
『キートンの電気館』
The Electric House (1922)
出演:バスター・キートン、ジョー・ロバーツ、ヴァージニア・フォックス、マイラ・キートン
監督・脚本:バスター・キートン、エディ・クライン
製作:ジョセフ・M.スケンク、バスター・キートン・プロダクション作品、アソシエイティド・ファーストナショナル配給
上映時間20分 公開1922.10. 日本劇場未公開
【あらすじ】
今日は州立大学の卒業式。植物学の博士号を得たバスターだったが、ちょっとしたアクシデントにより、電気工学の学位取得を証明する卒業証書を手にしていた。そのおかげで、新しもの好きの大金持ちに、大邸宅の電気技師として雇われることになる。主人たちが休暇の間に邸宅を電気仕掛けに大改造。その結果は主人も満足、何でも自動でやってくれると大好評。それも束の間、雇ってもらえず悔しい思いをした本物の電気工学士が、復讐のためにその館に忍び込むのであった。
【かいせつ】
前年に製作開始となったが、撮影中のケガで改めて撮り直されたという作品。アクロバティックが認められないのはそれ故か残念…。キートン個人のギミック趣味が多く見られる。ただし現代の科学水準では少々幼児的な映画かもしれない。
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