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H.V.S通信 vol.51 2002年(平成14年)4月



vol.51-11
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小さなコンサート・総集編
 
 
碧水ホール
小さなコンサート・総集編
天体観望会付き!

4月27日土曜日午後7時から
碧水ホール
チケット 一般券1000円(前売り・当日とも)
     ペア券1200円(前売りのみ)

プログラム
モーツァルト ソナタkt301
シュニトケ 古いスタイルによる組曲

パガニーニ カンタービレ
ヴィニアフスキー ロマンス
サラサーテ アンダルシアのロマンス
ドボルザーク ソナチネop100

ヴァイオリン 鈴木博詞 (京都チェンバーオーケストラ指揮者・音楽監督)
ピアノ 安田由紀
主催 サザナミ記念アンサンブル「小さなコンサート総集編」ユニット
http://www.jungle.or.jp/sazanami


プロフィール
鈴木博詞●ヴァイオリン
 京都市立芸術大学卒業後、京都市交響楽団でヴァイオリン奏者として入団。1993年京都チェンバー・オーケストラを設立。1998年4月スロバキア・ブラチスラヴァのカペラ・イストロポリターナ・オーケストラを、同年9月スロバキア国立オペラハウス室内オーケストラを客演指揮する。
 現在、京都チェンバーオーケストラの指揮者・音楽監督。神戸市室内合奏団団員。

 サザナミ記念アンサンブルでは、毎月「小さなコンサート」を開いています。練習の合間に開かれる20分ほどのミニコンサートです。演奏者も間近に、アットホームな、しかし本格的なコンサートです。3月28日木曜日に開かれたのは第17回。ヴァイオリンに豊田裕子さん(京都チェンバーオーケストラ)、ピアノに吉田泉さんを迎えて、シューベルト:ソナチネNo3を聴きました。
 4月にはその「総集編」が計画されています。せっかくですから土曜日にということになりました。どうぞご来場ください。
 また、みなくち子どもの森自然館のご協力で、コンサート終了後、オプションで「天体観望会」が開かれることになりました。  どうぞご来場ください。
(文/ナカムラミチオ サザナミ記念アンサンブル事務方)

天体観望会
 
 コンサート終了後、午後8時30分頃から、碧水ホール前で天体観望会を開きます。
 
 雨、曇りの場合は中止します。観望会のみの参加もOK。無料。春とはいえ夜は寒くなりますのでご注意。
 小西学芸員の解説もあります。この日はあいにくの満月、月を観察するにも明るすぎて「天体観望」にはもっともふさわしくない日だそうです。
 でも、コンサートを聴いたあと、解説付きで星を眺めるなどはちょっとロマンチック。

ナビゲート 
 小西省吾学芸員(みなくち子どもの森自然館)
子どもの森自然館 電話0748−62−6712

vol.51-12
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鹿深路(甲賀郡)をゆく東海道
 

  江戸日本橋を起点とする東海道は、城下町小田原を経て、天下の険とうたわれた箱根峠を越えて、遠江・三河・尾張の諸国を通り、伊勢路を南下して亀山に向かい、そこから西進し、関・坂下宿を経て、箱根と並び称される急坂の鈴鹿峠を越えて近江路に入った。関東とは箱根峠以東、関西とは鈴鹿峠以西を指す言葉である。
近江路に入った東海道はあいの土山(田村神社付近で立場(たてば)と言われた休憩所のあった所)を経て土山宿に入る。
 鈴鹿馬子唄「坂は照る照る鈴鹿は曇るあいの土山雨が降る」は西からの雨雲が峠で遮られた状況を唄ったものである。
 鈴鹿山脈に源を発する野洲川は城下町水口で油日岳付近に源を発する杣川(そまがわ)を合わせ、三雲・石部を経て守山に向かい、琵琶湖に注ぐ。
 東海道は水口で北岸から南岸に渡るが幕府の政策で架橋は許されず、歩いて渡った。「箱根八里は馬で越すが越すにこされぬ大井川」と言われた大井川の渡しと同様、増水時には川止めとなったが、横田の渡しを示す大型の常夜燈が残っている。
 石部町は、「京発ち石部泊り」と言われたように、早朝京を出発した旅人の多くは石部に泊まった。融通の利かない人のことを石部金吉と言うが、これは石部宿付近にあった鉱石採掘場の金山(かなやま)の人に由来するらしいが、他にも諸説があるようだ。
 手原には徳川家康が道中腹痛を治して評判をとった薬を売る和中散本舗がある。
 東海道は草津で中山道と合流して左折し、53番目の宿場大津に向かう。
 東京と神戸間に計画された旧東海道本線は、箱根山地を御殿場まで北上迂回し、また鈴鹿山脈を関ヶ原付近まで北上迂回して滋賀県に入り、明治22年に開通した。草津線の前身は、当時、草津四日市間を鈴鹿山脈の南端布引山地に加太(かぶと)トンネルを掘削して明治23年に開通した日本最古の私鉄関西(かんぜい)鉄道であり、加太トンネル(928メートル)は当時全国最長であった。


鹿深路(甲賀郡)をゆく東海道


関東とは箱根峠以東、
関西とは鈴鹿峠以西を指す言葉である。
(投稿・森井俊三 概念図も)



vol.51-13
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ガムランワークショップ参加者募集


内容 ジャワのガムランの演奏体験+ジャワ舞踊による身体表現(あわせて2時間程度のワークショップです。)
日時 6月23日 日曜日
    A組 午前10時からB組 午後2時から
     A、B組とも同じ内容です。
会場 碧水ホール練習室
定員 各組20名
指導 中川真(大阪市立大学教授)
   マルガサリのメンバー
参加費 1000円
参加資格  ガムランに興味のある人、小学生4年生くらいから大人まで楽しめます。
(小学生は会場まで保護者同伴のこと)
申し込み方法 郵送、はがき、ファックス、e-メールなどで次の内容を碧水ホールへお知らせください。
 碧水ホール窓口でも受け付けます。

  住所 氏名 性別 年齢
  郵便番号  電話番号
  ファックス番号 e-メールアドレス
  A組かB組か
碧水ホール 〒528-0005 水口町水口5671
電話0748-63-2006 ファックス63-0752
e-メール hekisuih@town.minakuchi.shiga.jp
締め切り 5月末日到着分まで。
 定員を超える場合は抽選となります。
 ワークショップ当日は「学びの体験広場」が開催されています。合わせてお楽しみください。ワークショップは公開です。

●碧水ホールでは、ガムランの演奏を楽しみながら新しい音楽の地平を探るグループをスタートさせたいと思っています。参加を希望される方は連絡先の他、運営上のご希望、ご意見、アイデアなどお知らせください。ボランティアとして運営をやってみたいという方も歓迎します。("目次ページにガムランのミニ解説)

ガムランワークショップ
参加者募集




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