hekisui Hall voluntary staff original 1995
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H.V.S通信 vol.31 1999年(平成11年)11月
vol.31-11
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「文を書いたそれぞれの理由」または「ステーキ」
ご多聞にもれず、書こうと思うのに書けない。秋になったのだから秋のことをとか、この間のHVS巡業ツァーのことは必須かなとか、思いはいろいろあるけれど、いざ書き出すと、テーマみたいなものからははずれるし、言葉は続かないし、まとまらないし、とにかく書くのがいやになってくる。すぐに今回はパスしようかなと思ってしまう。
でも気をとりなおして、布団の中で何行か書いてみたがやはり続かない。「書く態勢が悪い。やっぱり机にむかい姿勢を正して書かなきゃネ。」と思ったのはいい答えだったが、姿勢、態勢を変えてみても一向に書き進めない。でもパスはくやしい。くやしいから書こう。 あっ、そうなんだ。そうだったんだ、私の場合は。
息子の場合は・・たまたま『ガスト』で食事中に私が「母さんな、家に帰ったらHVS通信の原稿かかなあかんね。」と言うと、「ボクも書くわ。」と言った。私としては(あら、ヴァイオリンの時は「感想文書いてや。」と頼んでも「いやや。」と言ってたのに・・・)また、何で書く気になったんやろとは思ったけれど、ここはそっとしておいて、「そしたら、帰ってから一緒に書こうか。」「うん。」ということになった。家に着いてすぐに、「原稿用紙。」と言われるままに出すと、息子は書きはじめた。
ステーキ
今日、夜外食に行きました。ガストに行きました。お母さんと行きました。ぼくはお子様ステーキをたのみました。ドリンクバーはホットをたのみました。ぼくは母さんにひきたてコーヒーをドリンクバーで入れてきました。母さんは「ありがとう。」と言ってくれました。うれしかったです。ちょっとしてお子様ステーキがきました。そのお肉はやわらかかったです。おいしかったです。サイコーでした。
「これでいい?のるやろか。」
息子は、HVS通信に自分の作文(原稿)をのせてほしいとおもったのです。それで文を書いたのです。その思いはすごくいい思いだと私は感じたのです。
こういうことでもいいのじゃないかなと思っています。
さあ、あなたも書いてみませんか。
(畑山静子・HVS)
vol.31-12
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ペペさんへの手紙
秋風が吹くようになった今日このごろですが、いかがおすごしでしょうか?
先日はFAXペーパー展にファクスをいただきまことに有難うございました。
碧水ホールでは 9月5日に 正倉院御物の復元楽器によるシルクロードの響き 『天平楽府(てんぴょうがふ)コンサート』 というのが開催されました。9月4日 はその準備を兼て 舞台設営、照明、音響等のワークショップが開かれ、私はこれに参加してその 終了後 『FAXペーパー展』に投稿いただいた皆様からの原稿を拝見しました。そのなかに ムーくんの絵があり 非常に嬉しくて HVS(碧水ホールボランティアスタッフ)やホールのスタッフに見てもらいました。
FAXペーパー展は全部で 200ページを越える投稿があり、中にはひとりで3〜4回もFAXしてくれた 方もおられました。北は 秋田県、岩手県 南は九州沖縄から、又、外国からも ロンドン、アメリカはロスアンジェルス他 2通程 カナダからも来ていました。鈴木様にお知らせしたときは FAXでアートが出来るのか? と半信半疑でしたが、ムーくんのように絵を送ってくれたり 、「よんこま」 漫画等 様々な FAXが届いていました。
先ずは 御礼まで。
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『ペペさん』 とは 本名 鈴木 俊夫氏、奥様の由美様と二人で『PEPE&Carmen』という ダンス音楽専門のバンドを結成し、ダンスパーティ等の演奏を主体に、日本全国を股に掛けて現在活躍中です。
CDも、ダンスパーティ用に編集した『Enjoy Dance music』を 第1集〜第5集 まで出版され、他にもダンス音楽講座というCDも出されています。また、ダンス専門月刊誌 「ダンス ビュウ」には、『ペペさんの エンジョイ・ダンスミュージック』というエッセイを連載しておられます。
ムーくんとは、おふたりの一粒種の 6才で、小学校一年生のやんちゃ坊主。CDの第4集で「黒猫のタンゴ」第5集では「だんご三兄弟」でボーカルを担当しています。あっ!名前は鈴木武蔵((むさし)くん。
私が、ペペさんと知り合いになったきっかけは、自分の所属するダンスクラブの創立10周年記念ダンスパーティに出演してもらったことからです。1997年11月のことでした。また、今年の12月 5日には 栗東町民体育館でのダンスパーティで演奏される予定です。ダンスをされない方も、音楽を聴くだけでも値打ちがありますので よかったら会場まで足を運んで下さい。
( 杉本 昌彦・HVS)
FAXペーパー展レポート
インターネット、http://www.jungle.or.jp/hvs/から「碧水ホールのご案内」/「FAXペーパー展レポート」へどうぞ。かなり画像が重たいのでご注意。
vol.31-21
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メールのたのしみ
we've got mail.
コンサートの楽しみの一つに「いろんな人と出会えること」があります。8月の「オーケストラとすごす夏休み」の3つのコンサートとヴァイオリンワークショップに、オーケストラ側のボランティアとして参加してくださった中村雅子さん(柏原市在住)からメールがとどきました。
ほんのさわりだけ、一人でも「もっと読みたい」という人があれは、続きもあります。
Date: Thu, 19 Aug 99 13:13:14 +0900
Subject: 碧水ホール 中村様
2日間、大変お世話になり、本当にありがとうございました。やったことのないことばかりだったので、そちらの皆様には御迷惑をかけていたと思います。わたし自身にとっては、大変なことも多かったけれども、たくさんの貴重な体験をさせていただいたと感謝しております。またこのようなイベントが、行なわれるときには、ぜひおじゃましたいです。つぎにおうかがいするときには、水口の他の施設ものぞいてみたいし......。最後になりましたが、スタッフのみなさまがたにもよろしくお伝えください。
ありがとうございました。 中村(富田) 雅子
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Date: Thu, 19 Aug 1999 22:32:10 +0900
中村(富田) 雅子 様
メールをありがとうございます。
ともあれ、大変楽しい二日間でした。今日も「ヴァイオリンを弾いてみよう」参加者から電話がかかってきて、鈴木先生やスタッフの方にお礼を..とのことでした。
今回の「オーケストラの夏休み」は結果的にいろんなやりかたの実験みたいになって、大変勉強になりました。子どもオーケストラという方向だけでなく、もう少し広く考えたほうが良いように思えてきました。雅子さんのようなフリークを見つけること、何とか転がり始めるような「しくみ」を見つけていくことが私の仕事だと思っています。
鈴木先生にはこれで何度目か、回数は少ないながら10年来のお付き合いを願っています。出会うたびにどうも無理ばかりお願いしているようです。今度もまた、水口のために大変なスケジュールをこなしていただきました。
文化とか芸術とかいうもののために、お金はもちろんですが、ものすごい人数の裏仕事やそれをこなす優秀なスタッフと、なかでもノウハウが必要です。ホールの仕事をしてみて、コンサートの当日になるまでが大変ということが良くわかりました。今度はコーヒーではなくゆっくりお酒乾杯できるようなことになるとうれしいです。
これからもどうぞ碧水ホールの活動にご注目をいただければ幸いです。
なかむらみちお@碧水ホール
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さっそくのお返事ありがとうございます。わかってくださってよかった。
チェンバーのスケジュールのほうの名前は、旧姓だったのをすっかりわすれていて......。鈴木先生とは、随分前大学に入ってviolinを習いに行って以来のおつきあいです。だから、先生の頭のなかでは、いまだに「富田さん」なのだと思います。
わたし自身はコンピューターなんてまったく興味がなかったのですが、主人のお手伝いで自然に.....こうして、お知り合いになれた方とメールのやりとりができるのは、楽しいことです。
先日も少しお話ししたように、柏原には青少年オーケストラがあります。わたしがおじゃましだして12.、3年、できてからだと15.、6年たつと思います。熱心な先生がいらっしゃるのでここまで続いたのでしょう。また、こちらのオケのこともメールでお伝えしますので。
中村 雅子
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お盆休みに続いて、水口におじゃまして.....金曜からやっといつのも生活にもどりました。本職は、小さな製薬会社の管理薬剤師なので、実験の日々です。金曜は鈴木先生のレッスンにいったのですが....練習不足で悲惨な結果に終わりましたけど。
今日は、ひさしぶりに柏原のオケの練習に参加しました。いま、決まっているだけで、11月にオペラのハイライト(去年はカルメン、今年は魔笛をやるようです。)12月にはクリスマスコンサートで第9の1.2.4楽章と小品、来年の3月は、10年くらい続いている「ピアノを学ぶ人のために(柏原在住の子供がオケをバックにピアノを弾く企画..ゲストに今年は松村英臣さんのラプソディーインブルー)」があります。来年の夏には、ドイツに行くらしい。
柏原というところはおもしろいところで、青少年国際交流基金というのがあって、いろいろな子供を含む団体が、海外、国内を問わず遠征しています。柏原のオケもいままで3回海外にいってます。(1990年中国、1993年オーストリア、1997年カナダ)、とお手紙をかいているところに、河本さんからTELが入りまして...1月にも何か企画があるのですか?時間がとれればぜひ、おじゃましたいので、詳細が決まればお知らせくださいね。
なかむら まさこ
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こんにちは。雅子さま
2000年1月28日金曜日に京都チェンバーオーケストラの定期演奏会を水口でやろうかという話しです。地元「聴く会」としてもがんばらなくてはと思っています。 今回の演奏会は評判も良く、「また、やってね」というお言葉もあちこちから聞いています(これがあてにならない)が、そこへ「定期演奏会をそのまま水口でもやりたい」という河本さんからの電話。
柏原市の「ピアノを学ぶ人のための...」は興味深い企画です。水口でも実現したいものの一つ。青少年国際交流基金もうらやましい話し。実は数年前に始まった「水口児童合唱団」が海外遠征を夢のひとつに掲げていました。巖谷小波(この話しは長くなりますのでまた)の青春の地、ベルリンへ。
なかむらみちお@碧水ホール
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それから、やっぱり「雅子様」はやめてください。私などから連想するのもおそれおおいさる超有名な方を思い出しますので。「まさこさん」か、学生時代のニックネームは・・・
なかむら まさこ
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vol.31-31
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企画展/日常にあるアート#2
封筒アート展
3/4(土)〜3/18(土) 3/6,13休館
●皆さんのお便りが作品です。
1998年12月1日から2000年1月31日までの間に碧水ホールに届いた郵便物の封筒を展示します。
展示するのは封筒のみ(窓あきでは窓からみえる部分も)です。出品にあたっては個人情報にご留意ください。
vol.31-32
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碧水ホールロビーライブハウス化計画
1999-2000 3-rd
「サキソフォーンアンサンブルの響き」
出演 「よろずや」&「サキソフォンパラダイス」 相川さとみ他
2000年2月27日(日)午後2 時開演
vol.31-33
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熱心なクラシックファンと
だまって事務のできるボランティア
それと『聴衆』が必要です。
水口で聴く
第14回
京都チェンバーオーケストラ
定期演奏会
●水口をオーケストラの響きの聞こえる町に
日時 2000年1月28日金曜日
午後7時開演 会場 水口町立碧水ホール
主催 水口で京都チェンバーオーケストラ
を聴く会(代表 田代 62-2855)
活動にご協力いただける方を求めています。
vol.31-34
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ブルガリアン
ヴォイス
コンサート
交流会のご案内
コンサート前日に交流会を計画しています。
日時 11月18日(木)
午後7時から(1時間程度)
会場 碧水ホールロビー
参加費 コンサートの前売券を提示のかたは無料(交流会のみ参加\500)
ブルガリアの女性コーラスグループ、ビゼロビ・シスターズを囲んでブルガリアの話しや音楽の話しをします。児童合唱団との合唱の交流も予定。
協力 水口児童合唱団・水口町国際交流協会
ブルガリアの民謡の特徴は、5拍子、7拍子、11拍子などのリズムです。これらは変拍子と呼ばれていますが、これは西洋音楽の観点に立つから「変」なので、ブルガリアでは、昔からこういうリズムで歌ったり踊ったりしてきました。また、和声も、西洋では「不協和音」といわれる音が多く用いられています。しかし私たちの耳にはこの不協であるはずの音が逆に心地よく感じられます。
vol.31-35
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みんなで楽しむ
みなくちクリスマスコンサート
ステキな音楽と楽しい劇で創る
くるみ割り人形
2000年を迎えるクリスマス、
水口が子供達にとって
もっと素敵な町に
なりますように。
日時:1999年12月23日(祝)
午後2時開演(午後1時30分開場)
会場:水口文化芸術会館
入場料 一般\1,000 当日\1,500
高校生以下\500当日\800
みんなでつくっています。●バリトン:釜田 仁 ピアノ:山崎信子(アンサンブル・セレーノ) 演奏:みなくちクリスマスコンサート室内管弦楽団 合唱:水口児童合唱団・みなくちクリスマスコンサート合唱団 指揮:山北 龍 音楽監督:塩沢まり子(アンサンブル・セレーノ) 構成・演出:山北留美 演技指導:佐々木しゅう(アートステージ・プロ) 賛助出演:畠中バレエ教室 協力:トヨタ・ミュージックライブラリー
主催:みなくち
クリスマスコンサート実行委員会
後援:水口町教育委員会
水口町文化協会
チケット:碧水ホール、水口文芸会館、水口町教育委員会、平和堂水口店2Fくらしのサービスセンター、水口中央公民館
お問い合わせ:0748-62-6418(田畑)
vol.31-36
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☆流星予報:今夜は流星の
このダイレクト・メールの到着が間に合わなかったらごめんなさい。11月17日深夜から18日未明に、獅子座流星群の極大予報が出ています。ただし、予報です。去年はずれました。
vol.31-37
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ブルガリアの天空の歌声
ブルガリアン
ヴォイス
コンサート
1999年11月19日金曜日
19:00開演 (18:30開場)
The Bulgarian Voice Concert
-The Bisserov Sisters + Duo Iskra & Quartet Pirin
(7:00pm) Fri,November 19th,1999 at HEKISUI HALL,Minakuchi
Tickets Adv.\1,500 A.T.D\2,000
出演 ビゼロビ・シスターズ
男声デュオ イスクラ
民俗楽器四重奏団 ピリン
前売¥1,500 当日¥2,000
水口町立碧水ホール
前日に出演者との交流会 (このページにご案内)
この三姉妹はブルガリアの人ならだれでも知っている国民的な歌手です。出身地ピリン地方の独特の装飾歌唱法(『こぶし』ですね...)とハーモニーは、世界の宝物です。コンサートは解説付。
大人も子供も、耳でも目でも楽しめるコンサートです。ご家族で、少し早いけどクリスマス・コンサートにどうぞ。また、コーラスや合奏をやっている方は是非皆で聴いてください。合唱、合奏の楽しみが一層深まるでしょう。
vol.31-41
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さらば双子
「うわぁー!あけるな!このカードの中を見ちゃダメだ!」
アメリカに留学に行っている女性の友達に会いました。ずいぶん久しぶりに会ったので話がはずんで、結局徹夜になってしまいました。中学生の頃、彼女と私は「双子」と呼ばれていました。同じ性格、同じ価値観、好きなものも同じ、嫌いな先生も同じ、おまけに同じ誕生日だった私たちは、中学校生活を毎日同じように大騒ぎしながら過ごしていました。そんな二人を先生方もなかば呆れながらみていたようです。
しかしアメリカにかれこれ1年以上住んでいる彼女と、この町に住み続ける私はもはや「双子」ではありませんでした。むしろまったく逆の方向に向かって歩き始めていました。
彼女は昔の頃よりさらに積極的になり、積極的なことが何よりも喜ばれるアメリカで思いっきり自分を発揮していました。彼女の志向は「拡大」と「経験」に向いています。「とにかくどこへでも行ってやろう。とにかくどんどん人に出会って行こう。とにかく何でも経験してやろう」という姿勢が彼女の言葉のはしばしからにじみでています。話す内容もワールドワイドで、レバノンの友達がどうしたの、イタリアのルームメイトがどうしたの、スペインの知り合いをたずねるだの、そのような話が英語と混じってポンポン出てきます。
一方私は昔の頃には考えられないくらいにおとなしくなり、いろいろあった末「これが私の本当の姿です」といえるようになりました。私は「縮小」と「思考」に興味が向いています。私は外に出てワイワイするよりは、自分の部屋の中でいろいろと考えたりギターをひいたりするのが好きになりました。「刺激的でなくてもいい。いっぱいの人に会わなくてもいい。少ない経験をゆっくりと噛みくだきたい」という考えが私の思考の中心にあります。つまり私の考え方や志向は、彼女とは180度逆なのです。話を続けながら私は、「もう双子やないんやな」としみじみ思いました。住んでいる場所や生活環境以上に、ふたりの間に心理的な距離を感じました。
では淋しかったのかというとこれが全然違うのです。むしろめちゃくちゃ楽しかったのです。そしてもちろん彼女とはこれから先もずっと友達やなと思えたのです。彼女は積極的であるがゆえに、閉鎖的な社会(の一部)の中でずいぶん苦労をしてきました。私は閉鎖的な性格であることを自覚しているにも関わらず、積極的な性格を要求される社会(の一部)の中で疲れています。
またこれからの彼女はその行動的な性格ゆえに「考えなし」になってしまう可能性を秘めています。一方私は閉じこもった生活の中から「ひとりよがり」になってしまう可能性を秘めています。方向は全く違いましたが、これまでの二人の時間とこれからの可能性は、完全に平等なものです。
そしてなんとなく思っています。きっと彼女と私は最終的に同じ結論に達するんだろう。彼女は世界を覆い尽くすほどの経験の果てに、私はすみっこのホコリにこだわるほどの考えを巡らせた果てに、きっと彼女と私は同じことを話すような気がします。もちろんそうなる保証はないし、何の結論がでるのかはさっぱりわかりません。でも、何となくそう感じます。これが「双子」ゆえの直感なのでしょうかね。
だから別れるとき、彼女に「とことん行け。どこまでも行け」と言いました。「わしは小さな世界で細かく生きる。でも応援は必ずする」と言いました。彼女は「どこへでも行ってやる!」と言って笑いました。
最近アメリカのグリーティング・カードに興味を持っているので、さっそく彼女にカードを送りました。ひとつは表紙に「うわぁー!あけるな!このカードの中を見ちゃダメだ!」と書いています。そしてその忠告にも関わらず表紙をあけると、そこには「全く!あれだけ書いても君は中を見ると思ったんだ。君はそういう奴なんだ。でもまあそういうところが俺は気にいったんだがね」と書いているカードです。もう一つは誕生日お祝いカードで、中に10セント(日本で言うと10円玉)を張る場所があって、その下に「ほら、この10セントで君の誕生日を祝ってくれる誰かに電話しな」と書いています。さらにめくると「なぁにー?それじゃ足りない?しょーがない、俺が祝ってやるよ」と書いているものです。
どちらもおもしろくって、少し泣けます。返事はきっと数カ月後やってくるでしょう。一時は5年以上連絡を取り合わなかった関係。最近ではこの関係を「大切にする」気がないというのがまたいいと思っています。こんどの連絡まで、さらば「元双子」。
(井上陽平・HVS)
vol.31-42
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碧水ホールロビーライブハウス化計画
1999-2000
2-nd
コンサート「水の上」
企画・出演 グループ「水の上」
森定道広、みずほ他
平成11年12月16日(木)7:30pm開演
碧水ホールロビーで 前売\800 当日\1000
問い合わせ TEL 0748-82-3360
みずほ
1998年に森定道広、みずほのオリジナル曲によるバンド「水の上」を結成。主に大阪、奈良、名古屋などのライブハウスで活躍中。メンバーのミュージシャン達も個人で国内、海外で活躍。質の良い音楽のできる人達です。
メンバー みずほ(ボーカル・ギター)、市川聡(ギター)、はるか(チューバ)、森定道広(コントラバス)、橋本達哉(ドラムス)、田中良太(パーカッション)
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