漢方薬

春に増える痛み・しびれの原因と対策

春に増える「痛み・しびれ」対策には軟骨補給

たつおか新聞 2026年4月号

膝の痛み

桜の便りが聞こえる頃、増える痛みやしびれ

桜の便りが聞こえてくる頃になると、どこかへ出かけたくなるものです。冬の寒さもやわらぎ、畑の草取りや田植えの準備など、体を動かす機会も自然と増えてまいります。しかし、その一方で、この時期になると増えてくるのが、「体の痛み」や「しびれ」に関するお悩みです。当店でもこの季節になると、新聞折込のチラシをご覧になった方から、多くのご相談をいただきます。

特に多いのは、膝の痛みや腰痛、坐骨神経痛、股関節の違和感など、「年齢とともに現れてくる症状」です。こうした症状に対して、痛み止めで一時的にしのいでいる方も少なくありません。しかし、「その場は楽になるけれど、またすぐに痛みが戻ってくる」と感じておられる方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、「軟骨補給」という視点から、痛みやしびれの根本原因と対策についてご紹介いたします。

身長が縮んでいませんか?

まず、皆様に確認していただきたいのが、「身長の変化」です。若い頃と比べて、身長が2センチ以上縮んでいる方はおられませんか?実はこの変化、多くの場合「軟骨のすり減り」が関連していると考えられます。背骨は首から尾骨まで26個の骨で構成されており、その一つひとつの間にはクッションの役割を果たす軟骨が存在しています。

この軟骨が弾力を保つことで、私たちはスムーズに体を動かすことができています。しかし、加齢とともにこの軟骨は少しずつすり減り、弾力を失っていきます。その結果、背骨の間隔が狭くなり、身長が縮むという現象が起こるのです。つまり、身長の低下は単なる老化現象ではなく、「体からの重要なサイン」である可能性があるのです。

ロコモティブシンドロームとは

近年、厚生労働省が啓発している「ロコモティブシンドローム(ロコモ)」という言葉をご存知でしょうか。これは、骨や関節、筋肉などの運動器の衰えによって、将来的に要介護状態になるリスクが高まる状態を指します。最近では「ロコモ対策」や「ロコモ予防」といった言葉を耳にする機会も増え、関連する健康食品なども多く販売されています。

こうした背景からも分かるように、運動器の健康は、これからの生活の質を大きく左右する重要なテーマとなっています。日常生活に支障をきたさないためにも、早期からの予防が必要です。運動器が健康であれば、日々の活動がスムーズにこなせ、心身ともに健やかに過ごすことができます。

軟骨不足が引き起こす症状

軟骨が不足すると、具体的にどのような症状が現れるのでしょうか?軟骨の周囲には多くの神経が張り巡らされています。そのため、軟骨がすり減ることで神経が刺激され、さまざまな不調が現れます。代表的なものとしては、首や肩の痛み、腰痛、坐骨神経痛、股関節の痛みなどが挙げられます。

これらは一見、別々の症状のように思えますが、実は「軟骨不足」という共通の原因から生じている可能性があるのです。軟骨がすり減ると、骨と骨が直接触れ合うため、摩擦が生じ、痛みやしびれを引き起こします。また、神経を圧迫することで、足のしびれや歩行困難も見られることがあります。

痛み止めだけでは不十分

こうした症状に対して、痛み止めを服用することで一時的に楽になることはあります。しかし、それはあくまで「痛みを感じにくくしているだけ」であり、根本的な改善にはつながりません。特に高齢になるほど、軟骨は自然には回復しにくくなります。そのため、何も対策をしなければ、症状は徐々に進行していく傾向があります。

だからこそ重要なのが、「軟骨そのものを補う」という考え方です。軟骨の成分であるコラーゲンやプロテオグリカンを補うことで、軟骨の弾力を取り戻し、痛みやしびれの根本的な改善を目指すことができます。サプリメントや食事から軟骨成分を取り入れることが、非常に効果的な対策と言えるでしょう。

軟骨の成分と重要なバランス

軟骨はどのような成分でできているのでしょうか。主な構成は以下の通りです:

この中で特に重要なのがコラーゲンとプロテオグリカンのバランスです。コラーゲンは軟骨の骨組みとなり、プロテオグリカンは水分を保持して弾力を生み出します。この両者が適切なバランスで存在することで、軟骨はゼリー状の柔軟な構造を保つことができるのです。しかし、市販のサプリメントの中には、グルコサミンだけを中心に配合したものも多く見られます。これだけでは十分な軟骨形成は期待しにくいとされています。

筋肉の役割と見落とされがちなポイント

もう一つ重要なのが「筋肉」です。筋肉は主にタンパク質から作られますが、単に摂取するだけでは筋肉にはなりません。体内ではまず、タンパク質が胃腸でアミノ酸に分解され、吸収されます。その後、肝臓で再合成され、筋肉として利用されます。

タンパク質を食べることは筋肉作りに必要不可欠ですが、それだけでは十分ではありません。筋肉の維持には適度な運動と性ホルモンの働きが必要です。これらを意識的に摂取し、生活習慣として取り入れていくことが重要です。

早めの対策が将来を左右する

痛みやしびれは「年のせい」と見過ごされがちですが、実は体からの重要なサインです。特に以下のような変化がある方は、早めの対策が非常に重要です:

これらの変化は、軟骨や筋肉の状態が関わっている可能性があります。早めに軟骨を補い、筋肉を強化することが、将来の健康状態を大きく改善します。

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たつおか新聞2026年4月号
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