平成8(1996)年度 碧水ホール 企画上映
喜劇映画ルネサンス「笑いの夢工場」〜リュミエールからアメリカ喜劇絶頂期まで〜
□全上映作品リスト
■企画説明
19世紀末、映画が世界で初めて一般公開されたその瞬間から約100年に及ぶ歴史を経た今日まで、絶えることなくつくられ続ける唯一のジャンル「喜劇」。動く絵という映画のプリミティブな衝動を源泉に、見ることですべてを納得させる視覚芸術と大衆娯楽の要素が両立しえた、まさに映画にふさわしいジャンルだといえるでしょう。
当企画上映では、リュミエール兄弟による世界初の喜劇映画から、質、量ともにピークに達したアメリカ喜劇の絶頂期まで、本邦未公開作品を多数含め64作品を厳選しました。言葉や文化の壁を越える、スクリーンに写し出された共通言語とも言うべき映画の豊かさを、おおいに笑って体感していただけることと思います。
なお、最終日の最終回は特別プログラムとして弁士に出演していただきます。日本独自の映像パフォーマーの魅力を今日的解釈で発見していただけることでしょう。また上映のほか、ロビーにて関連資料<映画ポスター、書籍>を展示しています。
■開催日
平成8(1996)年6月22日F〜7月7日@にかけて、F@のみ6日間
■入場料金(前売り当日均一)
1日有効:500円 2日間有効:800円
■主催
水口町教育委員会
■会場・企画・問い合わせ先
碧水ホール
滋賀県甲賀郡水口町水口5671 〒528 TEL.0748-63-2006 FAX.0748-63-0752
■協力
喜劇映画研究会
■上映作品(詳細は別紙のとおり)ならびに特記事項
・全12プログラムで合計64作品(日本劇場未公開作品多数)
・最終日の最終回は特別プログラム<弁士付上映> 出演=MINA
・ロビーにて関連資料<映画ポスター、書籍(原書含む)>を展示
・毎回企画上映時に作成しているテキストに、今回は映画評論家の児玉数夫、大久保賢一、各氏のコラム
が加わる予定です。