hekisui Hall voluntary staff original 1995
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H.V.S通信 vol.27 1999年(平成11年)4月
1998年度(平成10年度)
碧水ホール10大ニュース
●再演アーティスト続々
(9月26日、1月23日)
平成10年度の碧水ホール自主企画は、再演アーティストが何人かおられました。
9月26日に出演したバーンスリー演奏家ハリプラサード・チャウラースィヤーは、1993年に続く来日ツアー公演。氏は、5年ぶりになる日本のこの小さな町の小さなホールを覚えていてくださいました。
再演といえば、日本のインド古典音楽演奏家・中川博志を忘れてはならない。1992年以来、出演者としてだけでなく、碧水ホールにおいて多くのすばらしいアーティストとの出会いを作ってくださった張本人です。また、1月23日に開催した京都チェンバー・オーケストラ演奏会。実はメンバーの鷲山かおり(ヴァイオリン)と福原左和子(箏)のお二人は、1995年にDUO KYOTOとして出演していました。
●アヌラーダー・
パールの手(9月26日)
パワフルなドラミングで聴衆を圧倒した彼女の手は、豆だらけかと思いきや、それはそれは奇麗な手だった(HVS・二宮弁)ようです。女性のタブラー(北インドの代表的な打楽器)奏者はインドでもめずらしい。アヌラーダー・パール、ぜひ名前をご記憶ください。
●『タイタニック』満員御礼(1月15日)
なんだかんだいっても、たくさんの人が来てくださるのはうれしいもんです。1990年にスタートした碧水ホール企画上映ですが、最高動員を保っていた『驛馬車』(1939年作品/ジョン・フォード監督/ジョン・ウェイン主演/1992年に碧水ホールで上映)の記録が、遂に破られました。
●日本のヘソ?で、北と南の音楽が
出会った日(6月28日)
ヤマト初?アイヌの音楽と沖縄しまうたが出会ったこの日。日本の最北と日本の最南の音楽が出会えたのは偶然のようで、実は必然だったのかもしれません。「日本のヘソで出会えた」と本番中にコメントしてくださったのは、北の歌を披露してくれたOKI(オキ)。ヘソとは、たぶん琵琶湖のことを言っておられたのでしょう。南の唄は、当初、安里勇おひとりの来演を予定していましたが、具志堅京子が共演に駆けつけてくださいました。彼女は沖縄そば「豊見城そば」を経営しています。
後日談:水口公演後、東京の島歌ライブハウスにおいて安里さんのライブへオキさんがスペシャル・ゲストとして出演。同じプログラムで東京での初演だったようです。
●インターネット・ホームページは
データ・バンクか?(日時不明)
碧水ホール・ボランティアスタッフが運営するホームページ(http://www.jungle.or.jp/hvs/)を介して、過去のデータに関するお問い合わせが増えてきました。とりわけ、1994年に来演された和太鼓一路に関するお問い合わせと、今年の企画上映「1930年代ニューウェイブ」で上映した『春秋一刀流』(1939年作品)の丸根賛太郎(1914〜1994)監督に関するお問い合わせは、ホームページがデータ・ベースとしての役割が可能だということを実感しました。いずれもサーチ・エンジンの検索によりアクセスがあったものです。
●ロシア・ソビエト映画祭がNHK総合TVにて
映像とともに紹介される(10月24日/映画祭初日)
テレビに流れたのは『ヴォルガ・ヴォルガ』(1938年作品/グリゴリー・アレクサンドロフ監督作品)と『メアリー・ピックフォードの接吻』(1927年作品/セルゲイ・コマロフ監督作品)。この種のニュースは問い合わせ先まで紹介されることは少ないのですが、今回は碧水ホールの電話番号までキッチリ紹介してもらえました。
●台風6号にもめげず、
ロックLPジャケット展(9月22日)
展覧期間中にやってきた、電柱が傾くほどの強い台風でしたが、閉めるわけにもいかず。翌日には台風残務処理など、トホホな試練がありましたが、ロックLPジャケットを提供してくださった喜多洋一さんを迎えた展覧最終日の「ロック座談会」まで、無事終えることができました。
●サッカー・ワールドカップ
日本対クロアチアの応援会場となる
日本代表のキャプテンが地元水口の井原選手ということで、会場はロック・コンサートなみに盛り上がりました。音響照明室にまで観客のどよめきが響いたのは、1994年に開催した和太鼓一路のコンサート以来かもしれません。
●スケボー少年どこ行った?
1995年の夏からチラホラ、1997年をピークに、碧水ホール前庭を牙城にしていたスケボー少年を見かけなくなりました。彼ら彼女らは、いったいどこへ行ってしまったんでしょうか。物損や、毎朝収集に30分は要するゴミなど、世話のかかる連中でしたが。
●休館日の変更
何度もアナウンスしてきましたが、念のため掲載しておきます。
碧水ホールの休館日:月曜日、第三日曜日、祝日の翌日、12月28日〜1月4日
●HVS巡業ツアー
第三弾・宝塚編
1999(平成11)年3月21日(第三日曜日)
目的地=宝塚駅周辺の3スポット*宝塚大劇場星組、「ウエストサイド物語」*手塚治虫記念館*コミュニティ・ラボ・めふ=スタッフ交流、見学(26号「本日のお客様」に登場)
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