H.V.S通信 vol.44 2001年(平成13年)5月
サザナミ記念アンサンブル 一周年コンサート
午後2時30分開演 (開場午後2時) 会場 碧水ホール ![]() |
出演 サザナミ記念アンサンブル ヴァイオリンワークショップ参加の皆さん 京都チェンバーオーケストラ・サロンアンサンブル 子供達のための市民オーケストラ設立をめざして、サザナミ記念アンサンブル・ヴァイオリン教室が始まってから6月で早くも一周年を迎えます。 大人も子どもも、初めての人も弦楽合奏を楽しめることを目標に、色々な工夫を積み重ねてきました。その活動の様子と楽しさを皆様に広く知っていただき、より多くの参加のきっかけとしていただくため一周年のコンサートを開きます。 私たちはここまで出来るようになりました・・というスタイルの「発表会」ではなく、サザナミ記念アンサンブルは「こんなふうに音楽を楽しんでいる」ということが伝わる「コンサート」にしたいと思います。 ただ今ドキドキワクワク練習中。 チケットも発売中! ¥500(未就学児は無料) 企画・編曲・指揮 鈴木博詞(京都チェンバーオーケストラ指揮者・音楽監督) 主催 サザナミ記念アンサンブル 後援 水口町・水口町教育委員会 協力 京都チェンバーオーケストラ 水口児童合唱団 水口で京都チェンバーオーケストラを聴く会 |
vol.44-12
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第8回サザナミ小さなコンサート
サザナミ小さなコンサート 第8回 2001年5月24日木曜日 午後7時から・碧水ホールで 入場料\500 プログラム ブレイエル: ヴァイオリンのための二重奏曲ハ長調(ヴィオラとのデュオ) テレマン:12のファンタジーから第1番(ビオラ独奏) バルトーク: 44のヴィオラのための二重奏曲より 第16番、第28番、第33番、第43番 (ヴァイオリンとのデュオ) 出演 ヴィオラ 高村明代 (京都市交響楽団) ヴァイオリン 河本 学 (京都チェンバーオーケストラ) 主催 サザナミ記念アンサンブル 水口町立碧水ホール ライブハウスの気分でクラシック、サザナミ記念アンサンブルの練習日のスケジュールを縫って20分間の小さなコンサートが開かれています。短いけれど本格的。 出演者のお二人は5月3日にめでたく結婚されました。その日は木曜日で、サザナミ記念アンサンブルの練習日。「名古屋で式を挙げて、子供さんのレッスンのはじまる6時には水口へ到着できます。」と河本さんから電話、レッスンの予定を変更しましょうと申し出ましたが、その必要はないとのこと、誠に、音楽に情熱を注ぐお二人の門出の日にふさわしいスケジュールだと思うことにしました。この日のビオラのレッスンは高村さんが見て下さいました。 で、この月の小さなコンサート第8回はお二人によるプログラム、テレマンのヴィオラの独奏曲、バルトークのヴィオラとヴァイオリンのデュオなどこれは何か、かなり特別です。 このシリーズでは地域の音楽家の出演・共演も可能です。ご連絡ください。 (連絡先:碧水ホール・中村) |
こ れ は 何 か ・ ・ か な り 特 別 |
Live House STARDUST VOL.5 Bluesy Night ブルージー・ナイト 平成13年5月27日(日)18:30Start 滋賀県立水口文化芸術会館 入場料 前売1000円 当日1200円 (自由席/200席) 出演 ●CAUGUY KAZUROO(ボーカル&ギター)余合明久(ギター&コーラス) ●A TOK22 ホースケ(ボーカル&ギター)牧野大(ボーカル&ギター) ●羽田純 Blues Unit(ゲスト) 羽田純(ボーカル&ブルースハープ)小竹直(ボーカル&ギター)大村あつし(ピアノ&コーラス) |
Bluesy Night |
碧水ホール企画上映vol.22 ブラジル映画祭 ネルソン・ペレイラ・ドス・サントス監督特集 Festival de Cinema Brasileiro Retrospective Nelson Pereira dos Santos 7/20(祝)〜7/22(日) 3日間開催 【上映スケジュール】 初日=7/20(祝・金) 11:20-13:00『リオ40度』1956 RIO,40GRAUS 新しいブラジル映画(シネマ・ノーヴォ)の 先駆的作品 13:40-15:25『乾いた人生』1963 VIDAS SECAS シネマ・ノーヴォの評価を国際的に決定づけた傑作。 15:40-17:18『第三の岸辺』 A TERCEIRA MARGEM DO RIO ブラジル民衆の宗教心の内奥へと踏み込んだ野心作。 第2日=7/21(土) 11:20-13:03『人生の道〜 ミリオナリオとジョゼ・リコ』1981 ESTRADA DA VIDA-MILIONARIO E JOSE RICO 売れないミュージシャンが人気を得ていく夢物語的 ミュージカル映画。 14:00-17:08『監獄の記憶』1984 MEMORIAS DO CARCERE 苦難と矛盾を背負って生きる作家の姿を壮大な スケールで描く。 最終日=7/22(日) 11:20-13:48『奇蹟の家』1977 TENDA DOS MILAGRES 人種にまつわるブラジル人の深層心理に鋭いメスを 入れた衝撃作。 14:30-16:22『オグンのお守り』1975 O AMULETO DE OGUN ドス・サントスの心境地を開いたスピーディな活劇。 全作品日本語字幕付・ポルトガル語・35mmプリント |
映画館ではまず上映されない映画、日本に入ってきていない映画が残念ながらたくさんあります。そうした未知なる映画が、実はとても面白い映画であることが少なく ありません。このような映画と出会っていただくために、碧水ホールでは特集形式による映画の上映を続けています。楽しみながら国際理解の契機となり、異なった価値観の理解に役立つのも映画の良いところです。 7月には「ブラジル映画祭-ネルソン・ペレイラ・ドス・サントス監督特集-」を開催します。水口でブラジルの映画、ポルトガル語の映画が一般公開されるのは初めてのことです。 ブラジル映画の良心とも呼ばれている巨匠ドス・サントス監督の映画は、社会を鋭く見据えたシリアスな映画から、爽快な喜劇まで、実に多様で興味深いものばかりです。お国柄でしょうか、映画に使われている曲も良いので、音楽もおおいに楽しんでいただけることでしょう。 また、10月にはインド映画の特集を予定しています。 ///////////////////// |
2001 碧水ホール 自主企画 ラインアップ 『オーケストラとすごす夏休み』 8月26日(日)夜 メイン・コンサート 8月25日(土)〜26日(日)あなたのピアノ+室内楽ワークショップ この他『サザナミ小さなコンサート・総集編』など予定 8月10日(金)〜12日(日)柏原青少年オーケストラ夏季合宿(スポーツの森・碧水ホール他) 12日(日)午後『交流コンサート』碧水ホールで |
補足 |
すみません。HVS通信42号が2回出てしまいました。最初のは「新世紀は「わたし」の時代だ!」で始まる平成13年1月のもの、2回目のは「探しものは碧水ホール」で始まり、ガルーダの写真がはいっている平成13年4月のものです。二回目のは小さく43号と入っています。印刷までには何度もチェックするのですが、大きなところが盲点となってしまいました。訂正しておわびします。2回目のは43号です。 前号、前々号などをチェックしていると、部屋を整理し始めてついつい古い新聞などに読みふけってしまうあの感じになります。ついでに紙面を振り返ってみると、なかなか毎号頑張ってるなあと自画自賛。 平成12年度は4月の「矢野顕子出前コンサート、きっとあえると思ってた」34号から始まって、最初の42号(平成13年1月)まで9回発行。担当がまとめる毎年の碧水ホール十大ニュースが既に懐かしく、なんだかいとおしいのです。 沢山の人から投稿をいただきます。コンサートを開きますという短い投稿の中に、大変なご努力と思いがこもっていることを知っています。どうぞ、ご自身の活動のパブリシティや、また、文字メディアの作品リリースの場としてお使いください。 また、ホールの自主企画も「広報みなくち」や「お知らせみなくち」など当ホールにとって大変貴重なメディアで確実にお知らせするとともに、この通信で、少し違った角度からお楽しみいただけたらと思っています。 (中村道男・碧水ホール館長) 投稿のご案内とお願い 原稿をお寄せ下さい。締め切りはおおむね毎月の最終火曜日、発行は月初めの予定ですが、不定期です。原稿はフロッピーなどで、テキスト形式で戴けると編集が助かります。e-mail大変結構。編集はHVS側で行います。タイミング、内容その他の理由で掲載出来ない場合があります。評論、感想、随筆、ため口なんでも歓迎します。イラストもOKですが、この印刷環境を考慮して下さい。 クラリスワークス(今ではアップルワークスともいうそうですね)で編集しています。編集に口や手を出してくれる人も求めています。 HVS通信は若干の編集を加えてインターネットホームページに掲出されます。 |
42号!? |
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欽劇『座ぶとん座』公演 8月4日土曜日午後6時30分 会場 碧水ホール 6月10日前売り開始 前売り¥2000 当日¥2500 ![]() すぎばやしいさお ![]() いりやまあきら ![]() まついともひで ![]() すずきしほ ![]() いしだたけし 「お笑い」 ワークショップも 開催 そういう人達から直接噺を聴いて、一緒に何かやってしまおうという時間も準備しています。 この部分の中身はただ今検討中、ご注文があればお早めに碧水ホールまで。 |
子どもからお年寄りまで バリアフリーの笑いをめざす 欽劇『座ぶとん座』はそんな願いをもっています。 スピーディで、ちょっとシニカルな笑いが蔓延している時代だからこそ、こんなタイプの『お笑い』もあってほしいのです。 座ぶとんみたいにあったかい、おなかのそこからわき上がってくる笑いを見せてくれるのは、実力派の役者たち、萩本欽一作の愉快なコントをくりひろげます。 プロフィールなど見てると、結構いろんなテレビや映画に出てるんですが.....この人達を見つけたら碧水ホールまで教えてください。 松井さんは映画「パラサイト・イブ」(平成9年)とか「リングO〜バースディー」(平成12年)に出てました、とかぁ・・ 石田武司さんは藤沢薬品工業ピロエースのコマーシャルに出てました、とかぁ・・ 杉林功さんは平成11年9月のSMAPxSMAPに出た!、とか・・ 鈴樹志保さんは時々、瀬川瑛子の新宿コマ劇場公演に出てる、とか・・ あと、この人が座長なんだけど入山学さんは東京都のゴミ削減キャンペーンビデオに出たことがある。 みんな頑張って仕事してる・・・そう、いわゆるプロなのだ。沢山見にきてください。 |
碧水ホールが奥田一夫さんに出会ったのは1992年3月14日のことである。碧水ホール最初の自主企画『早春に贈る室内楽』コンサートの企画・監修・出演(コントラバス).。 もう一度は1995年のロビーコンサートシリーズで『アンサンブル・クヴェレ』のコントラバスで。その両方が、奥田さんの素晴らしいテクニックと暖かなハートで、まるで聴衆をあやすようなコンサートになった。 なかでも印象が深いのが『夢遊病の女』のテーマによる変奏曲(ボッテシーニだったか)の演奏。ヴァイオリンで言うとチゴイネルワイゼンみたいなアクロバットのようなテクニックを要求される曲で、それをいとも楽しげに演奏してくださった。 チャンスがあってお話を聴かせてもらったことがある。実に音楽を始めたのは高校3年生からで、見事に東京芸術大学へ合格している。周りの学生達がもう素晴らしい演奏技術をもっていたり、音楽的に豊かな環境に育っているのに追いつくのが大変だったという。後進のために何かをしようという思いは、このころの経験以来のものだろう。その思いと長年のご努力が実って、チェロ、コントラバスの国際コンクールが実現しつつある。主催は 財団法人泉佐野市文化振興財団。 敬愛するゲイリー・カーを名誉審査委員長にむかえ、5月12日には同氏による公演、奥田さんによるコントラバス公開レッスンなども開かれる。 このコンクールに世界16カ国から57名の参加者が集まる。ボランティアとして大勢の市民も参加する。おめでとう・・を言いに出かけよう。予選は入場無料だ。 (中村道男・碧水ホール館長) |
●泉の森ホール 平成8年5月オープン 泉佐野市文化振興財団が運営 大阪府泉佐野市市場東1-295-1 問い合わせの電話 0724-69-7101 ●奥田一夫さんのホームページ http://www03.u-page.so-net.ne.jp/fa2/ultrabas/ 新世紀に輝く、 泉の森チェロ・コントラバス フェスティバル2001いよいよ開幕! 5月8日(火)〜13日(日) 泉の森ホール(泉佐野市)で 第一回泉の森国際コンクール 【チェロ部門/コントラバス部門】 5月 8日(火)10:00 チェロ部門 第1次予選 大ホール 10:00 コントラバス部門 第1次予選 小ホール 5月 9日(水)10:00 チェロ部門 第1次予選 大ホール 10:00 コントラバス部門 第1次予選 小ホール 5月10日(木)10:00 チェロ部門 第2次予選 小ホール 5月11日(金) 10:00 コントラバス部門 第2次予選 小ホール 5月12日(土)10:00 コントラバス部門 本選 小ホール 13:30 チェロ部門 本選 小ホール 本選は入場料¥1000、その他は無料 第一回泉の森ジュニア・チェロコンクールが開かれます。 5月5日(土)9:30 小学生の部・中学生の部 5月6日(日)9:30 高校生以上の部 会場 泉の森ホール・小ホール 入場無料 |
久々の 本日のお客様コーナー ![]() |
左から舞踏家の尹明希(ユン・ミョンフィ)さん、丹野賢一さん、ギタリストであり丹野さんの音楽を担当している松本じろさん、丹野さんのマネージャーの松本美波さん、バンド沙弥音(しゃみおん)のマネージャーの山口佳子さんです。 松本じろさんのバンド沙弥音の大阪ライブに、丹野さんがゲスト出演した翌日、みなさんが立ち寄ってくださいました。 今後の予定ですが、尹明希さんはDANCE BOXセレクション4-2に出演。開催日時は5月22日の18:00,20:00、会場は今やダンスのメッカとなりつつある難波トリイホール(TEL06-6211-2506)、前売\2500/当日\2800。丹野賢一さんは5月から9月にかけて全国ツアーに出られます。丹野さんは、今もっとも注目されるパフォーミング・アーティストで、今年始めのNY公演はニューヨークタイムスが絶賛しました。丹野賢一、名前とこの写真、覚えておいてください。 2001.3.29 碧水ホール事務室にて (撮影・文/上村秀裕・碧水ホール学芸員) |