H.V.S通信 vol.33 2000年(平成12年) 2月
1999→2000
超私的 ミレニアム |
少し遅いですが、あけましておめでとうございます。西暦2000年と言うと、なんだかサイバーな響きですが、平成十二年っていえば、どうってことないですね。 |
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12・25(土)
昨日、すなわちイブの夜。仕事帰りに友人と立ち寄ったサウナから出てきた血色の良い人物。友人が気がついた。 「あ、あの人!」田中康夫氏でした。イブの夜にサウナ。やはり只者ではない。 そんな感動も霧の彼方な気分の米原。新幹線を降り、接続の列車を待つこと30分。「さ、寒い」 一旦実家に帰ったあと大阪へ。目標は心斎橋でのライブ。そのイベントは夜通し続いたのだけれど、終わった後、「疲労困憊」っていうより「気分爽快」。前より元気になっていたのが不思議な感じでした。 大阪から京都に戻る車中、夜→朝へ移ろう空模様をじっくり観察できたのも普段早起きできない私には大きな出来事。そんな感じで朝の七時。山科でまたまた列車の接続を待つ私の目の前をチラリチラリ、遠慮がちに落ちてきたのは今年の初雪。 「わー、誰かに言いたい!でもまだみんな寝てんな〜」なんてウキウキる私に気がついたのか、その後、雪は「じゃもっとサービスしよっか」とばかりに遠慮なく降り続き、あっという間に辺りを真っ白にしてしまいました。それでも貴生川駅から家まで30分。歩いて帰ろうと思いたち、悴んだ手の感触を楽しみつつ、実行したのはやっぱりライブの効果かな? |
12・26(日)
この夜はかずろうさんの含ライブ、の忘年会。夜7じ過ぎ。ぞくぞくと王国の住民(?)が集まってくる。みなさん個性的で、魅力のある人達ばかり。ちょっと水口を留守にしている間に出来た、ローソンにもNEW西友にもびっくりしたけど、かずろうさんが先生に!?キングでミュージシャンでお花屋さんでー。なんて目の離せない人物なんだ〜! |
12・28 (火)
一目ボレした。その人の名は「項羽」。NHK衛星でやっていた「項羽と劉邦」を観て、の話。 歴史ドラマってホントに「人」が面白い。歴史に残るくらいの人だからみんなキャラが立ちまくりなのだ。もちろん脚色はしてるのだろうけど、今日の項羽なんてこの人こそ「男の中の男」って感じ。きゃ〜(黄色い声) 最後、敵に川岸まで追い詰められた時に、一艘の舟が来る。かろうじて若干生き残った部下たちは項羽に、「覇王、これに乗ってあなただけでも逃げてください!」と言うのだけれど、「この小さい舟では皆が乗れまい。私だけがなぜ乗れるだろうか」と拒否し、愛馬、スイだけを乗せ舟を出す。く〜、なんでそんなことが出来るんだ!?私なら「あ、そう?じゃ、ごめんね。ホント」とソソクサ逃げるね、絶対。 |
12・30 (木)
大学時代の友人達との忘年会。お店へ向かう途中、師走の錦市場を通ってゆく。あ〜ええなあ、なんだか。 |
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1・2 (日)
京都みなみ会館で待ち合わせした後、RCSの方々と初詣にゆく。北野天満宮目指し、車が京の街を「上が」ってゆくにつれ見慣れた景色が目に飛び込んでくる。白梅町の串八やイズミヤがまだちゃんとあることも4年ぶりに確認。それだけでなんだか感動。その後、吉田寮などもその存在を確認した。夕ごはんを木屋町のメキシコ料理屋さんで食べる。佐藤さん、ごちそうさまでした! |
1・3(月)
東京へ帰る。HVSの井上陽平さんもエレファントカシマシのライブ兼お宝ビデオ発掘の為にこちらに来られるという情報をキャッチし、「こちらに来たらぜひ連絡下さい」と上村さん経由でお伝えしていた。夜、留守電に連絡いただいていたのだけど、「井上で、ピー。 今東京に着きま、ピー! え〜ピー!!! ブツッ!(切れる音)」…内容がすごい気になってしょうがない!次の日、もう一度お電話いただき、 翌々日、無事、渋谷でお会いできましたが。 |
さて、今年の目標、ですが、にわかに急浮上してきたのが「BS」が観られる生活。今住んでるところが大家さんの息子さんのおうちになるので、私たち住民は3月には立ち退かねばなりません。今度の引越し先はBSアンテナつけられるかどうかも要チェックね。とりあえず本年も宜しくお願い申し上げます。
追伸:
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1■貴生川駅構内に
碧水ホール特設案内板を 設置 JR草津線貴生川駅と近江鉄道貴生川駅の連絡通路に、碧水ホール特設案内板を設置しました。碧水ホール自主企画や、碧水ホールをご利用の自主企画のポスターやチラシを掲示しています。案内板のすぐ横にキオスクがありまして、掲示物を貼り替えに行くと、まずキオスクのおばちゃんにご挨拶するのが習慣になってきました。 |
2■インディーズの動きに注目
その1=ロビー・ライブハウス化計画-スタート
その2=CD制作を手始め
その3=演劇のインディーズ
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3■誰でもどこからでも
参加できる ハプニング型 ドキュメンタリー展覧会 企画展:日常にあるアートをスタート
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4■天平楽府コンサート
後の波紋 (9/5以降) 天平時代の楽器と音楽を復元したコンサート。考古学的なイメージを覆えす現代的な響き、幾つもの国と1200年の時を通り抜けてきたワールド・ミュージック。
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5■フリーマーケット・パワー
(8/21、22)
滋賀県青年大会の一環として、碧水ホール前庭でフリーマーケット(以下フリマ)が開かれました。碧水ホール敷地内でフリマが開かれたのは初めてでした。フリマのプロとおぼしき方々もおられましたが、さすがに段取りもマナーもすばらしかった。イベントホールでは、コーラスや人形劇などの舞台ものの部門が行われました。 |
7■オーケストラと過ごした
夏休み(8/17〜18) 京都チェンバー・オーケストラのみなさんにたっぷり音楽に浸らせてもらった2日間。まったく初めての人も参加できるバイオリン・ワークショップ。幼児も遠慮なく一緒に入れる座布団有りのコンサート。そして最終プログラムは通常のコンサートスタイルにてさよならミレニアムを(この頃は、まだミレニアムって何?って感じでした。)、また、碧水ホールから一足外へ出て、甲賀町駅前のマイスター館でサロン・コンサートも開かれました(旧滋賀銀行を活用したいい感じの建物です)。
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6■映画人続々来館
その1=原將人監督再び(10/2)
その2=佐藤真監督(8/8)
その3=本橋誠一監督(10/31)
※ロケハン=映画にふさわしい撮影場所を予め探索すること。 |
8■備えあれば憂いなし(9/18)
野外の催し物で一番悩ましいのはお天気。自然の力にはさからえません。ということで、碧水ホールから歩いて2分ほどのところにある水口神社が会場となった『水口薪能』では、携帯用のカッパを用意しました。このまま天気がもつかな、と思いきや、本番中頃になって雨が。そして観客の皆様は見事に素早くカッパを着用されました。虫の音とお月様もきれいに登場してくれた一日でした。
9■出演者全員のサイン入り
ブルガリアン・ヴォイス来日公演では、前日に交流会を行いました。交流会の準備がひと段落したところで出演のみなさんはロビーをうろうろ。その瞬間をつかまえて、掲示してあった3枚のポスターにサインをしていただきました。出演者全員にです。最初は全部ホールの保存資料にしようかと思いましたが、アンケート回答者のなかから抽選でプレゼントすることになりました。当選した方々、おめでとうございました。 |
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10■発見された水口の映画の展開
碧水ホールの音響技師、津田春吉さんが大切に持っていた『弥次喜多水口珍道中』と『伸びゆく水口』という2本の35ミリフィルム映画を公開しました。まず7月25日にビデオ版で事前試写会を行い、10月9日に津田さんのトークも交え、本物のフィルムで上映しました。やっぱりフィルムで作られた映画はフィルムで観るのが一番。きれいさが違います。実はもう1本、戦前の水口小学校の記録映像があり、こちらはフィルムの状態を考慮しビデオ版で上映しました。
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ホームページ 碧水ホールのご案内
http://www.town.minakuchi.shiga.jp/hekisuihall/ e-mail hekisuih@town.minakuchi.shiga.jp |
水口をオーケストラの響きの
聞こえる街に
「京都チェンバーオーケストラを聴く会」(代表田代)では昨年夏の『オーケストラと過ごす夏休み』、今年1月の
ニューイヤーコンサートに続いて次のような計画をしています。
●4月〜7月親子で楽しむクラシックコンサート・・・昨年好評だった幼児も一緒にきけるコンサートを回数を増やして
●8月『オーケストラと過ごす夏休み』その2
コンサート、オーケストラとの交流会、ワークショップなどをみんなで企画
●ヴァイオリン教室・・・さざなみ記念アンサンブルの発足を目指すグループレッスン
企画に参加したい人、教室、コンサートの運営にご協力いただける人募集中です。
連絡先と詳しいご案内 中村道男・碧水ホール
ちいさなコンサートが
大好き
チラシから得た情報・投稿・来館してお話を聴かせて
くださったものなどからご案内します。
柏木公民館
クラシックコンサート 〜サキソフォーンの響き〜 |
平成12年2月24日(木)
7:00pm開演 6:30pm開場 入場無料
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出演 サキソフォーン 桜井牧男
ピアノ 伊藤真理子
演奏曲目 ボザ 小品集・ラフマニノフ ヴォカリーズ・赤とんぼ、ふるさと、白鳥、ユーモレスクなどおなじみの曲も
お問い合わせ 水口町立柏木公民館
水口町北脇1615-1 電話 0748-62-0404
●このコンサートについて
小さな『公民館』の2階集会室で開かれるアットホームな室内楽コンサートです。
演奏者も聴衆も同じフロアで、ピアノはその昔柏木小学校講堂におかれていたもので、公民館が今も大切に使っているものを使用します。
入場は無料、どうぞ気楽にお聞き下さい。コンサートを目的として作られた会場ではありませんので、予めご了承ください。
●出演者プロフィール
桜井牧男(サキソフォーン)
栗東町生まれ。
1982年、名古屋芸術大学卒業。サクソフォーンを亀井明良、故坂口新の各氏に師事。同年、中部読売新聞社新人演奏会出演。89年、名古屋電気文化会館にてソロ・リサイタル。
名古屋サクソフォーン・アンサンブルのメンバーとして、多数の音楽鑑賞会、リサイタルに出演。名古屋フィルハーモニー交響楽団の各種演奏会にエキストラとして多数出演。現在、名古屋サクソフォーン・アンサンブル、名古屋ウインド・オーケストラ、一宮市消防音楽隊に所属。カーム・サクソフォーン・アンサンブル主宰。
三重県高等学校、加納高等学校音楽科講師。ソニー幸田(株)吹奏楽部指揮者。平成11年より名古屋芸術大学、岐阜聖徳学園大学教育学部講師。
伊藤真理子(ビアノ)
愛知県立芸術大学卒業。東京コンセルヴァトワール尚美ディプロマコース終了。
現在、同校音楽研究室員。愛知文京女子短期大学非常勤講師。
貴生川公民館
第13回(最終回) メモリアル バレンタインコンサート 〜最初で最後の 金管楽器によるコンサート〜 |
平成12年2月19日(木)
2:00pm開演 1:30pm開場 入場無料 会場 貴生川公民館 |
出演 リティーヴォ・ブラスアンサンブル
トランペット 室 孝治/関 茂人/ホルン 持家奈緒子/トロンボーン 梶井章子/チューバ 池田卓也
演奏曲目
サウンドオブミュージック ウェストサイドストーリー 聖者の行進 ソーラン節 ふるさと となりのトトロ その他
お問い合わせ 水口町立貴生川公民館
水口町貴生川308-1 電話 0748-62-2027
●出演者プロフィール
リティーヴォ・ブラスアンサンブル
1997年岡山県倉敷市に開園したチボリ公園の専属の吹奏楽団の、当時の団員によって結成され、現在、関西を中心にイベントや、演奏会などでクラシックからポピュラーな曲まで多彩な演奏活動を行っているプレーヤー集団です。
●このコンサートについて
小さな『公民館』の2階集会室で開かれるアットホームな室内楽コンサートです。
入場は無料、どうぞ気楽にお聞き下さい。コンサートを目的として作られた会場ではありませんので、予めご了承ください。
DUO BOS・MAR
立花礼子&溝淵仁啓 デュオ・コンサート |
2月17日(木)午後7時開演
於 法然院本坊(京都市左京区鹿ヶ谷) |
参加料 ご予約1500円当日2000円
昨年の碧水ホールニューイヤーコンサートで『四季』の春のソロを演奏した京都チェンバーオーケストラの立花さんのコンサートです。もう一度聴きたい方、見たい方はどうぞ。法然院という会場もとても雰囲気のあるところ。
カンタービレ(N.パガニーニ)スペイン組曲(J.ニン)ブラジル風バッハ(ヴィラ・ロボス)タンゴの歴史(A.ピアソラ)ガイーヌ(ハチャトリアン)他
予約 法然院サンガ 電話090-3274-7289
fax 075-752-1083 e-mail Byakurenja@aol.com
京都チェンバーオーケストラ
サロンコンサート 小倉幸子ヴィオラリサイタル yukiko ogura viola recital |
2月29 日(火)19時開演
そうぞう館2階パーティールーム 京阪電車「墨染」駅下車、徒歩5分 京都教育大学、藤の森神社の近く 入場料 2000円 |
碧水ホールのコンサートでこの夏の『オーケストラと過ごす夏休み』、このお正月のニューイヤーコンサートでヴィオラを弾いていたひと。ヴィオラはオーケストラでは目だたない存在になりがちですが、ここまで聴きにいけば絶対ビオラと小倉さんのファンになってしまいます。
賈鵬芳&西本梨江
ジャー パンファン 二胡とピアノのコンサート 〜東洋と西洋の出会い〜 3月17日(金)7時開演 草津市立『草津アミカホール』 3000円 チケットぴあ 他 問い合わせ MED企画関西(岩井) 電話 077-543-0127(チケットの予約も可) 3月18日(土)午後6時30分から京都府民ホールアルティでも |
Satoshi INAGAKI
Piano Recital 稲垣聡ピアノリサイタルin2000 2000年3月10日午後7時開演 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール中ホール 入場料3000円(当日3500円) 武満徹/閉じた眼ii ジャチント・シェルシ/変奏曲とフーガ オリヴィエ・メシアン/「幼子イエスにそそぐ20のまなざし」から 時のまなざし他 権代敦彦/フーガストレッタ(1993)など 問い合わせ ブラームスプランニング 電話 077-551-2455 前売り チケットぴあ・びわ湖ホール 凄く難しそう、でも、なんだか惹かれるコンサート。 2月29日(火)東京文化会館公演。 |
vol.33-51
数々の伝説的なライブが生まれている近江八幡・酒游舘から、アコースティックなライブ4連発の情報が届きました。どれもドリンク付(日本酒に限り、純米新酒が飲み放題)。場所は碧水ホールからは車で35分ほどのところです。案外近いんですよ。交通機関ですと、JR近江八幡駅からバスが出ています。ちょいと早めにお出かけして、会場に到着する前に早春の町並みを散策されてみてはいかがでしょう。 会場・お問い合わせ:
70年に仲井戸チャボ麗市と古井戸を結成以来30年に渡って着実にブルースし続けてきた伝説の男、遂に酒游舘に登場!チャボさんのファンは必見。ハード&ビターな夜を…。
入場料:前売2500円 当日3000円 FM滋賀「さわってE-Radio」月曜日のDJで御馴染みの勇さんです。今回は尺八をフィーチャーしたアコースティック・ライブ。
EARTH TAPESTRYはロビン・ロイド、慧奏、杉山八郎、えまの四人組。世界各地の民族楽器を操るエスニックなアンサンブル。
前座:小暮はな(VO.G) ←注目 入場料:前売2800円 当日3300円
碧水ホールでは、碧水ホール自主企画を通して、舞台裏からもホールや企画を楽しんでもらおうと、平成6年度からボランティア・スタッフ(通称HVS)制度をもうけています。学生、主婦、仕事も色々なメンバーが現在14名。経験は問いません。イベントの業務をやってみたかったと言う方、幅広くアート全般に関心をお持ちの方、自分の時間を好奇心に使ってみようという方、ぜひご参加ください。
募集人員=10名程度
ただし...
どんなことするの?
企画展/日常にあるアート#2
1998年12月1日から2000年1月31日までの間に碧水ホールに届いた郵便物の封筒を展示します。 1999年9月に開催したFAXペーパー展に引き続き、日常にあるアート第2弾として、封筒アート展を開催します。本展はFAXペーパー展と同様、アートを普段着で楽しみ、アートという概念を解放的にするための展覧会です。
碧水ホール
山上在住の陶芸家ガーリー・モーラさんを迎えて、みんなでつくる対話の教室です。 Aグループ
Bグループ
会場 碧水ホール 練習室
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