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H.V.S通信 vol.36 2000年(平成12年) 7月



vol.36-11
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「また、明日もいっちょがんばってみるかな」
 
 
「また、明日も
いっちょがんばって
みるかな」
   私が矢野顕子さんの音楽に出会ったのは高校生の時(十年ほどまえ)でした。最初にコンサートに出かけたのは9年前、大阪のIMPホールでした。それ以来、毎年楽しみにコンサートへ行ってます。あこがれの矢野さんが、滋賀に、水口に来て下さるなんて、めちゃくちゃうれしかったです。矢野さんありがとうございました。そして、矢野さんもアンコールで名前を挙げて「呼んでくれてありがとう。」とコメントしてましたが、碧水ホールの学芸員上村さん、ありがとう。ご結婚おめでとうございます・・・もいっしょに。
 当日は音響の準備のお手伝いをさせていただいたのですが、普段コンサートに行くだけでは見ることのできない仕込みを体験することができうれしかったです。いろいろな人々の力が集まってコンサートができていくということを実感しました。音響の新居さんの職人技は本当に素晴らしい!!制作の仕事をされている方から以前こんな話を聞いたことがあります。「お客さんの拍手は出演者に対してのものだけど、その何分の一かはスタッフのものなのだよ」と。その言葉は本当だなと感じました。
 矢野顕子さんは私にとってあこがれの女神様のような方だったのですが、実際にお会いして、やっぱり女神様でした。とても自然な感じで、かわいくて、めちゃめちゃ魅力的でした。 矢野さんの歌を聴いている時は、いろんな悩みや嫌なことを忘れて、幸せな気持ちになれます。「また、明日もいっちょがんばってみるかな」と思えてきます。だから、私にとって矢野さんのコンサートに行くことは自分へのごほうびです。これからもずーっと歌を聴かせて下さい。そしてまた、碧水ホールへ来てください。
(junkororin/HVS)


vol.36-12
「あなたはバイエルの60番が弾けますか?」ピアノと室内楽ワークショップをふたつ計画しています。home

オーケストラとすごす夏休み2000
     会場・碧水ホール


第2ミレニアムの終わり、世界の東の端で、
こんなに美しく、こんなにシンプルで繊細なオーケストラとめぐりあったことを
記憶するために・・

WarkShop
プログラムa
あなたのピアノ
+弦楽四重奏
ワークショップ


2000年8月11日(金)
 午前10:00〜12:00 講義
12日(土)午前10:00〜12:00
 弦楽四重奏との合奏
 15:15〜ゲネプロ
 19:00本番(参加者のなかから数名)
 ピアノを楽しむアマチュアのために、室内楽合奏の体験を提供する2日間の公開ワークショップです。
参加者の全員が順番に京都チェンバーオーケストラのメンバーによる弦楽四重奏との合奏を試みます。
うち数名はプログラムCでオーケストラをバックに演奏します。

 参加資格 全日程に参加できる人。年齢、性別は問いません。希望する課題曲が最後まで止まらずに演奏出来ること。

 募集人員 20名程度(定員を超える場合は抽選となります。)

 申込方法 往復はがきに住所、氏名、年齢、ピアノ歴(年数)、電話番号、希望の課題曲を書いて碧水ホールまで(郵便番号528-0005滋賀県甲賀郡水口町5671)

 程切 8月1日火曜日(必着)参加費無料 
 課題曲
    バイエル:60番、80番、100番
    ブルグミュラー:タランテラ、別れ、貴婦人の乗馬
    ソナチネアルバムより第一番第一楽章

 指導 鈴木博詞
(京都チェンバーオーケストラ指揮者・音楽監督)

 主催 水口町教育委員会・碧水ホール
Concert
プログラム
好評につき3回目

親子で楽しむ
クラシックコンサート

8月11日(金)
午後2時開場 2時30分開演
(4時頃終演:休憩あり)

ヴァイオリンとビオラ 鈴木博詞
ヴァイオリンとおはなし 河本学
ピアノ 安田由紀

入場料 1000円
前売り・当日とも、大人も
    子供(0歳から)も
モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのためのデュオソナタより第一楽章/モーツァルト:ケーゲルシュタット三重奏曲より第一楽章 他
 子供が出来るとコンサートなんか行ってる時間がない。子供にもクラシックを聴かせたいのに入れてくれない。そんなおとうさんおかあさん、おじいちゃんおばあちゃんのためのコンサートです。
 碧水ホールの床がフラットになるのを利用して、赤ちゃんがはいはいしていても良い、隣に寝かせておける、というコンサートです。皆で子供と一緒に静かに音楽を聴く方法を工夫してみましょう。
 前回好評のヴァイオリンとビオラのデュオ+ピアノ。プログラムはクラシックです。
Concert
プログラム
京都チェンバーオーケストラ
コンサート

8月12日(土)午後7時から
京都チェンバーオーケストラ
指揮者・音楽監督 鈴木博詞

モーツァルト:ディベルティメント第3番K.138
グリーグ:ホルベルグ組曲 
aプログラムのワークショップから数曲 他

入場料 前売2000円
    当日2500円

 昨年夏の「さよならミレニアムコンサート」、今年の「ニューイヤーコンサート」に続いて、この企画のメインとなるコンサートです。福原左和子さんによる箏のコンチェルトも予定されています。
WorkShop
プログラム
ピアニストのための
室内楽ゼミ

8月10日(木)午後7時から
 11日(金)午後7時から
    (いずれも2時間程度)
室内楽指導・ヴァイオリン 鈴木博詞
(京都チェンバーオーケストラ音楽監督・指揮)
 ピアノの上級者のための室内楽ゼミを開きます。室内楽合奏(ヴァイオリンとピアノのデュオ)の楽しみを体験できます。あなたの音楽の世界を広げましょう。
課題曲  モーツァルト:ヴァイオリンとピアノのためのソナタト長調kv301 ヘンレ版リピート有り
定員 10名程度
参加費 8000円

予約・連絡先 中村道男
(碧水ホール 電話 0748-63-2006)
& more
サザナミ記念アンサンブル
ヴァイオリン教室のお誘い

練習日 
7月6日、13、27日(木曜日)
子供のグループ 午後6時から
大人のグループ 午後7時30分から
 目標は2010年、ヴァイオリンなどまったく触ったことがない人達が、一からはじめて、子供達といっしょに水口に市民オーケストラを創ろうという計画です。
 とりあえず、はじめての人も参加できるヴァイオリン教室がはじまりました。
 .わが町をオーケストラの響きの聞こえる街に....。どうぞ、気楽にご参加ください。
参加費月額 6000円・ヴァイオリンは個人持ち
指導鈴木博詞(京都チェンバーオーケストラ)
チケットのご案内
7月9日(土)発売開始
碧水ホール0748-63-2006
平和堂水口店くらしのサービスセンター
甲賀郡勤労者互助会0748-63-1809
特別プログラム
塩見裕子
ヴァイオリン独奏会

バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ・パルティータ集より
期日、場所未定(2000年秋、水口町内を予定)詳細は7月中にお知らせ出来る予定です。塩見さんは京都チェンバーオーケストラのコンサートミストレスとしてなじみの深いかた。水口とKCOのご縁からうまれる得難いチャンス、特別プログラムです。
 お楽しみに。

主催とお願い
主催 
水口で京都チェンバーオーケストラを聴く会
(「あなたのピアノ+弦楽四重奏・ワークショップ」のみ水口町教育委員会主催)
協力 京都チェンバーオーケストラ
会場 水口町立碧水ホール 
     電話 0748-63-2006


●オーナーズ・チケット発売中 ¥10000
このオーケストラと過ごす夏休みコンサートのシリーズを支えるオーナーになっていただくためのチケットです。三日間のすべてのプログラムとゲネプロにご入場・見学いただけます。
連絡先:中村道男(水口町碧水ホール勤務)



vol.36-21
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碧水ホールロビー
ライブハウス化計画

1-st
エベレスト基金チャリティーコンサート
「聖なるヒマラヤの調べ」
−北インドの古典音楽−

日時:9月2日(土曜日)
午後6時半開場 午後7時開演
料金:2500円(当日3000円)
会場:碧水ホールロビー
問い合わせ:京都市左京区黒谷町121
パフォーミング アーツ ネットワーク
075−751−6311(TEL/FAX)
協力:水口町国際交流協会(野口)

耳をすませば聞こえてくる。風のささやき、川のせせらぎ、ヒマラヤの山々にこだまする・・・大自然の旋律に身をゆだねて下さい。

チャリティーについて
ネパールに於ける様々な問題に対し支援していこうという「エベレスト基金」を支援する ことを目的とし、全国にてコンサートツアーを開催しています。この収益金の一部はネパールの学校へ行けない子供達への支援、古典音楽の維持発展のた めに使われます。また、この伝統音楽を通してネパールの文化に親しんで頂ければと思い ます。

-----奏者プロフィール-----
ナバラジ・グルン(タブラ)
7歳より著名な音楽家である父ラムハリ・グルン師より学びはじめる。
ラジオネパールではAクラスミュージシャンとして認められ、1989年ラジオネパール
45周年記念コンサートに於いて金賞を受賞。その他、多くの賞を受賞している。
3つのアルバムをリリースしている。現在4作品目を制作中。
スレシュ ラジュ バジラチャリヤ(サロッド)
幼少よりモハン・プラサードジョシ師よりサロッドを習う。ネパール王立芸術協会アーティストとして活躍中。1991年ラジオネパール開局記念コンサートに於いて一位を受賞。その他、多くの賞を受賞している。リリースアルバムも多数発表している。
北沢 ますみ(タンプーラ)
1992年より北インド古典音楽に傾倒し始め、タンプーラ奏者として演奏活動を行う。
1998年よりラムハリ・グルン師よりタブラを習いはじめる。以降、ネパールと日本を
往復しながら修業している。


ロビー・ライブハウス化計画
採用企画決定


 多数のご応募、お問い合わせをいただきありがとうございました。検討の結果以下の3企画を採用させていただきました。
 お楽しみに。

1-st:聖なるヒマラヤの調べ…9.2.土
 北インド古典音楽登場、プロデュースと出演者が別なのは初めてのタイプ。しかも、来日ものです。全国20カ所ツアーの最初。

2-nd村井広司リサイタル2000...9.15.祝金
 ギターの弾き語り。地元ミュージシャンのライブ活動を碧水ホールで。

3-rdVersus-アヴァンギャルドな和楽器たち
 期日等調整中。お箏に執心するアマチュア邦楽演奏家の2回目のチャレンジ。

 このシリーズは企画立案者の完全プロデュース企画で、碧水ホールはあくまでも会場の無償提供と広報のサポートをするというものです。
 
vol.36-31
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 矢野顕子 出前コンサート
滋賀・水口公演 2000.6.17.土
演奏曲目リスト
作成:碧水ホール同日、本番終了直後完成


SUPER FOLK SONG/矢野顕子
クリームシチュー/矢野顕子
京都慕情/渚ゆう子/作曲:ベンチャーズ
終わりの季節/細野晴臣
Happiness/矢野顕子
NEW SONG/矢野顕子
中央線/矢野顕子
しんぱいなうんどうかい/矢野顕子
ふりむけばカエル/矢野顕子
犬の帰宅/ムーンライダース
Hey Heyおおきに毎度あり/スマップ
Isetan-tan/矢野顕子
夏なんです。/はっぴぃえんど
GREENFIELDS/矢野顕子
さすらい/奥田民生
−−−アンコール−−−
ひとりぼっちはやめた/矢野顕子
ひとつだけ/矢野顕子
vol.36-32
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 平成12(2000)年度
碧水ホール自主企画
企画展 日常にあるアート
FAXペーパー展
展覧期間 9月9日(土)〜9月23日(土・祝)
FAXできるものならば何でもOK」
[FAX受信期間]
2000年(平成12年)8月1日(火)
       〜31日(木)
◎「FAXペーパー展」への送信だとわかるように、何らかの形でお知らせください。(チラシには『参加票』があります。)
[展覧日]2000年(平成12年)9月9日(土)〜9月23日(土・祝)計11日間開館
 期間中の休館日=9月11日(月)、17日(日)〜19日(火)
 入館時間=9:30〜16:30(17:00閉館)最終日は16:00で終了
[入場無料]
[展覧会場]碧水ホール・展示コーナー
[主催]水口町教育委員会
[後援]αステーション FM KYOTO、エフエム滋賀 E-Radio、KBS京都、京都シティエフエム、甲賀郡有線放送農業協同組合、BBCびわ湖放送、水口テレビ
[FAX送信先・企画・お問い合わせ]
水口町立碧水ホール 滋賀県甲賀郡水口町水口5671 〒528-0005
TEL.0748-63-2006 FAX.0748-63-0752(海外から送信する場合は81-748-63-0752)

vol.36-33
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『水口薪能』チケット
7月8日土曜日から
前売り開始

お求めは以下の場所で・・・

碧水ホールtel.0748-63-2006
チケットぴあtel.06-6363-9999
平和堂水口店くらしのサービスセンター
甲賀郡勤労者互助会tel.0748-63-1809
KEIBUNしがぎん経済文化センター
tel.077-526-0005


『水口薪能』
(みなくちたきぎのう)
日時平成12年9月10日(日)夕刻
 午後5時 能楽解説 河村禎二
 午後6時 ごあいさつ・火入れ式
  仕舞
  狂言『清水(しみず)』茂山千之丞
  能『海士(あま)』河村和重
  (午後8時終演予定です)
 場所 水口スポーツの森ファイアー場特設ステージ
(雨天が予想される場合は水口町勤労青少年ホーム多目的ホール)
 入場料 前売2500円 当日3000円

「海士」のテキストは水口図書館にあります。
 能は演劇、舞踊、音楽、文学を横断するパフォーマンスです。舞台は飾りのない方形の空間で、演者の動きは約束事に満ちていて、『所作』という美しい記号の連続のようですこの伝統的なパフォーマンスは、現代に生み出される芸術のどんな現代的なものよりも現代的です。
 『薪能』はさらに趣向をこらして、たった一度きりの時間と場所、舞台設定などを楽しみます。水口での能は5回目、今回は水口スポーツの森ファイアー場にステージを特設して、水口の夜景をバックに、巖谷小波作詞の小学校校歌にも歌われる古城山を望みながら野外での能公演です。町のざわめきをドローンに聴きながら、初秋の気配、黄昏からの時間のうつろいなどもあわせて楽しんでいただけます。
 水口という街は、こんな素敵で、贅沢なイベントを楽しんでいます。能楽解説、狂言もあります。どうぞ気楽にご参加ください。
 

vol.36-41
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チラシから得た情報・投稿・お話を聴かせてくださったものなどからご案内しています。

『夏の音展2000』今年も!


 8月19日土曜日午後2時から
 碧水ホールロビーで
「花屋かずろう王国」プロデュース。
10数組のバンド、ソロの持ち歌発表会。  出演希望者は早い内にかずろうさんに相談してみたら?
電話 0748-63-5303



近代能楽集
三島由紀夫・蜷川幸雄
「弱法師」(よろぼし)
「卒塔婆小町」(そとばこまち)
 テレビドラマの中だけじゃない。こんな藤原竜也を見ておいてほしい。もちろん高橋恵子も。  役者としての筒井康隆も一度見たい。断筆中にもこういう仕事があったんだ。
 2000年11月14,15日(火、水)
  14:00開演 火曜日は19:00も。
 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール中ホール
 問い合わせ 077-523-7136
 S席 7,500円 A席6,000円
 発売開始7/16(友の会7/13)


第14回ヴァイオリン演奏会

才能教育研究会
滋賀支部青山バイオリン教室
第14回ヴァイオリン演奏会

 2000年7月8日(土)14:00開演
 会場 栗東芸術文化会館 さきら
 問い合わせ 077-563-6621 青山
 自由席・入場無料
 100人の子供達によるバイオリンの演奏会、とのこと。水口で始まった「サザナミ記念アンサンブル・ヴァイオリン教室」のボランティアメンバーの女性が教えてくれた。
 彼女は昨年夏、碧水ホールの「ヴァイオリンを弾いて見ようワークショップ」に参加して以来ヴァイオリンに惹かれて、すぐに習い始めてしまったそうだ、この青山先生に。
 そういうきっかけに出会い、そういう先生にめぐりあう。芸術の道はけわしい。チャンスは転がっているわけではない。彼女の積極的な姿勢には学ぶべきものがある。
 ヴァイオリンを習うことができて今は幸せなのだけれど、「まわりにいる子供達のほうがうまい」のがちょっと大変。


vol.36-42
あとから届いた記事をここに掲載します。何文字くらい書けるでしょうか。home

  メルハバ・グループ展

メルハバ・グループ展
7/28(金)29(土)30(日)
信楽陶器祭の期間中、『のぼりがまねんど』...というお店(信楽駅から徒歩2分、駅から見える役場の向こう側307号線沿い)で。
 あわせて次のイベントを計画。

窯出しあつあつ市
7/29・30
昼12時から
メンバーの11人の作品を販売します。
7/29 お昼すぎから生演奏
 出演 遠山君、トミー

 「メルハバ」はトルコ語で「こんにちは」という意味。各地から陶器に魅せられて信楽にやってきた若者達が『のぼりがまねんど』に集まりグループをつくりました。
 信楽で陶芸に関わる仕事をしながら、将来は作家を目指す人達の集まり。HVSの松吉さんもそのひとり、期間中は会場にいます。出会ったら「メルハバ」。
 生演奏の遠山君とトミーはロカビリー!だそうで、京都でストリートをやってたのを松吉さんが誘ってきた。今も、毎週土曜日の夜、四条河原町に立ってる(と思う)。
チラシには次回のメルハバグループ展の予告もあって10/7(土)8(日)9(月)。
 この10月9日の月曜日は体育の日で祝日、碧水ホールは仕事だなあ。

問合せ メルハバ事務局0748-82-8114
〒529-1851滋賀県甲賀郡信楽町長野1211-1
(中村道男・碧水ホール事務室にてチラシを持ってきた松吉さんからインタビュー)


vol.36-43
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  最近の 機械は便利 母慣れず

最近の 機械は便利 母慣れず
笛の音 とぎれとぎれは スタッカート
約束は 思いがからむ やっかい事
饅頭を 一人で食べると 割れません(1/3}
柏木っこ 負けたチーム名 口にせず
よくやれた えらいえらいと 褒め言葉
ほめられた 褒美あったら なおうれし
謎の文 宇宙人と 思いたい
ポケットに 砂のおみやげ 練習後
角度の線 かすんで見えない 無惨なり
買ってくれ とは言わないが ほしい顔
調べもの やけにうるさい 笛の音
四年生 二ヶ月過ぎて 欠席なし
衣替え 意味を覚えて 夏を待つ
約束が 守れるならば 親いらず
母がふくと 子もふきたがる リコーダー
お義母さん 好きだったよね と豆送る
わしがふく じゃまをするのは 父さんだ(息子)
その吹き方は コブラがでるぞ と父が言う(母)
笛よりも ギターが得意じゃ 父さんは(父)
子供の甘え 時と場合で 思いやり
どなる母 うなだれ聞く 頭に汗
のびるのは 爪・髪ばかり なぜかしら
形無し 川できたえた 母河童
夕ごはん おかず一品 まんが本
子供らの 感性見たり 二句同句
エコしてる 講話原稿に 親近感
ためたもの 後の宝と なりにけり
まわらない 寿司屋に行きたい 父の日だ
音読を うちわ片手に 流暢なり
のってる日 日記の行がいっぱいだ
帰宅時に 言ってほしい 風呂・御飯

矢野顕子賛江
足元に 心奪われ 眼クラ・クラ
魅惑ボイス どこからでるのか 考える
矢野顕子 ふりむけば カエル せんたくもの
人生は くらいものだと 言うアッコ
HVS 畑山静子
相聞歌にも聞こえる家族川柳(編集)
 


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e-mail michio@jungle.or.jp(NAKAMURA Michio)