H.V.S通信 vol.53 2002年(平成14年)7月
碧水ホールが原將人監督のライブ上映を開くのは、1997年の『ロード・ムービー家の夏』、1999年の『豊饒のバッハ』に続いて3回目。監督自身が会場で映写し、演奏し、観客に語りかけるライブ上映。未見の方はぜひ一度ご覧ください。 なお、チラシにサウンド・コラボレーションとしてクレジットされていたE-da(パーカッション)、ヨシタケ(ギター)、立山大(キーボード)の3名は7月のテアトル新宿上映のみの出演で、碧水ホールでは、原將人監督(キーボード、ボーカル)MAORI(ボーカル)の2名の出演となります。これは同作品が今年の第1回フランクフルト国際映画祭で観客賞を受賞したバージョンと同じです。 『MI・TA・RI !』ポスターも販売します 映画『MITARI !』のポスターが、今もっとも注目されている現代美術家の奈良義智さんのイラストであることから、かなりの人気で、「販売するのですか?」とのお電話をたびたびいただいています 。ということで、数は少ないですが、開催当日にポスターを販売します。雨にぬれないように傘袋に包んでお持ち帰りいただけるようにご用意しております。 原將人監督のオフィシャルURL http://web.kyoto-inet.or.jp/people/hara-mov/ (上村秀裕・碧水ホール学芸員) |
原將人監督 最新作 監督自らによる生演奏、生台詞付き上映 第1回フランクフルト国際映画祭観客賞受賞作品 『MI・TA・RI !』 ライブ上映 いよいよ碧水ホール上映 2002年(平成14年)7月20日(土・祝) 16:00開場 16:30開演・会場 碧水ホール 前売1000円 当日1200円
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vol.53-12
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ウィーンフィルのメンバーによる
室内楽のコンサートが
甲南町で
あの小澤征爾も2002年のニューイヤーコンサートでタクトを振ったウィーンフィル。 世界最高のオーケストラの一つウィーンフィル。そのウィーンフィルのメンバーによる室内楽のコンサートが甲南町のホール、忍の里(しのびのさと)プララにて催されます。 曲目 J.シュトラウス:ワルツ『南国のバラ』 A.ドヴォルザーク:ピアノ四重奏曲 変ホ長調 Op.87 F.シューベルト: ピアノ 五重奏曲 イ長調『ます』Op.114 D.667 演奏家 ヴァイオリン:ペーターヴェヘター (ウィーンフィル第二ヴァイオリン首席奏者) コントラバス:ミラン サガート (ウィーンフィルコントラバストップ奏者) ヴィオラ:ペーターペヒャ (ウィーンフィルヴィオラトップ奏者) チェロ:ヴェルナーレーゼル (ウィーンフィルチェロ奏者) ピアノ:ヒロコ サガート (ウィーン在住ピアニスト) 前売り大人3500円、高校生以下3000円 当日大人4000円高校生以下3500円 大変安価で楽しんでいただけます。 主催 :ウィーンの室内楽を忍の里で聴く会 問合せ:レストランじゃがいもTEL 0748-67-0955 忍の里プララTEL0748-86-1046 ホームページあります。 http://www1.neweb.ne.jp/wa/imoryori/index.htm ******** イヤーしかし、このコンサートが開催されることが決まって以来、私の頭の中には仕事中にも関わらず『ます』のメロディーが繰り返し流れてきます。私は甲南の住人ですが、敢えて言います。イングランドに津名。カメルーンに中津江。甲南にウィーン。信じられない組み合わせですな。ところが 10月28日現実のものとなります。クラシックミュージックがお好きでない方には、これの意味するところは理解しがたいかもしれませんが、これは日本でワールドカップが開かれるに等しい出来事です。 日頃サッカーに興味のない方も、あの世界最高のプレーを見れば『すばらしい!!!』と思わずにいられません。それと同じように優れた音楽は初めて聴く方にも感動を与えてくれるはずです。公演会場となるプララは田園風景の中にある2000年に完成した最大500席ほどの中規模のホール。ステージから離れた席でもわりと近くに演奏家が感じられます。 室内楽を聴くには、最適の環境といえます。 こんな機会は滅多にありません。 クラシックに興味のある方も無い方も一度聴いてみる価値ありです。 で、なぜ『食堂の親父と、ウィーン』なのか????数々の謎を残しつつ、続きは次号HVS 通信を待て!!!(続きがあるのか?) (投稿:吉村一「じゃがいも」のマスター) |
![]() 室内楽のコンサートが 甲南町で
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