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肥え過ぎも、痩せ過ぎもダメ!健康体重が一番の健康維持法!①

たつおか新聞 2025年10月号

たつおか新聞2025年10月号

当店では「健康体重の維持こそ、最も堅実な健康法」という考えのもと、新聞折込による啓発活動も行っています。今回は、その考え方と関連性の高い内容として、BMI(肥満指数)に関する参考記事を要約し、皆さまの健康づくりに役立つ形でご紹介いたします。

BMI(肥満指数)と健康との関わり

――体重と病気リスクをどう捉えるか

BMI(ボディマス指数)は、体重(kg) ÷ 身長(m) ÷ 身長(m) で計算され、成人の体格や肥満度を評価する際の国際的な基準として利用されています。 ただし、数値の意味合いや判定基準は国や地域により異なり、日本では 25以上を肥満 と判断します。これは、東アジア人が比較的内臓脂肪を蓄えやすく、軽度の肥満でも健康影響が出やすいためです。 また、男女でも傾向が異なり、男性は内臓脂肪型、女性は皮下脂肪型となりやすいとされ、同じBMIでも健康リスクの現れ方が変わることが分かっています。

BMIと死亡リスクの関係

「低すぎても高すぎても良くない」 国内で行われた調査では、BMIが高すぎる・低すぎるの両方で死亡リスクが上昇する“U字カーブ”の傾向が示されています。 日本で一般的な「標準体重」とされる範囲は 18.5~24.9。この範囲から外れると、身体への負担や疾患リスクが増えやすくなるため注意が必要です。

高BMI(肥満)がもたらす影響

厚生労働省「令和5年 国民健康・栄養調査」から見る現状 調査によると、BMI25以上の割合は 男性:31.5% 女性:21.1% 特に男性は、40~60代で約35%前後が肥満に分類され、加齢とともに基礎代謝の低下や運動量の減少が影響していると考えられます。 一方、女性では「痩せ願望」からか、やや年齢層が上がるほど肥満率が高くなる傾向が見られます。 肥満が生活習慣病などのリスクファクターであることは、過去の多くの研究からも明らかであり、早期からの対策が重要です。

低BMI(やせすぎ)が抱えるリスク

BMI18.5未満は、国内外の基準でも「低体重」とされ、免疫力の低下や骨量減少など、健康を損なう要因にもつながります。 体重は「減れば良い」というものではなく、適正な範囲を維持することこそ健康寿命の延伸につながるといえます。

もっと詳しい内容を知りたい方へ

健康相談処たつおかでは、当店の商品を継続購入、新規購入の方に【健康情報 たつおか新聞】をお配りしています。ぜひお気軽にご来店ください。

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