[展示枚数]約300枚
[開催日]平成10年9月19日(土)〜9月27日(日)
[入館時間]9:30〜16:30(17:00閉館) 
[休館]9月20日(日)、21日(月)、9月24日(木)
[会場]碧水ホール展示コーナー 
    滋賀県甲賀郡水口町水口5671 〒528-0005 
[入場料]無料    
[主催]水口町教育委員会
[企画・問い合わせ先]
碧水ホール tel.0748-63-2006 fax.0748-63-0752



今回のロックLPジャケット展の模様を写真でご紹介します。
古いデジカメで撮影したので、画像が良くないですがお許しください。
●詳しく見たいという方はこちらをご覧下さい ジャケット展写真集(2003年1月追加)
ジャケット展についての能書きはこちらをご覧ください。
また、各新聞に紹介された記事を以下に紹介しています。
    中日新聞\朝日新聞\京都新聞
さらに展覧会期間中の模様を、碧水ホールの上村学芸員が日誌に綴って
くれていました。ご覧になりたい方はココへどうぞ。

 
 ご覧のようにただ整然とジャケットを並べてあるだけです。写真や絵画の展覧会のように、1枚1枚にタイトルやコメントを付けて1点ずつ展示する方法もあったのですが、あえてそうはしませんでした。ジャケットで埋めつくされた壁といったイメージにしたかったのと、コメントなどでおしきせがましくしたくなかったからです。
 入り口正面右の壁面には有名アーティストや有名なジャケット、及びそのデザインのパロディ作などを集めてみました。 ウォーホルや横尾忠則、ヒプノシスなど、著名なデザイナーたちの作品の発表の場という一面もLPジャケットは持ち合わせていたのです。
 その右側は、ロックを語る上で欠かすことの出来ない、ビートルズ、ストーンズ、ボブ・ディラン、ビーチボーイズなどを集めました。また、その作品へのオマージュともいうべき作品も同時に展示してあります。ビートルズとストーンズのデザイン対比なども出来るようにしてみました。
 ここではエルヴィス・プレスリーなどロックの生誕期の作品、そしてロックのルーツでもあるブルース、ロックに多大な影響を与え、共に成長していったソウル・ミュージックの作品などを集めています。
 突き当たりの左側は、ビートルズ登場以後のブリティッシュロックを集めてみました。マージービート、ブルース・ロック、グラムロック、ハードロックなどなど、どんどんロックは多様化していきました。
 その右側はアメリカン・ロックです。ボブ・ディランの出現から、フォークロック、カントリーロック、シンガーソングライター、フラワーロック、サイケデリックロックなどなど多民族国家アメリカらしい様々なロックが生まれました。アメリカが最も輝いていた時代ではなかったかと思います。
 その向かいです。ロックがどんどん商業化されてきた反動からか、パンクが出現します。その後、簡単にジャンル分けすることのできないニューウェーブが台頭、80年代はまさに多種雑多の時代といえるでしょう。マイナーなパブロック系が多くありますが、個人的趣味ですのでおゆるしください。
 写真合成してます。ちょっとゆがんでいますがお許しを。
 最後の壁はついこの間、LPが世の中にあったまでの作品を集めています。ワム、カルチャークラブ、シンディ・ローパーなどなど、みなさん覚えていますよね。MTVなどの出現で、ジャケットよりビデオクリップが話題になる時代でした。

とまあ、こんな具合です。見に来られた方、ありがとうございました。
来なかったあなたは一生後悔するでしょう。手前みそながら、LPジャケットの良さを再確認出来るとっても素晴しいイベントでした。
最後にやっぱりLPは最高!


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