『キートンの探偵学入門』

Sherlock, Jr. (1924)

出演：バスター・キートン、キャサリン・マクガイア
監督：バスター・キートン、（ロスコー・アーバックル）
脚本：ロスコー・アーバックル、クライド・ブラックマン、ジョセフ・A.ミッチェル、ジーン・C.ハヴェッツ
製作：ジョセフ・M.スケンク、バスター・キートン・プロダクションズ＝メトロ作品　　　上映時間50分　公開日1924.4.22

【かいせつ】
日本公開時には『忍者キートン』とされていた。キートンの自由奔放な演出とギャグを知る上で、最良のテクストとなる長編。現代の様な特殊効果用機材（オプチカル・プリンター）がない時代に考えうる限りの、すべての写真化学と機材特性を駆使したクライマックスは今日の鑑賞でもかなり戦慄！1990年にアメリカの映画史家サミュエル・ジルが調査して明らかになったことでは、本作品の脚本と監督を、キートンの映画の師であるロスコー・アーバックルが行っていたという。

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