポーネンツ(株)
大西 真人 (株)滋賀銀行水口支店
岡田 重美 (社福)あいの土山福祉会
青木 利介 東海精工(株)
理 事 田畑 啓之助 (財)土山町緑のふるさと振興会
中村 彰宏 (社福)甲賀会
上田 長昭 (株)和気滋賀工場
松山 元彦 (株)コーガアイソトープ
吉村 和雄 医療法人社団仁生会 甲南病院
尾崎 美登里 (社福)甲南会せせらぎ苑
吉村 佳恵 平和発條(株)滋賀工場
神田 善彦 甲賀農業協同組合信楽支所
植田 正俊 (株)三東工業社
滝井 康雄 (社福)しがらき会
監 事 田井中 洋 滋賀交通(株)
近松 良春 (株)滋賀銀行大原支店

総会終了後、特別研修がありました。

●特別研修
「笑って考えよう 身近な人権」〜私の出会った子どもたち〜
 
         社会人落語家 切磋亭 琢磨さん

第9回総会:特別研修
 切磋亭琢磨さん(本名:石崎 豊さん)は、日常にある身近な人権問題に気づいてもらおうと、精力的に活動している社会人落語家です。小学校の教員として教え子や保護者との交流の中から体験した「人と人とのつながりの大切さ」や「命と正面から向き合うことで生まれる人間愛」について落語という話芸を通して語っていただきました。
 もともと落語好きだった石崎さんは、静岡大学教育学部入学と同時に「静大落語愛好者の会」を創立。教員となってからも活動を続けました。ある時「人権落語をやってください。」と頼まれて古典落語のネタを探したのですが、見つかるのは不適切なものばかり。古典落語を生み出したのは過去における、人権を無視した風潮が支配する社会でした。それならば、人権を尊重する現代社会にふさわしいネタを自分の手で作りだそう・・・これが出発点となって自らの体験を交えた「人権落語」が始まりました。
 落語というとすぐに「笑い」がイメージされますが、今回の講演は、にこやかな語り口ながら、ゆっくりと感情を込めた、しみじみと心に染み入るような、その時その時の子どもたちとの心の交流が直接こちらにあたたかく伝わってくるような講演となりました。



平成25年度の事業計画

1 会議
   
総会
4月
理事会・専門部会
   
2 研修部
総会特別研修
4月
経営者トップ研修
7月
人権フォーラム
9月
フィールドワーク研修
10〜11月
会員企業従業員対象研修
12月
  役員フィールドワーク研修 2月
   
3 啓発・広報部
広報誌発行  2回/年
6月・12月
会員企業向け啓発グッズ配布
7月
人権パネル展
9月
人権標語の募集
12月
  人権標語ステッカー配布 3月
  ホームページの更新(充実) 都度
   
4 雇用部
  職対協企業部会就労研修会(役員対象)
8月
  雇用状況勉強会(役員対象) 11月
     
5 その他
会員拡大に向けた取り組み
年間
  関係団体との連携
年間



 


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