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H.V.S通信 vol.78  2005年(平成17年)9月 home




HVS通信 vol.78
2005年(平成17年)9月


編集・発行
碧水ホールボランティアスタッフ
   滋賀県甲賀市水口町水口5671
郵便番号 528-0005
電話 0748-63-2006
ファックス 0748-63-0752
e-mail michio@jungle.or.jp
ホームページ http://www.jungle.or.jp/hvs/
碧水ホールの公式ホームページ
http://www.city.koka.shiga.jp/hekisuihall/


わたしもややそう思う(hvs/minami)...1
サザナミ小さなコンサート(サザナミ記念アンサンブル)....1
三日月孝サクソフォーンコンサート...1
井上隆平ヴァイオリン独奏会...1
小坂忠ゴスペルコンサート...1
大池寺でジョン海山ネプチューン福原左和子・・...1
ライブのお知らせ「we gonna」....1
カモン、悲しみ(井上陽平:HVS).....2
甲賀映画祭(甲賀シネマパーティー)...2




サザナミ小さなコンサート

 サザナミ記念アンサンブルの練習日に開かれる20分ほどのコンサートです。
ヴァイオリン 鈴木博詞 
ピアノ 宮澤和代
2005.9/29木(33回)午後7時から
モーツァルト ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ト長調 Kv301
ヴィニアフスキー ロマンス
エリオット 愛の歌
 ¥500(当日受付で)
会場:碧水ホール・客席も舞台上)
以降の予定:10/13木(34回)、11/17木(35回)、12/22木(36回)
  主催サザナミ記念アンサンブル


三日月孝
サクソフォーンコンサート

名古屋芸術大学講師
三日月孝と仲間たちによる
アコースティックコンサート
共演:水口高校吹奏楽部サクソフォーンパート
2005年10月16日(日)午後2時30分開演
入場料1000円(高校生以下無料)
会場:碧水ホールロビー
お問い合せ052-916-5549(三日月)










 「夏の終わりはもの悲しい。」と人は言う。私もややそう思う。夏は音もにおいも色も光も賑やかで、八月の終わりとか九月初めは祭りのあとみたいな感じなのだろう。日が暮れるのがだんだん早くなることだけでも私は夜の帝王というわけではないので充分寂しい。しかしそんな時期も、空を見上げるとそうでもない。この季節、雄々しくてトランペットの音色みたいな夏の入道雲と、流れるようにさわやかでクラリネットの音色みたいな浮雲が大空に共存してたりする。くっきりと伸びる飛行機雲もいいけれど、ほわんとひろがった飛行機雲もなかなか。鰯雲みたいな模様は好きやないけど空に広がる鰯雲は秋の迫力。ほうらあなたも石原良純気分。季節の移り変わりを目の当たりにしてもう気分は高揚する。耳の奥に残っていた盆踊りの余韻はいつのまにか運動会の曲「クシコスポスト」に代わる。そうやって人の心は移り変わっていくのでしょうねえ。あなたは秋準備 OKですか?
 (hvs/minami)


碧水ホールで
井上隆平
ヴァイオリン
独奏会


 神戸室内楽副首席がバッハとイザイを独奏。
2005年10月8日(土)
開演:午後4時(開場:3時30分)
・未就学児は入場できません。
前売 1500円 当日2000円
チケットは碧水ホール窓口、またはサザナミ記念アンサンブルのメンバーから。
主催:サザナミ記念アンサンブル
協力・連絡先:碧水ホール 63-2006





大池寺で
ジョン海山ネプチューン(尺八)
福原左和子(箏)
十七夜コンサート

2005年10月20日(木)

午後7時30分開演・コンサート一時間前くらいから大池寺が拝観出来ます。
前売り 3000円(拝観料含む)
(残席が有る場合、当日も3000円:会場受付で)
定員 80名程度
チケットは碧水ホール窓口で近日発売
(発売前の予約承ります。)
ナビゲート 田代慎山
 主催 サザナミ記念アンサンブル


掲示板から・・ライブのお知らせ
  投稿者: GONNA 投稿日: 9月21日(水)20時22分10秒

突然の書き込み、失礼致します。
名古屋を拠点に活動しておりますGONNA(ガナ)と申します。
プロのパーカッションチームで、主に和太鼓とマリンバを使った演奏をしております。
碧水ホールホールでのライブのお知らせをさせて下さい。今回は、N.J.シフコビッチの「LAMENTO E DANZA BARBARA」も演奏いたします。

「we gonna」
     
10/23(日)碧水ホール
[開場]16:30 [開演]17:00 
[全席自由]3000円
また、10/1土11:00,15:00,17:00、
10/5水13:00,1500には西友水口店にて20分程度の演奏を行います。

こちらは無料となっておりますので、お近くの方は是非ご覧下さい。
貴重なスペースをありがとうございました。
もし、投稿が不適切であれば削除をお願い致します。では、失礼致します。
http://www5f.biglobe.ne.jp/~wadaikogonna/
お問い合せ:和太鼓GONNA 052-506-8955
・・・・・
 掲示板「水口かきたまご」からの情報です。勝手に転載、不都合であればごめんなさい。
(michio:編集)



ゴスペルコンサート
小坂忠&ユニット
2005年11月3日(祝・木)

甲賀市碧水ホールで
開場13:00 開演13:30 コンサート14:00
コンサート後、30周年記念祝賀ロビータイム
一般 1500円(小学生無料、中学、高校生1000円)
主催:水口キリスト福音教会30周年記念祝会
お問い合せ 0748-62-5933、090-4647-3707(オリカイネン)

小坂忠 Chu Kosaka
東京生まれ。68年、「フローラル」のヴォーカリストとして日本コロムビアよりデビュー。その後、細野春臣、松本隆らと「エイプリル・フール」を結成。解散後ロックミュージカル「HAIR」に出演するなど、70年代ポップスの基礎を築く。71年『ありがとう』をリリース、75年のアルバム『HORO』は現在のR&B、Jソウルのバイブル的名盤であり、多くのミュージシャンに影響を与えた。
http://www.chu-kosaka.com

その他の出演:西海孝(Ag)西込加久見(Bass)浜口茂外也(Perc)

(主催者によるお知らせからの情報です。)




 友達のアメリカ人は私より日本に詳しくずっと日本の情報に敏感だ。先日仲間内でDVDを持ち寄って鑑賞会をした時、彼が持ってきたのは日本の映画『誰も知らない』だった。私はCCRの海賊ライブビデオだったというのに。
 「これ見た?すごいよ。これ。絶対見るべきだよ」と、彼はさかんに見ることをすすめた。でも子ども達が置いてけぼりをくらい、食料が尽き、結局一人が死んでしまうという話だと聞いていた私は、どうしても見る気になれなかった。そのあらすじを聞いただけでもう哀しくていたたまれなくなってしまう。
 年を取って人の親になると、子どもネタには滅法弱くなったんだよ、と説明すると、彼はこう言った。「違うよ。哀しい話じゃないんだよ。そういう状況になっても失われない人間の美しさに感動するんだよ」
 ハッとした。あぁそうかぁ、と思った。私はこの映画に対して「子どもを置いてけぼりにする親の無責任」や「悲惨な状況を生んだ大人社会」を見てしまっていた。そこで思考がストップして勝手に怒り、悲しんでるだけだった。この映画からは「絶望」しか感じられないと思い、とった行動は「見ない」、つまり「目や耳を塞ぐ」ということだった。哀しみを理由に自分で自分の感性を停止させていたのだ。
 しかし彼はもちろん哀しみつつも、その先に見える「悲惨な状況下でも助け合い、互いを信じ、全力で乗り切ろうとする子どもたちの気高さ」を見ていた。この映画を大きな「希望」としてとらえていたのだ。絶望の中に消えない希望がある。だから絶望の先に目を向けよう、という感性を彼は今も持ち続けているということだ。
 この差は大きい。このままでは自分は世の中の様々なことに目を背けてしまうようになる。世界に起こる飢餓、戦争という問題から自分の置かれた状況まで、哀しいから目を塞ぐようになる。そこに希望を見いだそうともせずに、ただただ哀しむだけになってしまう。で、結果、行動としては「何もしていない」ということになる。これを「腐った人間」と言わずに何という。子どもの頃からずっと「どうせ何も変わらない」と言う人に怒りを感じていた自分は、知らず知らずのうちにその仲間入りを果たしていた。あきらめという入り口ではなく、哀しみという入り口から入ったからそのことに気づかなかったのだ。
 「自分の感受性くらい自分で守れ、ばかものよ」と言ったのは茨木のり子さんだったか。そうだそうだ、と思っていた当時中学生の自分は、現在、多分大半の同年齢の人より多くのCDや本、ビデオなどに囲まれながら、無意識のうちに「哀しみ」から前に進めずに「ばかもの」になっていた。さぁ見よう。さぁ聞くぞ。哀しい話。哀しい歌。でも『誰も知らない』、予告編だけで哀しすぎて...。 
    (HVS /井上陽平)


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甲賀映画祭

11月23日(祝・水)
〜27日(日)
会場  碧水ホール
    滋賀県立水口文化芸術会館
    水口アレックスシネマ
上映作品・ゲスト
 アジア、日本の劇映画、ドキュメンタリー、自主制作などジャンルを問わず、24作品を5日間、3会場で上映
文化庁優秀映画シリーズなど懐かしの名画も併せて上映します。

2005.9.4「シネパ」ニュース

いきなりですが・・・
速報!安藤希 独占インタビューレポート
 夏真っ盛りの8月の某日、第1回甲賀映画祭のゲストに決定した女優の安藤希さんの独占インタビューが行われました。会見した場所は大阪。広島にて新作映画の撮影中だった希さんでしたが、オフの合間をぬって実現した会見でした。取材してくれたのは甲賀映画祭キッズ・スタッフのSAKURAちゃん。(彼女は映画祭の


安藤希さんと、甲賀映画祭キッズ・スタッフのSAKURAちゃん

プロモーションビデオにも出演している甲賀シネマパーティーの最年少スタッフであります)
 安藤希さんは「ガメラ3 邪神<イリス>覚醒」(1999/金子修介監督)で鮮烈な映画デビューを飾り、続く映画出演第2作「さくや妖怪伝」(2000/原口智生監督)で堂々たる主演を飾った方です。甲賀映画祭では、その「さくや妖怪伝」他、同じく原口監督作にヒロインとして出演した「跋扈妖怪伝 牙吉」の2本の上映が決定しています。なお、これら2作を監督した原口智生監督の映画祭のゲスト来場も決定しております。
 今年の希さんは、主演作「ラマン」(2005/廣木隆一監督)

を皮切りに、「猿飛佐助 〜闇の軍団II」(2005/宮坂武志監督)、「タッチ」(2005/犬童一心監督)、「せかいのおわり」(2005/風間詩織監督)、そして深田恭子さんと共演する2006年正月公開の作品「天使」、などの映画作品の出演が目白押しで、かつてのスーパーアイドルぶりを吹き飛ばすがごとく、女優としての顔が本格化してきており、ますます今後の活躍が期待されますね。
 なお、今回行われたインタビューの模様は映画祭の公式パンフレットに掲載します。
 お楽しみに!
 (東力/シネパ)


●ご案内のリーフレットが出来ました。
●シネパ(実行委員)募集中

事務局:碧水ホール info@cinepa.jp


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甲賀映画祭(甲賀シネマパーティー)...2


 原稿をお寄せください。自分の活動やイベントの紹介も可。
 HVS通信はためぐち感覚、投稿はファックス、E-メール、チラシ裏の手書きやフロッピーを郵送、どれでも結構です。
 若干の編集を加えてインターネットホームページにも掲出されます。


2005年9月26日から