
『キートンの 囚人13号』
Convict 13 (1920 )
出演:バスター・キートン、シビル・シーリー、ジョー・ロバーツ、エディ・クライン
監督・脚本:バスター・キートン、エディ・クライン
製作:ジョセフ・M.スケンク、コミックフィルム作品 、メトロピクチャーズ配給
上映時間17分 公開日1920.10.27
【あらすじ】
ゴルフ場でも珍プレー続出のバスターは、打ったボールが茶店の壁に当たり、自分の頭に跳ね返ってきたために気絶してしまう。そこに現れた脱獄囚13号、自分の囚人服とバスターの服を取替えて、まんまとずらかった。意識を取り戻したバスターは、自分が囚人服を着ていることに気がつかないままプレイを続けようとするが、脱獄囚13号を追ってきた刑務所の看守たちに取り囲まれて、ようやく気づき、これはマズい、と逃げ出す。何とか看守たちを巻いて、安全な場所にたどり着いたな、とホっとしたのも束の間、周りをよく見渡してみるとそこは刑務所の中。しかもその日の死刑執行対象者は、13号だった!。絞首台に上るバスター、絶体絶命のピンチ!
【かいせつ】
ゴルフは意外に難しい。ボール一つが思い通りにならない。それどころかボールに振り回され、駆けずり回ってしまった経験をお持ちの方も多いはず。その不自由はまるで囚人のようだ。クラブをハンマーに持ち替えて、暴れ回りたくなるのも人情だろう。「歩く(走る?)マーフィーの法則」=キートンの本領発揮作品。
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