2019年度、経営者トップ研修会が甲南情報交流センター(忍の里プララ)で開催されました。講師に大阪企業人権協議会企業人権協サポートセンター長 芝本正明さんを招き『CSR・SDGsと企業と人権』と題して講演いただきました。
1) |
企業はなぜ人権に取り組むのか |
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・企業が「差別・人権問題解決の責任」を自覚
・人権への影響が深刻であるほど企業活動へのリスクも大きい!!
(×売上減少×コスト増加×投資減退×社員モラルの低下・・・)
・ダイバーシティの推進と人権
・進む人権に関する法制化
・人権に関する世界共通ルールの形成
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2) |
企業の社会的責任とCSRと人権 |
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・企業の社会的責任CSRが生まれた背景
・「企業の社会的責任」の体系化
・企業の社会的責任CSRとは
企業にとっての社会的責任(CSR)の意義
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3) |
ISO26000とは |
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・ISO26000とは
・ISO26000の基本コンセプト
・ISO26000の「主題」と「基本原則」
・ISO26000の「人権」の内容
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4) |
SDGsの概要と企業とのかかわり |
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・私たちの住む地球の危機
・その他にも、持続可能性を脅かす課題は一杯
・SDGsとは
・持続可能な発展(Sustainability)とは
・SDGsの重要な5要素(5P)と17の目標
・SDGsの精神
・人権はSDGsターゲットのほぼ全てに関わる
・一部上場企業のSDGS認知度
・SDGsの市場規模とビジネスチャンス |
5) |
企業の人権取組みをCSR・SDGsから考える |
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・SDGsと企業
・「ビジネスと人権に関する指導原則」が示す企業の人権尊重責任
・日本経団連企業行動憲章改定
・人権尊重に向けたISO26000が求める企業行動
・「人権」への企業の対応姿勢
・CSRにおける人権取組みの重要視点
・企業の人権DDに関わる不適切表現問題1
・企業の人権DDに関わる不適切表現問題2
・人権問題に対する加担責任が問われた事例1
・人権問題に対する加担責任が問われた事例2
・サプライチェーン上の人権侵害リスク
・金融市場における企業の人権取組み評価の動き
・人権DDを核とした事業戦略 |