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〜事業所のみなさんへ〜

えせ同和行為にご注意ください

 滋賀県でも「えせ同和行為」と思われる電話が相次いでおります。
不当な要求に大しては、毅然(きぜん)とした態度で対応する事が大切です。
「えせ同和行為」とは
 同和問題を口実として、関係団体を名乗るなどして、高額な図書や機関誌の購入を迫ったり、寄付金を強要したりするような行為を言います。同和問題に対する誤った意識を植え付けるもので、これまでの同和問題の解決に向けた取り組みを覆す悪質な行為です。

今回の事件の概要
 2014年6月20日頃 東近江市の事業所に、(株)全同総研のNと名乗る方から電話で「45周年の式典をするために寄付をしてほしい。分割でも良いから振り込んでほしい」と、しつこくの寄付を要請され、断ることができずに購入を申し込んだ(寄付をすると書籍が送られる)。金額を尋ねると5万円と言われた。
 その後、書籍が到着し、市の消費生活センターに電話して、消費生活相談員及び市人権担当と面談。相談員と市人権担当は、クーリングオフを適用して、8日以内に返送するよう勧め、今後購入・支払等の要請があっても、応じないように説明。
甲賀市内でも・・・
 2014年5月9日AM9:20分頃、甲賀市甲南町の病院院長あてに、 イイダと名乗る男より『90周年記念誌』を購入して欲しいと電話が入った。 受電した法人は甲賀市企業人権啓発推進協議会/甲賀市の紹介がなければ対応しないと回答したところ電話は切れた・・・・・・・。

要求を受けたときの対応の仕方

電話・面談共通事項

・不当な要求は、毅然たる態度で断固拒否する。
・相手方の氏名、所属団体、所在地を確認する。
・あわてず、おびえず、ゆっくりと対応する。
・「検討する」「考える」等の期待を持たせる発言、
 「申し訳ない」「すみません」等の当方の非と思われるような発言はしない。
・電話を受けたら窓口担当者が対応し、タライ回しせずに要求を断りましょう。

面談時

・複数対応を基本とし、最初に応対したものや窓口担当者に押しつけず、
 組織全体でバックアップする。
・相手方へ出向かず、会社の管理が及ぶ場所で行う。
・代理人を称している場合は、委任の事実を確認する。
・録音や詳細な記録を取る。相手に指摘された場合は
 「上司に報告するため」と答える。


お問い合せ・ご相談は事務局まで!

甲賀市役所 商工労政課内
甲賀市企業人権啓発推進協議会事務局
TEL 0748-69-2188  FAX 0748-63-4087



(参考)過去の事例
 平成24年2月3日、栗東市の事業所に、ショーケンのNと名乗る方から電話で「同和問題の本を作成したから購入してほしい。」と書籍購入の要求があった。事業所は「本購入については市の商工労政課から指導をいただいている」と断られた。
 平成22年9月25日9時頃、甲賀町の企業へ野洲の金森という人から社長に取り次ぐよう電話がありました。社長が不在のため窓口担当者が応対したところ、えせ同和図書購入の件でした。「当社は同企連か企人協からの推薦図書しか購入しない」といったらあっさりと電話はきられました。 もし、電話などがありましても「いりません」と断固として断ってください。
 平成21年5月中旬、市内の事業所に姫路市の「部落解放人権協議会」から同和問題に関する購入依頼があり、担当者が「主旨を送ってほしい」と回答したところ、6月2日に「部落と水平」という図書と5万円の請求書が送られてきました。
 平成21年2月20日(金)17:00頃、水口の企業に非通知でコガと名乗る男性から、専務に名指しで電話がありました。
内容は、「同和対策事業がなくなるのでその記念として、部落問題に関する本を買ってほしい」という本の購入依頼です。
「お断りします」と対応されたところ、「アホ・バカ・ボケ」とすて台詞をはいて電話が切られました。
 平成20年10月2日午後、水口町内企業に電話があり、工場長に代わるように言われた。工場長に対し「北方領土」の本を6万円で購入するよう一方的に言われることがありましたが、工場長は断られたという情報をいただきました。
 各企業におかれましては、今後このような電話があるかもしれませんので、注意してくださるとともに毅然とした態度で断るようにしてください。
 平成20年8月29日(金)に企業・事業所から人権推進課に連絡がありました。本を10万円で買うようにしつこく言われ、断り続けたら1万円でよいと言う話になり、「勝手にしたら」と言って電話を切ったら、書籍が送って来たと言う相談です。
 送って来た書籍はすぐに「配達証明」付で送付元へ返却するよう助言し、返却されました。 ハッキリと「買わない」と明確に拒否しないとこのように書籍を送ってきますので注意して下さい。
(今回の販売元は東京の業者でした)
 平成20年8月19日(火)、市内の事業所に「滋賀県の同和関係者の者ですが、同和問題解決に取り組んでいる。ついては今まである本を改良して新しく本を発行するための費用として同和問題の推進に協力のため寄付と思って購入してほしい。」と電話がありました。1年前にも同様の電話があったようです。
 平成20年6月10日(火)9時30分、水口町内企業に(滋賀県の○○同和△△連盟山田)から電話があり、人権同和の関係書物の購入を強要されたとのこと。
 通常は甲賀市企業人権啓発推進協議会での指導などにより即座に断っているが、今回執拗に食い下がってきたため、「啓発誌等は甲賀市の人権担当課の指導により適切に購入している」と応え書籍購入を断ったとの事です。
 平成19年11月26日 午後に甲賀市内事業所に「イシバシ」と名乗る男性から、「弱者を助けるため、書籍を7万円で購入してほしい」という旨の電話がありました。
当該事業所は購入を断られましたが、その後高圧的な態度に変わったとの事です。「人権関係」から「福祉関係」に手口を変えて「福祉」をちらつかせて書籍の購入を迫ってきていると考えられますが、年末に向けての「えせ同和行為」と同類と思われます。

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