![]() HVS通信 vol.65 2003年(平成15年)11月 |
「銀幕の湖国」の価値(岸田幸治)...1 レポート■ロビーライブ二本立て( Satsuki /HVS )...2 |
レポート■ロビーライブ2本立て■Satsuki /HVS 第5期碧水ホールロビーライブハウス化計画 |
11月、12月の碧水ホール ■11/18-23(火-日)9:30開場 甲賀郡書展 【主催】甲賀郡書道協会 ■11/25-28(火-金)9:30開場 水墨画展(展示コーナーで) 【主催】玉仙水墨画愛好会 ■11/29-30(土-日) 湖国ゆかりの映画選 入場料1回500円 フリーパス前売2000円、当日2500円 (フリーパスのみチケットぴあでも取扱Pコード472-168 全国のセブンイレブン、ファミリーマートで発券) 29(土)11:30 雨月物語 1953 13:30 反逆児 1961 15:40 幻の湖 1982 30(日)11:30 祇園祭 1968 14:40 冒険大活劇 黄金の盗賊 1966 16:30 彌次喜多道中記1938 【主催】 水口町教育委員会 碧水ホール ■12/13(土)13:00-15:00 あなたのピアノ+室内楽ワークショップ(第1日) 前売・当日共\1000 ■12/20(土)12:00-14:00 あなたのピアノ+室内楽ワークショップ(第2日) ■12/20(土)18:30開演 クリスマスコンサート 鈴木博詞指揮・京都チェンバーオーケストラ ヴァイオリン 幸田聡子 他 前売り2000円 当日 2500円 (前売はチケットぴあでも取扱Pコード159-172 全国のセブンイレブン、ファミリーマートで発券) ■12/27(土)10:00-18:00 「一日中ガムラン」 ジャワガムランの練習会です。一般の参加、見学もできます。このあと忘年会へなだれ込み。参加ご希望の方はあらかじめ連絡を。 【連絡先】電話0748-63-2006碧水ホール中村 【企画】ティルト・クンチョノ ■12/14(土)14:00開演 みんなで楽しむ 2003みなくちファミリーコンサートNo9 『不思議の国のアリス』 前売1000円当日1500円・高校生以下500円/800円 【会場】水口文化芸術会館 【主催】同実行委員会 |
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■10/12(日)15:00開演 73才北川喜朗"ファンキー爺ちゃん"の叫び ~唄と音楽とおしゃべりと~ 何!73才ではじめてライブコンサートをやるって?誰よりも本人が一番驚いてるんだ。 前売\1000 当日\1200 ドリンク有り 【企画】ノースリバー社 日曜日の午後、73歳でファーストライブの北川さんのライブが、碧水ホールロビーでありました。失礼ですが、実は、73歳でライブってなにするんだぁ?って言うのが、はじまるまでの印象。でも、それは見事にぶちのめされたのでした。 高めの年齢層のお客サン。和やかにスタートしました。1曲目が終わると北川さんが花婿のようなタキシード姿で登場。それまでボヤーと見ていた私は、その姿にびっくりし、この人本気だ!!ってふと思いました。本気だっと言うのは、聞きにきているお客サンをお客サンとして敬い、自分はお客サンを楽しませようというプロの気持ちが本気だなーと思ったのです。そしてそこから私も本気でお客になりました。曲は、ご自身の単身赴任時の歌や鷺の歌など。今まで聞いたことの無いような曲にびっくりし、自分の気持ちを素直に歌った歌詞にただ感動したのでした。 歌詞カードが、配られていたので、お客サンは歌詞に釘付けだったけど、歌いながら身振りしたりしている北川さんは、カワイかったです。MCは、自分の今までの人生をお話しながら。決して上手なお話ではないけど、大げさな話でもなく、とてもさわやかな印象。 休憩を挟んで後半がスタートしたら、なんと衣装チェンジ!!山登りにでも行きそうな格好でお客を楽しませることを決して忘れない北川さんで した。フィナーレで、照れながら奥様を舞台から呼ばれ、奥様と握手。そして奥様が一言ご挨拶。「皆さん、本日はありがとうございました。実は、初めて最初から最後まで聞きました。(笑)」そこまでくるとなんだかこのライブの間に北川さんの今までの人生を見てきたような気分になり、なんだか胸がいっぱいになりました。よかったなぁ…とぼんやり考えながら、秋の夜、帰路についたのでした。 |
■10/31(金)19:00開演 田中貴志ピアノ・ソロ 前売・当日共\1000 1972年北海道帯広市生まれ。幼少よりクラシックピアノを学ぶ。高校卒業後、キース・ジャレットに衝撃を受け、ジャズ・ピアノに転向。2002年ファーストCD「ノースランド」発表。 【企画】evoke Music office http://www.pianoman.jp もう1本。仕事終わって、金曜の晩、田中貴志さんのピアノライブがありました。全然前知識がなく、私が着いたときには演奏が始まっていて、ひたすら田中さんのピアノの演奏を聞いていました。ある瞬間から、ピアノの音しか聞いていないのに、初めて会った田中さんなのに、気持ちが伝わるというか、田中さんを深く知るというか、不思議な感覚を感じました。 例えば、『アフリカーナ』をいう曲では、アフリカの広々としたサバンナとかより田中さんの中の野性味みたいなモノを感じる曲だなと思ったら、演奏の後の解説でそういう風に説明されていたり。どの曲もいつも心の中で鳴っている音楽のような気がするなぁとか思っていたら、水滴が水面に落ちると波紋が広がるように、心の中に現われる色んなことで起こるその波紋を拾って音楽にしています…とか話されたり。話さなくても音だけで伝わることがあるんだな、と不思議に思いました。その音から感じた田中さんの印象はイイ人、と思っていたら他の聞いていた人もイイ人やなと言ってたので、私と同じ風に感じて いたのかもしれません。 お客さんは少なかったけど、一人一人に、確実に深く『田中貴志』は、伝わったはずです。 (Satsuki /HVS) |
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■幸田聡子ヴァイオリンコンサートは2004年3月18日木曜日午後7時開演! 同封のクリスマスコンサートのご案内で3月20日(土・祝)とお知らせしていますが、3月18日に変更となりました。詳しいご案内は新年のDMに同封の予定です。 ■ティルト クンチョノはじめての演奏会ではルー・ハリソン「ダブルコンチェルト」他の演奏を計画しています。ヴァイオリン立花礼子さん、チェロ野田祐子さん。 「奄美島唄ライブ」の折り込みチラシでヴァイオリン鈴木博詞さん他とお知らせしましたが都合で変更しました。 |