今月のアルバム(2002年)

 ここでは、私がその月に入手したCDやレコードなどをとりあえず羅列していこうと思います。
人に教えてどうなるわけでもないのですが、私個人のこずかい帳代わりのようなものです。
こういうの、ダブって買わないために必要なんですよね。
※1 アーティスト名 タイトル
※2
コメント

※1-新品購入 -中古購入 -オークション購入 ※2 商品番号/発売国/盤の種別

2004年 | 2003年 | 2002年 | 2001年 | 2000年 | 1999年 | 1998年 | 1997年

1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7〜9月 | 10月 | 11月 | 12月


12月
  1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7〜9月 | 10月 | 11月 | 12月

さあ、2002年を振り返ってみると、2001年よりは購入枚数は多かったですね。ただし、ほとんどが中古でそれも安いものばかり。ほとんどが500円以下(50円なんてのもありましたね〜)。安いから枚数が多かっただけで、購入金額の総合計はたいした事ないと思います。面倒くさいから計算はしませんが。なんか、「いかにして安くCDを買うか」を紹介するコーナーになってしまった感もありますが、まあ良しとしましょう。では12月分の紹介です。


Various Artists Go!Go! Soul Train Hipper Vol.3 TECW-20820/JPN/CD
 エモリ・アイ氏のイラストが泣かせるディスコ・ヒット曲集、98年発。ただし、昔からマガイモノ臭さプンプンのテイチクからのリリースですから「さては」と思ったのですが、案の定でした。「ジンギスカン」や「めざせ!モスクワ」などはオリジナルではなく、マルコ・ポーロなるグループのバージョン、ノーランズの「セクシー・ミュージック」や「ダンシング・シスター」は再結成後のバージョンでダサダサ。アバの「ダンシング・クイーン」のカバーはゴージャス感とウォーム感のまるっきり欠如した情けないほどのアレンジ。その他にも、グロリア・ゲイナーやミラクラズなど、聴いてみると「歌ってるの本物?」と疑いたくなるようなバージョンがてんこもり。例えるなら、夜店でニセモノのルービック・キューブを買ったような気持ち。意味わかります?
 まあ、一番欲しかった音源の「ポップ・ミュージック/M」は本物だったし、そこそこ楽しめたので良しとしましょう(こればっかり)、中古250円だったし。

Carl Perkins Original Sun Greatest Hits RNCD 75890/US/CD

 カール・パーキンスのサン時代のグレイテストヒッツ。安心のブランド"ライノ"編集による16曲収録盤、1986年発、中古280円で購入。
  とにかく、カール・パーキンスといえば不運のアーティストというイメージが私にはあります。エルヴィスに曲を取られた男として。自分が出る予定だったテレビ番組に代役として出演しているエルヴィスが、自分の曲(ブルー・スエード・シューズ)を歌うのを、病院のベットで見ていた彼はどんな気持ちだったのでしょう。本当についてない人です。
 この辺の事を詳しく知りたい方はコチラまで。サンチャゴ・タムラさんという方のHPに詳しく載ってます。ここのコラムを読むと、成功したエルヴィスと地味なカール、はたしてどちらが幸せだったのか考えさせられます。
 どちらにせよ、エルヴィスよりアーティスト受けの良いカールの音楽性の秘密を知るため、ビートルズファンは是非入手して聴くべし。

Puffy 海へと ESCB 2122/JPN/CDS
Puffy ブギウギNo.5 ESCB 2173/JPN/CDS
Puffy あたらしい日々 ESCB 2229/JPN/CDS

海へとブギウギNo.5あたらしい日々 1999年以来ストップしていたPuffyのシングルのコレクション、久々の復活です。別に見放したわけではなく、買ってなかっただけで、今だに好きなグループのひとつであります。全て中古180円で購入。
 しかしその間に彼女たちも色々ありましたよねー。YUMIは結婚〜離婚、AMIは結婚と。これらが少なくとも彼女たちにはプラスになってると思いますけど、どうよ。YUMIの出てた"なっちゃん"のCMでも、幼稚園児を持ったいい母親役だったと思うけど。最近はアメリカに進出したりしてるし。
  「海へと」…久々にプロデュースに奥田民生が帰ってきた、2000年4月発表作。カップリング曲ともども奥田民生作詞作曲。タイトル曲は、奥田節とでも言うべきぶっきらぼうで力強いボーカルが炸裂。今回のモチーフはアナーキー・イン・ザ・UKか。個人的にはカップリングの「プールにて」がお気に入り。ハイ・サウンド〜フィリー・ソウルの雰囲気プンプン。こんな曲も彼女たち歌えるのね。
  「ブギウギNo.5」…名作!パソコンのCMやテレビで歌ってる時にはなんとも思いませんでしたが、ナイスなブラスロック。バックの演奏が実に素晴らしい、彼女たちには申し訳ないけどカラオケの方がイカシてます。さぞやライブでも盛り上がるでしょう。当然作詞作曲プロデュースは奥田民生。カップリングのSparks GO GOのカバー「ルーシーはムーンフェイス」もグッド。黄金のカップリングと言うべき2000年9月発表作。
  「あたらしい日々」…作詞はPuffy、作曲はアンディ・スターマーによる2001年4月作。今回買った中では一番ポップな曲で、覚えやすいんですが、もうひとひねり欲しかった。やはり民生が外れるとツメが弱いか?。カップリングの「ともだち」はシュープリームスの「恋はあせらず」っぽいキャッチーな曲。もう一曲はアンディ作詞作曲の英語曲、普通。ロドニー君描くジャケットの元ネタはジャニスの例の作品でしょうね。


11月
  1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7〜9月 | 10月 | 11月 | 12月

今月はショップに行ったのが一度きり。しかし、ここぞとばかりに買いましたよ、10枚も。値段は2,500円。
1枚がじゃやないよ、10枚全部で2500円。それぞれ250円だったのでした。250円だから買ったような作品がほとんどなのですが、中にはいいものもあるわね。ま〜そんなこんなで軽くご紹介。

Blur Modern Life Is Rubbish 0777 7 89442 2 5/ITARY/CD

BLUR いわずと知れたブラーのセカンドアルバム(1993年作)。本作とこの後に出た3rd「Park Life」と4th「The Great Escape」の計3枚を持っていればとりあえずOK。一番聴きやすくってポップなのは3rdでしょうが、個人的にはこの2ndが一番好きかな〜って気がします。5th以降はちょっと毛色が変わってアメリカにも目をむけちゃって、よくわからんようになってしまったので、持ってないんですけどね。
  で、このブラーの話をすると必ず引き合いに出されるのがオアシスです。 オアシスは今やすっかりメジャーになってしまいましたが、私は当時('94、5年)からこのブラーの方がずっと好きでしたね。ちょっとひねくれたブリティッシュロックの雰囲気プンプンでしたからね。一方オアシスは何かダサイ(売れた今でもその辺は変わらず)し、知能指数低そう。オアシスのファンの方ごめんなさいね。別に嫌いなわけではないですよ、念のため言っておきますけど。ブラーと比較してという意味ですので誤解なきよう。あのビートルズだって、デビュー当時はイモくさくって、ストーンズやキンクスの方がずっと洗練されてたもんね。

Scatman John Everybody Jam! BVCP-937/JPN/CD

Scatman John 日本で大ヒットしたスキャットマン・ジョン。当然、その売れた1作目は持ってますよ、名曲揃いですからね。で、その大ヒットを受けて出たのがこの2作目(1996年作)、う〜ん2番煎じという感はいなめないけれど、でもいい曲多し。こんなの今でないと買えませんからねー。おそらく日本のみのリリースであろう、プッチンプリンの曲もしっかり入ってます。プッチンプリンのコマーシャルって、いまだにこの曲使ってる。「プッチン、パ・ポ・ピ、エヴリバディ、プリンプリンという」やつね。
 残念ながらこの人亡くなったはずですので、この曲が置き土産というかたちになったわけで、とりあえずのご冥福をお祈り致します。

Swing Out Sister The Best of PHCR-1460/JPN/CD

Swing Out Sister スウィング・アウト・シスター、この人たちも長いねー。デビューは'85年で、86年に出たファーストアルバムはよく聴いたなー。「ブレイクアウト」とか「サレンダー」とか「フィールド・バイ・ア・スマイル」とかいい曲たくさん入ってて。結局そのファーストしか持ってないんですけどね。
  当時はイギリス音楽華やかなりし頃(だったと思う、検証するの面倒くさいのであくまでも記憶ですが)で、この手のポップスとジャズの融合したお洒落なグループが数多く存在していました。もう残ってるグループは少ないけどね。
 そんな彼らが1996年に発表したベストアルバム。いい曲たっぷりつまった、250円ではもったいない1枚でした。ごちそうさま。

Pet Shop Boys Very TOCP-8065/JPN/CD

Pet Shop Boys 私のホームページの伝言板で「子供に聴かせたい歌プロジェクト」をやっているのですが、その候補曲にペット・ショップ・ボーイズの「ゴー・ウエスト」が挙がり、それを受けて、同曲が収録された本作を購入(1993年作)。本作って発表当初、オレンジ色一色のプラスティックケースだったのではないかなと記憶しているんですが違うかな?
  ペット・ショップ・ボーイズって買ったのは初めてだったのですが、この手のエレクトロ・ポップとでも言うのでしょうか、けっこう好きだったりします。彼らもイギリス勢なわけですが、やっぱり何か惹かれるものがあるんですよね。ウィットに富んだインテリジェンスとでも言うか、ディーヴォから脈々と受け継がれている流れを感じ取ることができます。ただ、定価では買おうと思えないところが悲しいんですけどね。

Various Artists French Pops Best Selection BVCP-8747/JPN/CD
 これはなかなかの一枚。1995年発売のフレンチポップス集。フランソワーズ・アルディとシルヴィ・バルタン、ジョニー・アリディを核にした、イエ・イエ・ポップスの集大成。シルヴィ・バルタンは例の2曲(あなたのとりこ、アイドルを探せ)はもちろん収録、ロコモーションなんかも入ってます。フランソワーズ・アルディは初期の音源を収録。その他、男女問わず色々入っていて、この一枚があればパーティは大丈夫。

Various Artists Gainsbourg Tribute '95 COCA-12435/JPN/CD

 本作は前から欲しかった一枚でした。250円で売っていて限りなくウレシー。いわゆるセルジュ・ゲンスブールのトリビュートアルバムなのですが、かかわっている連中が凄すぎる。国内(外)のそうそうたるプロデュース陣が思いのままにボーカルをセレクトして、セルジュにオマージュを捧げている。出来がどうのこうのという問題ではない。この人たちにここまでさせてしまうセルジュの偉大さを思い知らされる一枚。
 こんな作品、全曲紹介するしかないであろう。1995年発売、現在廃盤か?

01. Produce: サエキけんぞう/細川ふみえ「夢見るシャンソン人形」
02. Produce: 小山田圭吾/カヒミ・カリィ「メロディーについて」
03. Produce: 辻仁成/南果歩「プレヴェールに捧ぐ」
04. Produce: 加藤和彦/Michelle Flynn「うまうまマンボ」
05. Produce: 小西康陽/夏木マリ「海、セックスそして太陽」
06. Produce: Malcom McLaren/Blanca Li「ジュ・テーム・モア・ノン・プリュ」
07. Produce: 小林靖宏/Sublime「唇によだれ」
08. Produce: あがた森魚/ EPO「馬鹿者のためのレクイエム」
09. Produce: ムッシュかまやつ/ Naho「ハーレイ・ダヴィッドソン」
10. Produce: 永瀧達治/石堂夏央「ノワイエ(溺れるあなた)」

Various Artists Rock This Town : Rockabilly Hits Vol.1 R2 70741/US/CD
 何のことはない、タイトル通りのロカビリーのコンピレーション、1991年物。ライノ編集だけあって、そこそこツボを押さえた選曲がウレシイ。聴いたことないのもけっこう入っていて、勉強にもなり、18曲入りと言うのもポイント高いぞ。まだ聴いてないのでコメントはこんなところ。申し訳ない。

Various Artists Late Afternoon Jazz Vocal DC 854642/EU/CD
 何のことはない、タイトル通りのジャズボーカルのコンピレーションで、1999年発売。シリーズ物のうちの1枚のようで、ヨーロッパ編集。レーベルをまたがった20曲入りで、そこそこツボを押さえた選曲がウレシイ。チェット・ベイカーの「マイ・ファニー・バレンタイン」で始まり、ナット・キング・コールの「アンフォゲッタブル」で終わる、入門用にもってこいの一枚。

Various Artists You're The Inspiration MOOD CD17/UK/CD
 1991年ソニーミュージックUK発売のコンピ。輸入版ながら帯が付いていたのでそのコピーをそのまま転記すると、「ロマンスを求めて…ラヴソング特集」とのことです。エルトン・ジョンにスタカン、マイケル・ボルトン、ジョージ・マイケル、アリソン・モイエ、カーペンターズなどなど全16曲収録。なんかいいのか悪いのかよくわからん選曲ではあるのですが、手持ちにない曲がけっこう含まれていたというのが、購入理由です。

Various Artists Fresh Hits 96 MOODCD46/UK/2CD
 これは一番どうでもよかったCDですね。全部で10枚にしたかったので、とりあえず付け足した一枚。でも2枚組250円って安いでしょ。タイトル通り96年のヒット曲が2枚で全41曲とぎっしり。それなのに!、知っている曲がほとんどない!!。マカレナとバックストリート・ボーイズと、オアシスぐらい。よほど私が俗世間とかけ離れているかという事ですね。確かにこの96年頃は特にそうだったかも知れない。まだ聴いてないので、通して聴けばもう少し知ってる曲も出てくるかもね。ま、あくまでも資料用ですんでね。こんなのを年代通してず〜っと持ってたら資料価値大だな〜。他の年も250円でないかな〜。

10月
  1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7〜9月 | 10月 | 11月 | 12月
今月はこんなところです。

Nel Young Are You Passionate? WPCR-11251/JPN/CD
 今年の4月に(例によって)突然発売されたニール・ヤングの新作。お金が無くってずっと買えませんでしたが、地元西友で「金券買い取ります」というフェアがあり、未使用テレカ6枚を8掛けで買い取ってもらいその代金で新品購入。
 しかしまぁ、もう本当にこの人のセンスというのは訳わかりません。今回のジャケットは迷彩シャツにカップルの写真とバラの花。いつになくお洒落な(?)ジャケットですが何が言いたいのかはさっぱり。ま、いつもの事ですが。
 で、内容ですが、今回はブッカー・T&ザ・MG'sがバックというのがミソ。ちょっぴりR&Bテイストがただよってます。いつも通りクレイジーホースもモチロン参加してますけど。このブッカー・Tの参加のせいかどうかはわかりませんが、何かいつになく明るい。いや、明るいという表現はちょっと違うな。前向きというかメジャー(長調という意味ね)というか。とにかく、いつものようにシリアスでもなく、狂気沙汰でもなく、メランコリックでもない。まともでわかりやすい。そういう意味からいうと、ジャケットのカップルにバラの花もあながち遠くないのかなと思えてくる。例の同時多発テロ事件の犠牲者に捧げた曲もあったりで、迷彩柄もうなずけるし。な〜んだ、わかりやすいじゃん。
 何度か通して聴いてみた感想は、間違いなく名作です。前スタジオ作の「SILVER & GOLD」は、ニールらしい名作だったけど、今作はよりまともで音楽らしくわかりやすい作品と言えるような気がします。ここ数年の中では一番とっつきやすい作品に仕上がっているんじゃないかな。カタギの人(笑)にも薦められるというか、なんというか。多分無理だろうけど。

The Monkees The Birds,The Bees & The Monkees AMCY-782/JPN/CD
 中古1,250円で購入。ライノ編集による未発表トラック5曲入りバージョン。ジャケットもオリジナルに忠実だし、ライナーには写真がたくさん載ってるし、このシリーズ他の作品も欲しい!。今持ってるBMG盤と誰か交換して〜。
 とまあ、脇道にそれましたが、モンキーズ版「ホワイトアルバム」とでも言うべき作品で、メンバーは皆バラバラに曲を作り録音し、膨大なトラックが録音され、残ったものは後の2作に使われたりオクラ入りしたり。ヒットした「デイドリーム・ビリーヴァー」や「すてきなバレリ」があるかと思えば、「タピオカ・ツンドラ」や「マグノリア・シムス」(両方大好きな曲ですが)に代表される妙な曲もありと、バラエティにとんだ作品集。でも、このアルバムくらいからモンキーズの人気は下降していくのでした。
 で、今回買ってライナーを読んで初めて知ったことがひとつ。このジャケットデザイン、メンバーは気にいらなかったらしい。私はモンキーズのオリジナル全作品の中で一番好きなジャケットなんですけどね〜。

Various Artists Abbasalutely - A Flying Nun Tribute To The Music Of Abba FNCD315 D31437/Australia/CD
 中古250円で購入。タイトル通りアバのトリビュート・アルバム。バービー人形で4人を表現したジャケットがイカしてます。オーストラリア盤ということで、アーティストもそうなのか、知らないグループばっか。でもみんなそれぞれアバのポップな名曲を自分なりに消化して表現しています。ただ、オルタナ系?の変なアレンジが多いけど。善し悪しは別 として、下のRejieのビートルズカバー集に比べて100倍は聴きごたえがある95年作品。

Rejie Day Tripper AVCD-11212/JPN/CD
 中古250円で購入。Rejieなる人物による6月に買ったアルバムとはまた違う、ソフト・レゲエのビートルズカバー集。今回は「Nowhere Man」とか、「Strawberry Fields〜」とか入ってるのでちょっとは期待しましたが、私の間違いでした。相変わらずビートルズへの愛情のかけらも感じられない、金もうけの材料としてビートルズを利用した、ビジネスライクな1枚。
 そう思うのも、おそらくこのRejieなる人物のボーカルのせいなのでしょう。そつなく無難に歌っているだけで、面白味に全く欠けるボーカル。ビートルズを知っているんだろうかと疑いたくもなります。音もエイベックスお得意の打ちこみですから、シンコペートしない機械的な音。関係者には悪いですが、BGMにしか使えない94年発の産業ロック廃棄物。

Various Artists The No.1 Hits Of The Billboard Vol.8 AC-1048/JPN/CD

 中古250円で購入。ワゴンセールで売ってるような、どうでもいい安売り用CDなのですが、選曲があまりに素晴らしいので購入しました。タイトル通りビルボードのナンバーワンヒット集の8作目らしく、1972年12月から1974年4月までのナンバーワンヒットが収められているとジャケットには書いてあります。例によって全曲紹介しますが、うん、いい曲揃いだ。

1. ミー・アンド・ミセス・ジョーンズ / ビリー・ポール
2. うつろな愛 / カーリー・サイモン
3. 迷信 / スティーヴィー・ワンダー
4. クロコダイル・ロック / エルトン・ジョン
5. やさしく歌って / ロバータ・フラック
6. 幸せの黄色いリボン / ドーン
7. サンシャイン / スティーヴィー・ワンダー
8. マイ・ラヴ / ポール・マッカートニー&ウイングス
9. ギヴ・ミー・ラヴ / ジョージ・ハリスン
10. レッツ・ゲット・イット・オン / マーヴィン・ゲイ
11. アメリカン・バンド / グランド・ファンク
12. 悲しみのアンジー / ローリング・ストーンズ
13. トップ・オブ・ザ・ワールド / カーペンターズ
14. 太陽を背にうけて / ジョン・デンヴァー

Various Artists For Children's Promise It's Only Rock 'N' Roll 156 600-2/EU/CDmaxi-single
 中古250円で購入。英国BBCの1999年クリスマス・チャリティ・シングルで、そうそうたるメンツによるストーンズのあの曲のカバー。3バージョンプラス、パソコン上で見れるビデオクリップ入りのエンハンスドCD仕様。そうそうたるメンツというのは書くのも面 倒くさいのですが、Jagger/Richards, Stereophics, Jon Bon Jovi, Spice Girls, Jamiroquai, James Brown, Mary J.Blige, Bonnie Raitt, Lionel Richie, Cranberries, Jackson Browne, Iggy Pop, Chrissie Hynde, B.B.King その他たくさん。ね、すごいでしょ。でも、ウィ・アー・ザ・ワールド式に、みんなちょっとずつしか歌わないからなんにも面 白くありません。ビデオクリップはみんなの顔が出てくるからそこそこ楽しめるけど。ですのであくまでもチャリティ用のアルバム(シングル)ですね。しかし私は中古で買っているのでチャリティには関係なし、申し訳ない。


7〜9月
  1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7〜9月 | 10月 | 11月 | 12月

7月〜9月の3カ月間、購入は全く無しです。弁解になってしまいますが、5月9日に子供が生まれ、6月11日に妻子が実家から帰ってきてからは、子育てに追われて(自分はたいしてやってないのですが)、ショップ自体に全く行けませんでした。また、インターネット上で音楽を入手する方法( W1N M>< ね。)をやりだしたのも買わなかった理由のひとつです。

6月
  1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7〜9月 | 10月 | 11月 | 12月

先月大量に買ったショップで、今月も引き続き購入。今回は5枚購入で計1,180円。ちょっと高かったですね(笑)。

Various Artists Beaute:The Best of Girl Pops in 60's CECC00452/JPN/CD

Beute Girl Pops in 60's  グレート!中古300円で購入した60年代ガールポップスの集大成。ガール・シンガー&ガール・グループの代表曲をほぼ網羅した92年発売の秀作、全25曲。例によって全曲紹介、参考にしてください。

1. Leader of The Pack / THE SHANGRI-LAS
2. The Locomotion / LITTLE EVA
3. One Fine Day / THE CHIFFONS
4. Mayby / THE CHANTELS
5. Will You Still Love Me Tomorrow / THE SHIRELLES
6. Tell Him / THE EXCITERS
7. My Boyfriend's Back / THE ANGELS
8. Johnny Angel / SHERRY FEBREY
9. When You Walk in The Room / JACKIE DE SHANNON
10. Give Him A Great Big Kiss / THE SHANGRI-LAS
11. To Know Him Is To Love Him / THE TEDDY BEARS
12. Lollipop / THE CHORDETTES
13. He's A Rebel / THE CRYSTALS
14. It's My Party / LESLEY GORE
15. Like I Do / NANCY SINATRA
16. Oh No Not My Baby / MAXINE BROWN
17. Remember(Walking In The Sand) / THE SHANGRI-LAS
18. Chapel Of Love / THE DIXIE CUPS
19. Be My Baby / THE RONETTES
20. He's So Fine / THE CHIFFONS
21. Navy Blue / DIANE RENAY
22. Judy's Turn To Cry / LESLEY GORE
23. The Train From Kansas City / THE SHANGRI-LAS
24. Iko Iko / THE DIXIE CUPS
25. Baby, It's You / THE SHIRELLES

Rejie Let It Be AVCD-11112/JPN/CD
Rejie/Let It Be  中古300円で購入。ソフト・レゲエによるビートルズカバー集。イエスタデイは別として、他はラバーソウル以降のカバーなり。(B4への)愛情のかけらも感じられない、ひねりも無し、ビジネスライクな1枚。Rejieなる人間はどこの誰かさっぱり知りませんが、まあ、エイベックスの事ですから適当にどっかから探してきたんでしょうね。ただ、サイト検索をかけると、このRejieなる人物、ビートルズカバー集をあと2枚ほど出している模様。なんだかな〜。ま、BGMには使えますが…。マハラジャ&ジュリアナ系のどうでもいいCDを量産していた頃のエイベックス作、93年発。

野田幹子 Sweet Nothings 32DH 708/JPN/CD

野田幹子 太陽の東、月の西 32DH 5029/JPN/CD
野田幹子/Sweet Nothings野田幹子/太陽の東、月の西 先月に引き続き野田幹子のCDを各240円で購入。それぞれ1stと2ndアルバムです。先月買った彼女のアルバムがあまりにもお粗末だったので、口直しに聴こうと思ったら、CD持ってなかった。当時どうやらカセットテープに録音して聴いていたようです。てなわけで、この2枚を購入。
 1stは'87年発売、ムーンライダーズの岡田徹プロデュース作。1曲目の「太陽・神様・少年」はデビュー曲でもあり、ムーンライダーズの鈴木慶一作曲の永遠の名曲。この1曲残して消えたとしても彼女の評価はそこそこであったと思われます。ドリフターズの「渚のボードウォーク」の日本語カバーもあり。
 2ndは'88年発売、プロデュースは本作も岡田徹、同じくライダーズの武川雅寛も参加。鈴木慶一も何曲かを作曲。個人的には本作が彼女のベストだと思っています。前作の「太陽・神様・少年」の路線を押し進めた感じで、さらっとした地中海あたりを彷佛とさせるサウンド。名曲揃いです。前作に引き続き、洋楽の日本語カバーも一曲。鈴木慶一作の歌詞(訳詞でない)によるホリーズのバスストップがそれ。次に紹介するカバー集も、この辺がルーツになって発表したのではないでしょうか。だいぶ間が空いてるので違うか。
 まあ、とにかくこの1枚目と2枚目、そしてライダーズ全員参加の3枚目あたりが私のおすすめであります。

野田幹子 Winter Couples CSCL 1567/JPN/CD
野田幹子/Winter Couples 5作目(1990年発表)までは追いかけてた野田幹子ですが、その冬にこんなのが出ていたとは知らなかった。ビーチボーイズのカバー集、6曲入りのミニアルバム。クリスマス用の企画アルバムですね。先月のコメント書くためにサイト検索してた時、本アルバムの存在を知り、これは買わねばということで。で、あっさりショップにあり、中古100円でゲット。
 全6曲のうち、5曲がビーチボーイズのカバー。曲目は「Christmas Day」「Disney Girls」「God Only Knows」「In My Room」「Don't Worry Baby」。歌詞は全て野田幹子が書いてます、例によって訳詞ではなく、オリジナルの歌詞。
 そして最後の1曲だけが野田幹子作のオリジナル曲、「Smile」というタイトルが泣かせます。どうってことないバラード曲ですが、出だしのビーチボーイズの曲名を連ねたバックコーラス部分がいい感じ。彼女の歌なしで最後までこのコーラスだけで行ってほしかった(笑)。
 まあ、通して聴いた感想は、6曲じゃもの足りないって感じ。最高という出来ではないのですが、バックの演奏にも(BB5への)愛情が感じられるし、上にかぶさるコーラスにもしっかり彼女が参加してるし。クリスマス用ということでこの辺の曲のセレクトになったのでしょうが、もう少し他の曲も聴きたいですね。


5月
  1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7〜9月 | 10月 | 11月 | 12月

今月は大量に買いましたよ〜。さぞや出費も多かったでしょうって?。イヤイヤそんなことないんです。何はともあれ見ていってくださいな。

Tom Jones The Best of Tom Jones POCY-1001/JPN/CD
Tom Jones  本作と次のバリー・マンは発売当初(2000年春頃)からず〜と欲しかったのですが、先送りになっていたモノ。そのショップに行くたびに「まだあるかな」とチェックはしていたのですが、いくら待っても処分価格にはならないし、いいかげん買おうかなと。返品されたりするのも嫌なので(他の人に買われるとは全く考えてない)。
 このトム・ジョーンズのベストにすぐ飛びつかなかったのは、トム・ジョーンズぐらいのクラスなら、他に山ほどの種類が出ているベストがバーゲンや中古で出回るだろうと思っていたから。しかし、この2年間、そんなものにお目にかかったことがない。最近の作品(恋はメキメキの入ってるやつとか)はそこそこ見るんだけれども。それに過去の名曲も再録じゃなく、オリジナルで欲しかったのでね。
 いつも言ってますが、とにかくすごいのは彼の暑苦しいほどの「パワー」。私は彼のその「パワー」が、若い時からずーっと嫌いで、ダサダサの極地だと思ってました。70年代のエルヴィスをダサくしたような感じだし、ついつい「にしきのあきら」を連想してました、当時。でも私も30才を過ぎてからは、すんなり聴けるようになったんですよね。ダサいという先入観が消えたんでしょうね、もともと彼はいい曲たくさん歌ってるし。
 1曲目の「よくあることさ 」は、このCD発売時はマンダムのCMソング、今はホンダのオデッセイで使われていて、ゴキゲンな名曲に違いありません。その他にも、グルーヴィーに、ファンキーに、クールに、ホット!ホット!に聴かせてくれる名曲・名唱がどっさり。もう彼をダサイなんて言わせない!。

Barry Mann Who Put The Bomp (+4) MVCE-22057/JPN/CD
Barry mann またまだ日本では認知度が低いが、たぐい稀なるアメリカン・ポップ・ソングライター&シンガー、バリー・マン。同じスタンスのキャロル・キングはだいぶ日本でも浸透してきたが、彼はまだまだ。そんな彼が若き日々、ロックンロールシンガーとして活動していた頃のデビュー・アルバム(1961年発表)。
 残念ながらヒットしたのはタイトル曲だけで、この時代の彼は大成していないらしいです。私も収録曲の中ではタイトル曲しか知らなかったのですが、他にも彼らしい、いい曲たくさん入ってます。収録曲が他のアーティストに取り上げられ、そちらがけっこうヒットしています。そんなわけで、ヒット曲の作家自身のアルバムとして、オールディーズファンには人気のあるアルバムなのです。普通に聴いたら、単なるオールディーズに終わってしまうアルバムなのですが、じっくり聴けば聴くほど味わい深いアルバムといった感じですかね。

Various Artists Rock Era - The Legendary Groups LECD 404/UK/CD

Rock Era いわゆるマージービート系を集めたイギリス編集コンピ。1991年作、中古380円で購入。さすが(?)イギリスだけあって、メジャーなグループも代表曲を選んでなくて、ちょっとずれてるって感じの選曲が特徴。ただ、そのおかげで、普通のコンピに終わってないところが凄い所。通好みのコンピなのかも知れません。ただ、20曲目以降、編者も面倒臭くなってきたのかベタな選曲になってしまってるのが残念。一応曲目を紹介しておきます。

1. Build Me Up Buttercup / The Foundations
2. Western Movies / The Olympics
3. That Same Old Feeling / Picketty Witch
4. Don't Let The Sun Catch You Crying / Garry & The Pacemakers
5. Give Him A Great Big Kiss / Shangri-Las
6. If You Gotta Make A Fool Of Somebod / Freddie & The Dreamers
7. A Girl Like You / The Troggs
8. Charlie Brown / Coasterss
9. Groovy Kind Of Love / Wayne Fontana & The Mindbenders
10. Dirty Water / The Standells
11. Come Go With Me / Del Vikings
12. Sorrow / The Merseys
13. Sweets For My Sweet / The Drifters
14. Little Red Riding Hood / Sam The Sham & The Pharoahs
15. Here It Comes Again / The Fortunes
16. Why Do Fools Fall In Love / The Diamonds
17. You Belong To Me / The Duprees
18. I Think Of You / The Merseybeats
19. I Believe / The Platters
20. I Like It / Garry & The Pacemakers
21. Time Of The Season / The Zombies
22. Surfer Girl / Beach Boys
23. Reveille Rock / Johnny & The Hurricanes
24. Iko Iko / The Dixie Cups
25. Make It Easy On Yourself / Jerry Butler & The Impressions

Blondie Atmic:The Very Best of Blondie 7243 4 94997 2 0/EU/CD
Blondie 最近やたらとCMや番組の挿入曲などで流れる80年代ニューウェーブ。聴いたことない若者たちには新鮮で、我々の世代は無茶苦茶懐かしいと、そういうわけですね。製作に関わる人間が30代になってきたということですね。
 で、このブロンディもそのうち何かに使われるでしょう。再評価も近いとにらんでます、特にカリビアン系の曲ね。今聴いても古臭くなくけっこう新鮮です。今回買ったのは1998年発売の20曲収録のベスト、中古550円でした。GOOD。

以降のアルバムはGW中に同じショップで中古購入。まとめて14枚購入!。
そしてそのトータル金額は、な、なんと1,180円(!!)ナリ。内訳は300円が1枚、96円が5枚、50円が8枚って感じです。
ハハハー、先月よりさらにスゴイ安い買い物です。レシートはこんな感じです。盗難防止用のICチップ入りカードが封入されていて、店員さんカッター使って14枚すべて取るのを苦労してました。思わず「ごめんなー、安いのばっかりで」と謝りました(苦笑)。こんな値段ならいっそのこと万引きされた方が嬉しいんでないかい、在庫減って。余りに安いのでコメントもそれぞれ少なめにしておきます、大変なので。
掟破り軍団、見良津健雄&おたっしゃCLUB 旅荘カリフォルニア COCA-13082/JPN/CD

旅荘カリフォルニア ワハハハー、これぞバカ。帯のコピーはこんな具合です。

「70年代洋楽ロックと日本のフォークが丸コピで合体した隠れた名盤。深紫、飛行船、鷲達も真っ青!!」

 王様の直訳日本語カバーブームに便乗して発売されたシロモノ、1995年作。中古300円で購入。想像つくとは思いますが、タイトルとジャケットはイーグルスのホテル・カリフォルニアをパロってます。見にくいでしょうが、ジャケ写は純和風旅館(笑)。内容は70年代の洋楽ロックのスタンダードの演奏にフォークの名曲がかぶさるというとんでもない迷作です。最後まで聴き終わった後の感想は…果てしなく悲しい。だってボーカルがイマイチだし、もうダサダサ。コンセプトは悪くないんだけどな〜。一応曲目&元ネタ曲を紹介。

1.夢の中へ/HIGHWAY STAR
2.22才の別れ/BLACK NIGHT
3.旅の宿/SMOKE ON THE WATER
4.夏休み/SUMMERTIME BLUES
5.結婚しようよ/LONG TRAIN RUNNIN'
6.いちご白書をもう一度/ONE OF THESE NIGHTS〜HOTEL CALIFORNIA
7.神田川/STAIRWAY TO HEAVEN
8.赤ちょうちん/LAYLA
9.走れコウタロー/WE'RE AN AMERICAN BAND
10.太陽がくれた季節/VENUS
11.精霊流し/HOUSE OF THE RISING SUN



これからの5枚は96円。
Dionne Warwick Friends Can Be Lovers 07822-18682-2/US/CD
Dionne Warwick ディオンヌ・ワーウィックの1993年作。うーん、コンテンポラリーな作品ですね〜。みんなそこそこいい曲なんだけれど、あまり面白味のない普通のアルバム。1曲目なんか、バカラック&ハル・デヴィッドの曲でプロデュースもバカラックなのですが、ごくごく普通 。5曲目はホイットニー・ヒューストンとのデュエットで、そこそこ聴かせてくれますが、そこまで。9曲目はスティングの「FRAGILE」をカバー、これも何のことはない作り。
  全体を通して、アルバムとしては悪くなく、普通の人が聴けばそこそこの評価をくだすのでしょうが、私はこのコンテンポラリーでスムーズなアレンジ(AORをビジネスライクにしたようなフュージョンサウンド)がどうも馴染めないようです。 もともとディオンヌ自体がむちゃくちゃ個性的というわけではなく、さらりと歌って曲の良さを引き出すタイプのシンガーですので、無難にまとまってしまったのかなと思います。残念。

CJ Lewis Past,Present & Future MVCM-658/JPN/CD
CJ Lewis C.J.ルイスの1997年発売のベスト。タイトルが示す通 りの現在過去未来。そのわかりやすさとサンプリングの元ネタ探しが楽しい彼ですが、いや〜久々に聴くといいっすね〜。

Various Artists MAX 5 Best Hits in The World '98 SRCS 8827/JPN/CD

MAX 5 大ヒットコンピレーションの「MAX」シリーズ、今まで全く欲しいと思ったことはなかったのですが、値段も値段だったし、内容もそこそこだったので購入。映画タイタニックの曲とか、リッキー・マーティンの曲とか、今後絶対買うわけないしね。特にタイタニックの曲は、今後何かのギャグで使えるでしょうから(笑)

1.マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン・(タイタニック・愛のテーマ)(セリーヌ・ディオン)
2.ヘヴンズ・ホワット・アイ・フィール(グロリア・エステファン)
3.カップ・オブ・ライフ(リッキー・マーティン)
4.ボラーレ(ジプシー・キングス)
5.ディーパー・アンダーグラウンド(ジャミロクワイ)
6.エイント・ザット・ジャスト・ザ・ウェイ(ルトリシア・マクニール)
7.ロスト・ワンズ(ローリン・ヒル)
8.ライズ(ダイアナ・キング)
9.エブリナイト・エブリデイ(ジャカランダ)
10.マダズール(ディープ・フォレスト)
11.オール・バウト・ザ・マネー(メイヤ)
12.青春のオーイェー!(N-タイス)
13.メイキング・ヒストリー(ジャネット・ケイ)
14.ポワソン・リュヌ(クレモンティーヌ)
15.ライフ(デズリー)
16.ドント・ゴー・アウェイ(オアシス)
17.ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード(ロバート・パーマー)

Various Artists 恋するふたりのジャズ・ピアノ CJ28-5178/JPN/CD
恋するふたりのジャズ・ピアノ あくまでもお洒落にジャズを聴きましょうというコンセプトのもと、ブルー・ノートのピアノ作品を集めたコンピ。ケニー・ドリュー、チック・コリア、バド・パウエル、ウィントン・ケリー、ビル・エヴァンス、ソニー・クラークなどのお馴染みの曲が14曲。元が良いんだから悪いわけがありません。

Brenda Lee Best Collection MVCM-41005〜6/JPN/2CD
Brenda Lee これといって特に語ることもないブレンダ・リーの2枚組ベスト。オールディーズ系のコンピにはけっこう収録され、名前は通 ってるけど、彼女ってこれといった代表曲なかったのね。何か書かなくちゃと色々調べたところ、代表曲らしいのは「愛の讃歌」や「この世の果 てまで」との事。でも「愛の讃歌」はやっぱり、エディット・ピアフだし、「この世の果 てまで」はスキーター・デイヴィスでしょう。うーん、2枚通して聴いたけど普通 ですねー。

以降の8枚のアルバムはすべて50円。特に意識はしていなかったんですが、ほとんど邦楽でしたね。
Slam Slam Free Your Feelings WMC5-349/JPN/CD
Slam Slam スタカン時代ポール・ウェラーの奥さんだったD.C.リーをフューチャーしたグループ(?)の唯一のアルバム。当然ポール(ミック・タルボットも)が全面 的バックアップした1991年作。ズバリ名盤です。

Original Love Eyes TOCT-8037/JPN/CD

Original Love Wild Life TOCT-8967/JPN/CD

Original Love Eleven Graffiti PCCA-01114/JPN/CD
Original Love/EyesOriginal Love/Wild LifeOriginal Love/Eleven Graffiti 今や孤高の存在と言っても過言ではないオリジナル・ラブ。結成された初期の頃は、田島君の日本人らしくないねっとり系の黒いボーカルが好きでよく聴いていたのですが、どんどんついて行けなくなり離れてしまいました。「Eyes」はまだグループとして機能していた93年発売のサードアルバム。おそらく一番ポップな作品。「Wild Life」は移籍前のレーベルから発売された未発表曲集で、95年発売。「Eleven Graffiti」は一人になりレコード会社を移籍してからの7thアルバムで97年作。なかなか名曲揃い。ただ、ジャケットが象徴してるようにちょっと内にこもった箱庭的な所も。
 色々好みは別れるでしょうが、私はグループとして機能していた初期の方が好きです。

The Surf Coasters Surfside Village VICL-8132/JPN/CD
Surf Coasters 60年代前半のサーフ・ギター・インストを現代に甦らせたサーフコースターズ。彼らの1stフルアルバム、95年発表作。この4人の日本人達はなぜ今頃こんな音を出しているのでしょう。最高にイカスんだけど、CDで聴くならディック・デイルとかの本物聴いてる方がずっと良いと思うのですが。ま、ライブは楽しいでしょうね。

矢野顕子 Oui Oui ESCB 1816/JPN/CD
矢野顕子/Oui Oui 外ジャケ矢野顕子/Oui Oui 中ジャケ スゴイ!。出だしのドラム一発でその内容の素晴らしさがわかってしまいます。何というかテンションが高いというか、意気込みが凄いというのか、完成度が高いというのか。とにかくスゴイ作品。寒い冬に聴きたい例のシチューの歌も入ってます。
 彼女の作品を全作聴いてるわけではないですが、このアルバムは上位に入る出来ではないでしょうか。これはちょっと50円はかわいそうです。おそらく店員の間違いか、わかってない店員の仕業だと思われ。ちなみに1997年発表作、ジャケ写は外ケースと中ジャケットの2種を紹介。

野田幹子 ローズ セ・ラ・ヴィ SRCL 2201/JPN/CD
野田幹子/ローズ セ・ラ・ヴィ 野田幹子って、知ってる人は少ないでしょうね〜。87年発表の名作デビューシングル「太陽・神様・少年」はムーンライダーズの鈴木慶一プロデュース、1stと2ndは同ライダーズの岡田徹、3rdアルバムはライダーズ全員が作曲&編曲に参加と、まさにライダーズの秘蔵っ子的存在でした。横浜銀蝿と岩井小百合の関係みたいなもの?(笑)。とにかく、そんな感じでしたから、デビュー以来、5作目(1990年発表)までは追っかけてましたね。透明感のあるボーカルがけっこう好きでした。
 そんな彼女の本アルバム(1991年作)も50円だったので、持ってなかった作品だったし懐かしさもあり買ってしまいました。でも、本人には失礼ですが、内容はまったく良くありません。魅力無しの曲ばかりでアレンジもありきたり。彼女ってこんな歌下手だったっけ?と思うぐらい高音部は音程たよりないです。作曲陣が彼女の音域分かってないんでしょうね、それまでは自作曲もけっこうあったのに、本作は作詞で1曲書いてるだけ。路線変更をして、もろニューミュージック系で売り出そうとしたのでしょうか、明らかな失敗。初期の頃の輝きは何処へ?。昔好きだった彼女に同窓会で会ったけど、出会ってがっかりって感じです。
 彼女はこの作品後も何枚かはアルバムを発表したようですが、当然未聴ですのでどんな感じかはわかりません。このアルバムの路線でないことを祈ります。で、今は音楽活動のかたわら、何とソムリエもやってるとの事。うーん、いいんだか悪いんだか。

Mi-Ke 太陽の下のサーフィン・JAPAN BVCR-2315/JPN/CD
Mi-Ke 「想い出の九十九里浜」で売れた女の子3人組Mi-Ke、彼女らのアルバムは企画ものばかりで、私もマージービートカバー集を持ってます。他にも60年代和製ポップスカバー集や50'sオールディーズ集などなどが出てます、いらないけど。で、今回購入の作品は、やってくれましたのビーチボーイズカバー集(1992年発売)。ほとんどがダサダサの日本語だ〜(訳詞ではなくオリジナルの歌詞)。正直いってあまり期待はしてなかったのですが、結構楽しめたっす。同じパターンで過去に紹介したエンジェルスとの決定的な違いは、歌の巧さとバックの演奏。Mi-Keのメインボーカルは、その後ソロ歌手となる宇徳敬子なのですが、ウマイ。彼女だったからこそ聴けるシロモノになったのでしょう、英語詞の曲もそこそこサマになってます。安くあげた作りなら、オケのハモリ部分はコーラスのネーチャンで済ますのでしょうが、コーラス部にもしっかり宇徳敬子の声がかぶさってます。同じビーイングのZARDが出てこなければ、彼女ももう少し売れてたでしょうね。一方、演奏の方ですが、こちらも演奏者の愛情がヒシヒシと感じられる出来。特に「グッド・バイブレーションズ」が最高の仕上がりです。


4月
  1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7〜9月 | 10月 | 11月 | 12月

今月はたいしたものは購入していません。4枚購入したのですが、どれも中古で安いもの(600円以下)ばかり。4枚全部足しても1620円!。中古ショップを3店ハシゴして、半分意地になって安いものばかりを選んで買っていたわけです。買う買わないのボーダーラインは580円(笑)。そんなわけで、何を今さらっていうアーティストのCDばかりになってしまいました。ボーダーラインを980円ぐらいに上げたら、もう少し面白味のあるもの(今回買ったアーティストには失礼!)を紹介できたでしょうに。でも、こんな時でないと買わないようなCDばかりでしたので、ある意味良かったかなと思います。無駄にはなってないヨ!。

Happy Mondays Greatest Hits 3984-27836-2/GERMANY/CD
Happy Mondays ちょうど1990年あたり、異様に盛り上がったいわゆる、マンチェスター・ムーブメント(マンチェスター・シーン)。もちろんイギリスでの事ですが、それが日本にも飛び火して、マンチェスターにとらわれずUKロック全体がブレイク。ストーン・ローゼスとハッピー・マンデーズを中核として、インスパイラル・カーペッツやシャーラタンズなど、様々なアーティストが現れては消えていった時期でした。
 当時私もこれらのバンドは大好きで、それ以外によく聴いていたバンドを思いつくままにあげると、ザ・ファーム、ライド、ミルタウン・ブラザース、ラーズ、808ステイト、ネッズ・アトミック・ダストビンなんかがありましたねー。いやー懐かしい。ストーン・ローゼスなんて死ぬ程よく聴いたのにすっかり忘れてましたよ。セカンドが出る出るといってなかなか出なかったんですよね。ファーストを慌ててひきずり出してきて、聴きながらこれを書いて(打って)ます。いや〜カッコいいね〜。今思い出しましたが、昨年5月に紹介したシーホーセズ、ストーン・ローゼスのギタリスト、ジョン・スクワイアのバンドでしたわ、当時それで話題になってたんだ。本当まったく忘れてました。とにかく80年代後半、スミスやエコバニ、キュアなどの解散で元気がなかったUKシーンが、このマンチェ・ブームで元気になったのでした。日本で言う、イカ天ブームみたいなものか(笑)。
 なんか話がそれましたが、そのマンチェ・ブームの立役者、ハッピー・マンデーズの1999年発売のベスト。いや〜カッコイイっすね〜。彼ら独得のグルーヴ感がたまりません。フルボリュームで聴きたい1枚です。中古280円(!)で買ったのですが、おそらくプライス付け間違いだと思います。ラッキー。

Original Soundtrack Boys on the Side BVCA-668/JPN/CD

O.S.T./Boys on the Side 1995年公開の映画「ボーイズ・オン・ザ・サイド」のサントラで、中古380円で購入。残念ながら映画は未見なのですが、監督・出演陣・ストーリーなど、どれをとってもなかなかの映画のようです。興味ある人は映画タイトルで検索すればいくらでもひっかかってきますので、参考にしてください。レンタルでもあるはずです。他サイトからのコピペですが、ストーリを簡単に言うとこんな感じ。

 売れないシンガーのジェーン(ウーピー・ゴールドバーグ)はレズビアン。まじめなOLロビン(メアリー・ルイーズ・パーカー)は病気持ち。恋人を殺害してしまった男好きでセクシーなホリー(ドリュー・バリモア)。なんの共通もない3人は共に旅をすることになる。いつしかロビンに特別な感情を持ちはじめるジェーン。ジェーンの感情を毛嫌いするもその暖かさに心を開き始めるロビン。警官と付き合うようになり自分の過去を苦に思うホリー。果たして3人の運命は・・・? まさに「男は添え物」と言わんばかりの女性のためのハートフルな作品。前半はロードムービー風、後半は密度の濃いお芝居を観るような、厚みのある映画です。

 そんな映画の内容はまったく知らなかったのですが、サントラの素晴らしさは当初からずーっと気になっていたのでした。それを今頃になって購入。何が素晴らしいって、まずは以下の曲目&アーティストをご覧くださいな。

1. You Got It - Bonnie Raitt
2. I Take You With Me - Melissa Etheridge
3. Keep On Growing - Sheryl Crow
4. Power Of Two - Indigo Girls
5. Somebody Stand By Me - Stevie Nicks with Melissa Etheridge
6. Everyday Is Like Sunday - Pretenders
7. Dreams - The Cranberries
8. Why - Annie Lennox
9. Ol' 55 - Sarah McLachlan
10. Willow - Joan Armatrading
11. Crossroads - Jonell Mosser
12. You Got It - Whoopi Goldberg
13. You Got It - Bonnie Raitt

 どうですか〜。女性が主役の映画だけに、参加アーティスト陣もすべて女性。それもかなりの人たち。収録曲も大半が本作のための新録です。
1はジェフ・リンとトム・ペティが大々的に参加したロイ・オービソンの最終作「ミステリー・ガール」の中の1曲。3デレク&ザ・ドミノスの名曲。6モリッシー9トム・ウェイツの代表曲。そして11ロバート・ジョンソンの曲、クリームのバージョンに近いけど。7は新録ではないですが、リプトンのレモンティー?のCMソング(気球が出ていたような)で、聴き覚えがあるはず。そして12は主演のウーピー・ゴールドバーグが弾き語り風に味わい深く歌うのですが、映画でも『ここぞ』というシーンで歌うらしく、涙なくしては見られないとの事。映画見てみるか〜。

Percy Sledge The ultimate Collection 7 80212-2/US/CD
Percy Sledge 「男が女を愛する時」でおなじみのパーシー・スレッジのベスト、中古380円で購入。これも今さらですね。失礼ながら熱心なソウルファン以外には一発屋という感じにしか受け取られていないようで、私もそうでした。
 「男が女を愛する時」は、アトランティック系のソウル・コンピには「Knock on Wood」「Hold On,I'm Coming」などと一緒に必ず入ってるし、最近ではソウル界だけでなく、一般のラブ・バラード系コンピにも進出、マイ・ガールやスタンド・バイ・ミーなどのようにポピュラー化してしまった感があります。
 そんなわけで、今まで彼のオリジナル作を買う必要が無かったんですよね。それに、同タイトルのオリジナル作もジャケットがあまりにも普通(お姉ちゃんと花)なので、購入意欲がわかないというか何というか。どうせ買うならEDDIE FLOYDの「Knock on Wood」の方買ってしまうもんね、ジャケットがカッコいいから。(右のジャケ写参照/左:パーシー、右:エディー)
 で今回、こんな値段で彼の他の歌が聴けることになったわけですが、通して聴いて思うことは、とにかく彼は歌がウマイ。ハイトーンものびる。「男が女を〜」はデビュー曲なのですが、あまりの名曲さゆえに、それを超える曲が以降出なかったという、ある意味不幸なアーティストと言えるでしょう。もう何曲かヒットしていれば、第2のオーティスとしての地位も得られたでしょうに。

Peter,Paul & Mary The very Best of Peter,Paul & Mary WPCP-3877/JPN/CD

Peter,Paul & Mary  本作こそ、何をいまさらの極み!。ピーター、ポール&マリーの'90年発売のベスト。中古580円で購入。それでも今月購入品の中では一番高価で、正直言って買う時少し悩みました(笑)。
 そもそも彼らって、今まであえて聴きたいと思わなかったし、買う必要に迫られたこともなかったっす。聴いても左から右へ素通りって感じでしたから。「パフ」や「花はどこへ行った」なんか小学校か中学校の音楽で教わったし、「風に吹かれて」はディランの方を聴くし。ですから、今回は彼らを正当に評価するちょうど良い機会となったわけで。
 で、聴いてみるといや、なかなか良いんですよ、これが。聴いたことある曲ばっかで、いっしょに口ずさめるし、最近流行りの癒し系という気もするし。まあフォークなんであたりまえか。曲目は以下のリストを参考にしていただければいいですが、取りあえずの曲はしっかり押さえた20曲で収録時間約60分。10年以上前の盤ではありますが、このへんの曲の多さもポイント高めのCD。では聴いてみましょうか・・・・・。

1.悲しみのジェット・プレーン
2.朝の雨
3.500マイルも離れて
4.くよくよするなよ
5.セトゥル・ダウン
6.サンフランシスコ湾ブルース
7.パフ
8.レモン・トゥリー
9.ハッシャ・バイ
10.デイ・イズ・ダーン
11.ロック天国
12.ア・ソーリン
13.私の試練
14.虹と共に消えた恋
15.山の上に告げよ
16.相惨な戦争
17.花はどこへ行った
18.天使のハンマー
19.風に吹かれて
20.わが祖国

さあ、いかがでしたか。私も聴き終わってすっかり昔を懐かしむオヤジの気分になってしまいましたよ。特に17あたりで。アメリカ人が彼らを聴く感覚って、日本で言うなら、由紀さおり&安田祥子の唱歌集を聴くような感覚なんじゃないでしょうか?違う?。


3月
  1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7〜9月 | 10月 | 11月 | 12月

ここ数カ月のうさを晴らすような大量購入。特にバッファロー・スプリングフィールドのBOXはずっと欲しかったものでしたので、最高の気分です。

Buffalo Springfield Buffalo Springfield Box Set AMCY-6301〜4/JPN/4CD
Buffalo Springfield Box Set 上で書いた通 りのバッファロー・スプリングフィールドの4枚組のBOXセットです。昨年(2001年)8月に発売されてからずっと欲しかったのですが、7,980円もしますので買えないままだったのであります。中身は、バッファローの録音曲をデモや未発表ミックスなどを織りまぜて、録音順に収録。いやあ、もう素晴らしいのひとこと。
 未発表曲など、どの曲をとってみても鳥肌もの。特にニール作の「Down Down Down」。アレンジを変え2パターン収録されているわけですが、永遠の名曲「Broken Arrow」へと変わっていく様を少し伺い知ることができます。
 4枚組のうち3枚がこういうパターン、そして最後の1枚がすごい。ファースト&セカンドをデジタル・リマスターで完全収録。無人島持参アルバムに決定です!。特にセカンド収録部分。やはり永遠の名作アルバムです。本当に駄作曲無しの奇跡的なアルバム。ニール・ヤングとスティーヴン・スティルスのせめぎ合いが、いい形で結実した1枚。メンバー全員のエネルギーやスタッフ、時代背景などあらゆる要素が混じりあい見事に核融合した珠玉の1枚。このセカンドは当然単品でも出てますので、みなさんぜひ聴いて下さい。タイトルは「Buffalo Springfield again」、マストです。

Various Artists Good Rockin' Tonight
  〜The Legacy of Sun Records〜
WPCR-11170/JPN/CD

The Legacy of Sun Records エルヴィスやカール・パーキンス、ジェリー・リー・ルイスなどを生み出したサン・レコード創立50周年を記念したトリビュート・アルバム。内容は後でふれるとして、そうそうたる参加アーティストをご覧ください。例によって全曲リストアップですが、CDDBからのデータのコピペですので、間違っていたらお許しを。

1.That's All Right : Paul McCartney
2.Mystery Train : Jeff Beck & Chrissie Hynde
3.My Bucket's Got A Hole In It : Jimmy Page & Robert Plant
4.Blue Suede Shoes : Johnny Hallyday
5.Whole Lotta Shakin' Goin On : Elton John
6.Blue Moon Of Kentucky : Tom Petty & The Heartbreakers
7.Sittin On Top Of The World : Van Morrison & Carl Perkins
8.Don't Be Cruel : Bryan Ferry
9.Red Cadillac And A Black Moustache : Bob Dylan
10.Just Walkin' In The Rain : Eric Clapton & The Impressions
11.Lonely Weekend : Matchbox Twenty
12.Who Will The Next Fool Be? : Sheryl Crow
13.It Wouldn't Be The Same Without You : Chris Isaak
14.I Walk The Line : Live
15.Drinkin' Wine Spo-Dee-O-Dee : The Howling Diablos Featuring Kid Rock
16.You Win Again : Mandy Barnet With The Jordanaires
17.Cry, Cry, Cry : Third Eye Brund
18.Teasin' Around : Brian May
19.Rock 'n' Roll Ruby : Mark Knopfler

 ね、すごいメンツでしょ。だけど、内容はそんなに面白くないのよ。わりとオリジナルに忠実なカバーが多いんですよね。1のポールや5のエルトン・ジョンとか期待外れ。オリジナルが偉大なだけにあまり羽目を外せないと、そういうわけですね。3も一瞬喜んだけどロバート・プラントの声に艶がないし。そんな中、7のヴァン・モリソンと10のボブ・ディランはやっぱり聴きごたえあるわな。存在感バリバリ。本作はこの2曲で決まり。後はおまけということで。でも通して聴いて悪いわけはないですよ。バッファローがなければ今月のベストだったでしょうから。

Uncle Kracker Double Wide AMCY-7189/JPN/CD
Uncle Kracker 3月に集中的に放送されていたケリー・チャン出演によるJTのお茶「彩 美茶」のCMで流れていた歌に惚れ込んでしまい、インターネットで検索。その結果 、アンクル・クラッカーの「フォロー・ミー」という曲だと判明。で、その曲が収録されているのが本アルバム「ダブル・ワイド」で、2000年に発売されたもの。ショップでこってり探そうと思ったら、平積みディスプレイしてあって、あっさり見つかりました。CMの効果 ってすごいんですね〜、2年前のアルバムなのに。
 アンクル・クラッカーって何者かは、以下を参照。まんま転載します。
 「キッド・ロックのアルバムにDJとして参加していることでも知られている、アンクル・クラッカーはその楽曲がジャッキー・チェン主演映画『上海ヌーン』やトム・クルーズ出演の『M:I-2』の挿入歌として使用されるなど、今後の活躍がますます注目されているアーティストのひとりです。」
  とのことです。よくは分かりませんが、そのしわがれ声とか、サウンドとか結構好きな感じです。と言っても買う前にインターネット上のCD NOWで全曲試聴できたので、ある程度内容はわかっていたんですけどね。それがなければ買ってなかったでしょうね。いやあ、便利な世の中になったもんだ。

Michel Polnareff Le meilleur de Michel Polnareff POCP-7480/JPN/CD
Michel Polnareff ここ1、2年、CMや番組の挿入曲などで流れる頻度が高くなったミッシェル・ポルナレフ。「Love Me,Please Love Me」の甘いファルセットボイスが、ついこの間までソニーのテレビのCMで流れていたのは記憶に新しいところ。そんな彼の2000年発売のベストを中古ショップにて580円で購入。
 私もそんなに詳しい訳ではないですが、一応知らない人のために簡単に説明を。彼はフランスのアーティストで、1966年にデビュー。当時のヒッピー・ムーブメントなどとも呼応し、フランスの新しいポップ・ミュージックとして大衆に受け入れられ、個性的なメガネと奇抜なファッションで人気に。当時日本でも売れまくり、72年頃までが全盛期。以降アメリカに渡ったりもするが振るわず、現在に至る。一応今でもミュージシャンとして活躍中。日本で例えるなら、沢田研二みたいなもんでしょうか、売れた規模が違いますのでミッシェルには大変失礼ですが。
 日本で一番有名なのは間違いなく「シェリーにくちづけ」でしょう。彼の名前を知らなくても、「トゥートゥー・プゥマ・シェリー・マ・シェリー」のフレーズで始まるこの曲を知らない人はいないでしょう。とにかく彼のツボを心得た曲作りのウマさといったら。この曲に代表されるように、ポップな曲はとことんポップで口ずさめるようなわかり易さが、そして「Love Me,Please Love Me」のようなバラードには息が詰まるくらいの美しさがあります。ぜひみなさんも聴いてみてください。きっと知ってる曲がたくさん、損は無いです。

The Pretenders Viva El Amor! 3984271522/GERMANY/CD
The Pretenders/Viva El Amor! 1999年発表の今のところプリテンダーズの最新作。中古ショップで280円で購入。中古だと思いきや、シールドついたままの未開封新品でした。輸入盤とはいえ、新品でこの値段って、可哀想なクリッシー。
 で、内容ですが、そーですね〜、可もなく不可もなくって感じでしょうか。バラード系はそこそこなんですが、アップな曲がイマイチ。1曲目の「POPSTAR」なんか、サードアルバム収録曲「ミドル・オブ・ザ・ロード」パート2って感じなんですが、尖った感じが全然なく、ゆるゆるです。「Legalise Me」という曲ではジェフ・ベックが参加し、ギュイギュイ〜ンとしたギターソロを聴かせてくれますが、それがどうしたのって感じで、曲に貢献しているとは思えません。
 ジャケットデザインがこれまた、善し悪しを判断つけづらい中途半端な出来。ライナーを見てみるとカバーフォトは今は亡きリンダ・マッカートニーとの事ですが、またまた、それがどうしたのって感じ。背景を真っ赤にしたのが良かったのか悪かったのか…。
 とまあこんな感じで、すべてにおいて中途半端な作品という感じを受けました。残念。

Bryan Ferry As Time Goes By CDVIER89/EU/CD
Bryan Ferry/As Time Goes By ブライアン・フェリーの1999年発表のソロアルバム。ソロって言っても、彼はもうずっとソロなんですけど、私にとってはやっぱりロキシー・ミュージックのブライアン・フェリーなんです。ロキシーでの来日キボンヌ。
 本作はジャズ・スタンダードというのか何と言うのか、コール・ポーターとかクルト・ワイルとか、デートリッヒが『嘆きの天使』の中で歌う「Falling in Love Again」とか、古き良き時代の音楽を何の工夫もなくそのままカバー(失礼)。例の甘い甘いウエットボイスのおかげで、いい雰囲気なんですけど、それだけです。ワインでも飲みながらディナーをいただく時とか、どこかの令嬢と晩餐会でご一緒する時とか、そんな時にでも利用させていただきますわ。ちなみに中古ショップで280円で購入。


2月
  1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7〜9月 | 10月 | 11月 | 12月

2月の購入枚数は0枚です。購入以前に、ショップ自体に全く行けませんでした。

1月
  1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7〜9月 | 10月 | 11月 | 12月

1月は音盤購入はナシ。そのかわり、映画のDVDとレコードジャケットがらみの書籍を購入。

AUSTIN POWERS オースティン・パワーズ PCBG-00032/JPN/DVD
オースティン・パワーズDVD 私の大好きなおバカムービー、オースティン・パワーズのDVD。2作目は2000年3月に購入済みですが、やっと1作目を購入。やっぱりこの1作目の方が出来がいいよね。コンパクトにまとまってるし、おバカ加減も冴えてる。今まで何度見たかわからないのに、今回見直してまたクスクス笑ってる自分。例によってDVDのお約束、未公開シーンや予告編のオマケ付き。
 2作目を買った2年前に比べて、世間でのDVDの普及はかなりのものとなり、セルもレンタルも幅をきかせてきて、時の流れを感じさせますね〜。私も以前はプレステ2で見ていたけれど、今はちゃんとしたDVDプレーヤーに。オークションで切手(!)で買ったモノですけどね(笑)。さあ、今後私のDVDコレクションは充実していくのでしょうか…。

ストーム・トーガスン、
オーブリー・パウエル 編著
100ベスト・アルバム・カヴァーズ ミュージック・マガジン/書籍
100ベスト・アルバム・カヴァーズ 以前(2001年11月)に少しだけ紹介した「とにかくすごい本」というのがこれ。B4変型版・160ページ・オールカラー・税抜4800円というボリューム!。でもこのボリュームが凄いってわけじゃないよ、中身が凄いのです。
 例のデザイン集団・ヒプノシスの中心人物だった二人が、過去に発売された膨大な数のレコードの中からジャケットデザインに優れた100作品を選出。それに関わったデザイナーやカメラマン、イラストレーターなどのコメントを交えて、アルバムジャケットをアートの面から語っていきます。セレクトされた作品はほとんどがロック系ですが、ジャズやクラシックもちらほら。アーティストやアルバムの有名さではなく、あくまでもデザインの秀逸さに的を絞ってセレクトされていますので、初めて見る作品もけっこうあったりします。
100ベスト・アルバム・カヴァーズ100ベスト・アルバム・カヴァーズ で、中身の方ですが、右の2枚の画像をご覧ください。
左の方はブラインド・フェイス唯一のアルバムの紹介ページ。中央にどかーんと実際のジャケットが配置され、そのまわりを様々なコメントが囲むというレイアウトになっています。ほとんどの作品がこのパターンで紹介されています。
 では、一番右端の画像をご覧ください。あまりにも有名なストーンズのスティッキー・フィンガーズの紹介ページ(片ページのみ)ですが、こんな風に有名どころや特に出来のいい作品は見開きで紹介されています。本ページではミックがアンディ・ウォーホルにオファーした過程、実物のジッパーが付くようになったいきさつ、モデルは誰なのか、発売後に殺到した苦情、同時に提案されたデザイン対向案…などなどのコメントが周りにびっしり。
 ドアーズのセカンドジャケットの紹介ページでは大道芸人たちの撮影時の様子やロケ地が、ピンクフロイドの「狂気」(プリズム・ジャケット)では印刷時のための色指定の苦労など、とにかくジャケット制作時の裏話がテンコ盛り。究極のジャケット研究本です。高かったけれど、買って良かった〜。


1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7〜9月 | 10月 | 11月 | 12月

2004年 | 2003年 | 2002年 | 2001年 | 2000年 | 1999年 | 1998年 | 1997年


ホームに戻る