ここでは、私がその月に入手したCDやレコードなどをとりあえず羅列していこうと思います。
人に教えてどうなるわけでもないのですが、私個人のこずかい帳代わりのようなものです。
こういうの、ダブって買わないために必要なんですよね。
※1 アーティスト名 タイトル ※2 コメント
※1-新品購入
-中古購入
-オークション購入 ※2 商品番号/発売国/盤の種別
2004年 | 2003年 | 2002年 | 2001年 | 2000年 | 1999年 | 1998年 | 1997年
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月
12月 |
12月は購入はございませんでした。2001年を振り返って見ると、例年になく購入の少ない一年でした。何回も書いていますように、結婚したことが原因の第一なわけですが、はてさて2002年はどうなることやら…。おそらく同じように紹介点数は少なくなると思いますので、「欲しい(けど買えない)リスト」の公開に変更しようかなどと思ったりもしています。まあ、どうなることやら。
11月 |
今月は1枚だけです。ただ、音楽関連の本を1冊買ったのでそれも合わせて紹介します。
The Hollyridge Strings The Long and Winding Road TOCP-65642/JPN/CD ビートルズのインストゥルメンタル・カバーといえば彼らというぐらいの超有名オーケストラ、ホリーリッジ・ストリングス。東芝EMI発のビートルズ・カバー集には必ず何曲か収録されているのですが、こうしてピンのCDを見かけたものだから、購入してしまいました。「LOVE ME DO」から「THE LONG AND WINDING ROAD」まで全28曲たっぷり収録。ちょっと聴いただけだと、単なるスーパーマーケットのBGMにしか聴こえないんだけど、良く聴くと百貨店のBGMぐらいには聴こえます(笑)。まあ、とにかく普通に流して聴いてしまうと、どうってことないんだけど、それなりに楽しめるアルバムなのです。たとえば、「HELP!」。出だしの『♪ヘ〜ルプッ』と叫ぶところを音譜にすると短音1音だけになり、それを楽器で表現すれば『♪ペンッ』としかならない。それをどうオーケストラで表現しているのか?などなど、アレンジの冴えてる曲がたっぷり。ジョージ作で唯一収められている「SOMETHING」も、何のことはないアレンジながら、感慨深くなってしまいます。とにかくジョージに合掌。
松井 巧 編著 失われたレコードを求めて
〜英国盤ジャケット・アートの世界グラフィック社/書籍 こちらは書籍になりますが、一応音楽関連ということで載せておきます。「100ベスト・アルバム・カバーズ」という本を買いに本屋に立ち寄り、なかったので代わりに買った本です。(「100ベスト〜」は注文しましたので、入手したらまた紹介します。とにかくすごい本なんです!)
で、この本なんですが、タイトル通り、ほぼオールカラー全160ページに渡りレコードのジャケットがずらりと紹介された一冊。収録レコード点数600点との事。良い点でもあり、欠点でもあるのが、ジャケットのセレクトに偏りがあること。テーマ別に紹介されているのだが、「このテーマならあの作品が入ってないのはおかしい」などと思うことがしばしばあった。これについては編者自身も断りを入れていて、しょうがないところではあるが......。でも見たことないジャケットが多くて楽しめたのは間違いない。
しかし、ここ1、2年でこういったビジュアル面に注目した書籍やイベントなどが増えてきて嬉しいところではあります。レコード・コレクターズでも「ジャケット・デザイン・イン・ジャパン」というコーナーが始まり、興味深く読ませていただいております。3年前に開催したロックLPジャケット展も、そういった意味からもよい経験をさせていただきました。
10月 |
今月はけっこう買いましたが、安いのばっかり。5枚買ってトータルで5100円。う〜ん安い買い物だ。最近は私も節操ある買い方をしてるな〜、エライエライ(笑)。
Various Artists Dance Unite! Kayama Yuzo Tribute Remix AVCD-11701/JPN/CD TSUTAYAのワゴンセールで500円にて購入。いわゆる加山雄三のトリビュートアルバム。加山雄三のトリビュートといえば、信じられないぐらい凄い面子による2枚組の大作カバー集「60 CANDLES」が有名だけれど、本作は加山雄三のオリジナルのボーカルを使い、こねくり回してREMIXしたという作品。残念ながら「60 CANDLES」も持ってないのですが、個人的にはこのREMIXのほうが楽しめそうな感じ。本人のボーカルだというのもミソ。ただ悲しいのは、知識がないので、リミキサー陣がどの程度の人たちが参加してるのかさっぱりわからないこと。知ってるのは浅倉大介とScudelia Electroぐらい。残りは、west 87とか、守尾崇とか、DJ SOMAとか、GTSとか........。すいません。知らないっす。でもなかなかの好盤。はたして愛聴盤となるか!
Original Motion Picture Soundtrack Love Serenade 5530092/Australia/CD TSUTAYAのワゴンセールで300円にて購入。何かよくわからんサントラで、当然未見の映画なのですが、そのジャケットと収録曲に惹かれて購入。収録アーティストはバリー・ホワイト、ヴァン・マッコイ、グレン・キャンベル、ディオンヌ・ワーウィックなどなど。70年代の甘ったるいソウルミュージックが中心なのですが、なかなか濃い人たちを集めたものだ。いきなり1曲目からバリー・ホワイトのネチっこいボーカルで始まりますからね〜。
なかなかのサントラだったので、映画もさぞや良いのではと、インターネットで調べましたよ。それによると、邦題はそのまんま「ラブ・セレナーデ」。オーストラリアの女性監督シャーリー・バレットの作品で、第49回カンヌ映画祭('96年)カメラ・ドール(新人監督賞)受賞作品だって。へ〜、そうですか〜。結構わけわからん変な雰囲気の映画らしく、自分の好みなような作品なので、ぜひ見てみたいっす。DVDも最近出たようだしね。
Frankie Goes to Hollywood Bang!...The Greatest Hits of 82587-2/US/CD いや〜懐かしいっすね〜。フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド。MTV全盛の頃、レーガンとゴルビー(だっけか?)のそっくりさんの殴り合いのビデオ、嫌になるほど見たよな〜。「あの頃はまだソ連も強かったよな〜」などと感慨にふけってしまいますが、とにかく懐かしいし、結構好きでした、私。何かうさん臭そうでまがい物っぽいんだけれど、そこが良くって....。「何ものなんだろ、こいつら。本当に演奏できるんだろうか。ホ○っぽいし。」などと思いながら聴いてましたね、当時。ファーストアルバムはピクチャレコードで持ってますし。
で、このアルバムも上と同じくTSUTAYAのワゴンセールで300円にて購入。見つけて思わず「これだ!」と思ってしまいました(苦笑)。
癒し系イージーリスニング Melody〜赤ちゃんとママの癒しのオルゴール AKA-62/JPN/CD 奥さんの胎教用に買ったタイトル通りの癒しのオルゴールサウンド集。赤ちゃんホンポで定価1000円にて購入(安い!)。ここ1年ぐらいの間に流行った曲が15曲収められていて、選曲もなかなかGOOD。らいおんハートに楽園に桜坂、ケミストリーにゴスペラーズ、宇多田にMisiaにあゆ、トリは明日があるさときたもんだ。ね、なかなかの選曲でしょ。オルゴールのアレンジも結構良し。安いからと言ってあなどれんゾ。正直言って今月のベスト。いや〜癒されてしまいました、私(笑)。
森みゆき、斉藤伸子ほか よいこのどうよう KICW8001〜2/JPN/2CD 上と同じく、奥さんの胎教用(何年後かには子供用)に買ったものです。こんなのをここで取り上げるべきかどうか迷ったのですが、買ったCDには違いないのでご紹介します。何年後か先にこのコーナーで紹介するCDが、「アンパンマン」とか「おかあさんといっしょ」とかばっかりになってしまったとしたらその時に対応を考えます。そういうCDを紹介した方が世の人のためになるかも知れないですね(笑)。まあしばらくはこんなのも混じるかも知れませんがヨロシク。
さてCDの中身ですが、それぞれ30曲収録、計60曲(!)収録の2枚組。2枚組で3000円ナリ。まあ童謡のことですから、1分前後の曲がほとんどですけどね。「ぞうさん」とか「いぬのおまわりさん」とか「アイアイ」とか「とんぼのめがね」とか知ってる曲がほとんどなのですが、聴いてみると新しい発見がいっぱい詰まってますね。歌詞を間違えて覚えていたり、2番の歌詞を初めて知ったとかね。いや〜、このCDもある意味癒されましたよ〜、ウン。
9月 |
9月早々、久々にショップへ行ったら、欲しい物がたくさんあるじゃないですか!でもかつてのように買いまくる訳には行かなくなったので、厳選した2枚(上から2枚)を購入。偶然にも、どちらも2枚組でした。そして、もう一枚のハニーズは以前から友人に頼んでいたモノ。結婚祝い替わりにと料金支払いを免除してくれました。ありがとう、感謝致します。
The Beach Boys Hawthorne,Ca
〜Birthplace of a Musical Legacy〜TOCP-65729・30/JPN/2CD 突然発売されたビーチ・ボーイズのレア・トラック集。英語力のなさゆえ、曲間に何カ所か挟まったインタビューなどは邪魔の一言ですが、内容自体は素晴らしい。デモテイクやミックス違い、アカペラバージョン、バックトラック(いわゆるカラオケ)などなど、出るわ出るわで2枚組にぎっしり。それでも物足りない、もっとた〜んと出しておくれキャピトルさん。もっとあるでしょ、スマイルの頃とかランドロックの頃とか。
でやっぱり、個人的には2枚目のCDの「Good Vibrations」以降がやっぱり聴き応えありますよね〜。「Time to Get Alone」がブライアンのボーカルで聴けるなんて、それだけでも幸せ。デニスの未発表曲も素晴らしい。「英雄と悪漢」のステレオ・シングル・バージョンも鳥肌モノ。返す返すも、インタビューなんぞでお茶を濁した中途半端な編集が悔やまれる。でもパート2、パート3を期待していますのでヨロシク。
Various Artists Burt Bacharach Presents Sweet Melodies WPCR10978〜9/JPN/2CD またまた出ました、バート・バカラック作品集。二枚組で全50曲収録の3,400円。お買得!レーベルの壁を越えたナイスな選曲にも拍手。おそらく今までのコンピの中でベストでしょう。BOXものは除いて。お洒落(?)なパッケージデザインなどは日本製作でしょうが、原盤はどうやら英国製作らしく、いくつかの曲がイギリス人に馴染み深いアーティストで収録されているとの事。オリジナルのアーティストの方は過去に何度もリリースされてるので、こういったやり方のほうが嬉しいです、正直言って。
そのおかげで、プリテンダーズの「世界の窓と窓」が聴けることが一番の収穫。この曲、シングルしか出てなかったもので。その他にもサーチャーズやスタイリスティックスなどによるバカラックの曲も聴けるし、いたれりつくせりのアルバム。最後はコステロとのコラボレート曲でしっとりと閉めるあたり、やってくれますね〜。二枚通して聴けば、幸せな気分になることうけあい。オススメ!
The Honeys The Honeys Collection UD2032/JPN/CD ザ・ハニーズって、3人組のガールグループなのですが、知ってる人は少ないでしょうねぇ〜。ビーチボーイズとは切っても切れない関係なのですけどね〜。メンバーの一人がブライアンのガールフレンド(後に結婚〜離婚)だったことから、ブライアンの強力な後押しでデビュー。曲をもらったり、プロデュースしてもらったり、山下達郎と竹内まりやの関係を思い出してみてください。
で、このアルバムですが、そのハニーズの活動をソロや別名義、再結成後も含め、「ほぼ」網羅した決定版コンピレーション。まあ。こんなもんでしょう。ガールグループの曲はうるさいこと言わずに楽しく聴ければいいんです。
8月 |
8月も購入枚数は0枚です、残念ながら。ただし、9月に入ってすぐ何枚か購入しましたので、次回の更新時にはお知らせできると思います。
7月 |
6月24日に結婚式を行い、7月の頭まで新婚旅行、その後もろもろの用事のため、ショップに行けるはずもなく、当然ながら7月の購入枚数はゼロです。これからも今までのような大量購入は無理でしょうねぇ〜。オークションもうっとうしいことになってしまったし。
6月 |
5月に引き続き、ショップに行ったのは6月頭の一度きり。その時に以下の3枚を買ったのですが、ショップの袋に入ったままで、空けたのはこの文を書いてる本日(8月15日)。本当に6、7月と忙しくてねぇ〜。
Various Artists Caroline Now! -The songs of Brian Wilson and The Beach Boys MA 50/EU/CD タイトル通りの、ブライアン・ウィルソン&ビーチボーイズのカバー集。けっこう分厚いジャケットにはブライアン(&BB5)への愛情が感じられる写真&ライナーがたっぷり。このコンピのために行ったブライアン本人へのインタビュー(2000年4月20日)もあり。訳すのが大変で読んでませんけど(笑)。気になるのが、裏ジャケットに大きく書いてある「mike love,not war」という文字で、どう訳せばいいのか理解に苦しみます。皮肉なのでしょうか‥。わかる人教えて。
で、内容ですが、一度通して聴いた印象は「地味やな〜」。本当、派手さのない、ある意味癒し系のサウンドに仕上がっています。例外の曲もあるけどね。参加アーティストも知ってるのは半分ぐらいかな、何組か挙げておきますね。Eugene Kelly、Alex Chilton、The High Llamas、The Free Design、Saint Etienne、Eric Matthews、Malcom Ross、ぐらいかな〜。ね、参加アーティストもわりと地味でしょ。カバーしてる曲もけっこう地味め。うーん、売る気があるのか?。とにかく全24曲たっぷり収録の、コアなビーチボーイズファンむけのアルバムです。そうそう、新品1,870円にて購入。
Various Artists The Best Sixties II VTDCD 106/UK/2CD
ワゴンセールにて新品1300円で購入。2枚組で全50曲収録の超バリュープライス!。内容はタイトル通り60年代モノコンピレーションなのですが、もう選曲が最高。60年代を2枚にまとめるのは不可能だし、あれが入ってないとか言い出すときりがない。でもこのコンピはいい曲&重要曲ばかり。R&R、R&B、マージービートなど、そこそこそつなくまとめてあります。こんなの自作CDでも真似できないっす。本当にコンピレーションの鑑的アルバムです。あまりにすばらしい選曲なので収録曲をすべて載せます。レコード収集の参考になりまっせ!これを参考に自作コンピを作ってもいいのでは?
DISC ONE
Roy Orbison / Oh Pretty Woman
The Monkees / Daydream Beleiver
Gerry And The Pacemakers / How do you do it?
Diana Ross & The Supremes / Where Did Our Love Go
Garry Puckett &The Union Gap / Young Girl
Manfred Man / Do Wah Diddy Diddy
Amen Corner / Bend Me, Shape Me
The Equals / Baby Come Back
Chris Montez / Let's Dance
Buddy Holly / Heartbeat
The Searchers / Sweets For My Sweet
The Hollies / Just One Look
Herman's Hermits / I'm Into Something Good
The Everly Brothers / Cathy's Clown
Bobby Vee / The Night Has A Thousand Eyes
The Shadows / Apache
Unit 4 Plus 2 / Concrete And Clay
Tommy Roe / Dizzy
Gene Pitney / Something's Gotten Hold Of My Heart
The Righteous Brothers / You've Lost That Lovin' Feelin'
The Shirelles / Will You Love Me Tommorow
Honeybus / I Can't Let Maggie Go
Louis Armstrong / What A Wonderful World
The Mamas And The Papas / Dedicated To The One I Love
Bee Gees / WordsDISC TWO
Beach Boys / I Get Around
The Move / Firebrigade
The Animals / We Gotta Get Out Of This Place
The Easybeats / Friday On My Mind
The Kinks / You Really Got Me
Steppenwolf / Born To Be Wild
The Troggs / Wild Thing
Bobby Fuller Four / I Fought The Law
The Small Faces / Itchycoo Park
The Spencer Davis Group / Keep On Running
Sly & The Family Stone / Dance To The Music
Aretha Franklin / Respect
Wilson Pickett / Mustang Sally
Booker T And The MG's / Green Onions
Otis Redding / My Girl
Chuck Berry / You Never Can Tell
Eddie Cochran / Three Steps To Heaven
Love Affair / Everlasting Love
The Turtles / Elenore
The Walker Brothers / Make It Easy On Yourself
P.P.Arnold / The First Cut Is The Deepest
Dionne Warwick / Walk On By
The Mindbenders / A Groovy Kind Of Love
Thunderclap Newman / Something In The Air
Fleetwood Mac / Albatross
Tom Jones Reload VVR1009302/?/CD これはすごいアルバムです!。いちおうトム・ジョーンズのアルバムなのですが、全曲誰かとの共演。曲もカバーが中心。こんなのが1999年に出ていたのですね。ワゴンセールにて新品500円で購入したのが申し訳ないくらい。
トム・ジョーンズの過剰な程のエネルギーを共演相手がどう扱うかが最大の聴きどころ。たとえば、1曲目の「Burning Down The House」はトーキング・ヘッズの名曲ですが、それをカーディガンズと共演して歌ってる。わりとクールなカーディガンズと熱い暑いトム・ジョーンズがどう掛け合うのか、ね、気になるでしょ。
こんな具合で、共演するアーティストはプリテンダーズやヴァン・モリソン、シンプリー・レッドなどなど。カバーする曲もキンクスの「サニー・アフタヌーン」や、ボウイ、レニー・クラヴィッツなどなど脈絡なし。本当に彼のパワーと勢い一発で出来てしまったアルバムという感じです。雑な作りという意味ではないですよ。他のアーティストや収録曲などもっと知りたい方はCD NOWなどで調べてくださいね。
5月 |
5月にショップに行ったのは一度きり。その時に1枚300円のワゴンセールをやっていて、時間もなかったのでそこだけチェックして買った3枚を紹介します。3枚買って出費金額1000円以下!。どうだ!
Jackson Browne For Everyman SD 5067-2/US/CD 1973年発表のジャクソン・ブラウンのセカンドアルバム。ワゴンセールにて新品300円で購入。
デヴィッド・リンドレー、ジム・ケルトナー、ドン・ヘンリー、グレン・フライ、ラス・カンケル、ボニー・レイット、ジョニ・ミッチェル、デヴィッド・クロスビーなど、ウェストコーストのそうそうたる面子がバックで参加。彼のソングライターとしての交友の広さを物語る。だけど、地味。でも、そこがいいんだけどね、このアルバムは。心にしみ入る曲がたっぷり。で、何と言っても本作は最終曲のタイトル曲「For Everyman」に尽きる。名曲!。私は彼の曲の中で一番好きです。この後、名盤『Late For The Sky』、代表作だが「痛い」アルバム『The Pretender』を発表、ここまでが彼の最盛期だと思います。買うならここまでの4作をオススメ。最近の刺激の強い音楽に疲れたあなた、一度聞いてみてください。
The Seahorses Do It Yourself GED 25134/EU/CD シーホーセズって、本作が出た頃(1997年)MTVなんかで結構プッシュされていた記憶があるのですが、その後どうなったのでしょう。解散はしてないようなんだけど、新譜は出てないみたい。なにせ、最近の海外音楽事情にまったく疎いものでぜんぜん知らないのです。で、その、気になっていたバンドのアルバムがワゴンセールで新品300円で売ってたので、4年越しにやっと購入。
オアシスなどの流れをくむ、いわゆるビートルズ・フォロワーなのですが、他のバンドとは違う「何か」にずっと惹かれていたのです。それが何かはわかりませんでしたが、アルバムを買って判明。プロデュースを務めたのがあの「トニー・ヴィスコンティ」だったのです。T.REX等のプロデュースでおなじみのストリングスの鬼といえばわかるでしょうか。
The Rubettes Master Series 533 675-2/UK/CD いつも買いに行くショップにずっと置いてあり、ずっと気になっていた1枚。見るたびに値段が安くなっていき、ついに300円になったので購入。
ただ、何者なのかはずっとわからないままで、ジャケット写真の彼等のファッションはダサダサ。ベイ・シティ・ローラーズのような、あるいは宇宙戦艦ヤマトの乗組員のようなファッション?。70年代風のイメージをパロディでやってるバンドだと思っていたら、本当に当時活躍していたバンドだったようです。代表曲は「Sugar Baby Love」で、あの女性デュオのウインクのデビュー曲ではなかったかなと思います。このRubettesがオリジナルかどうかは不明ですが、彼らはこの曲で1974年5月に全英ナンバーワンを獲得します。今回購入のアルバムは多分ベストアルバムだと思うのですが、他には聴いたことがある曲がないので、おそらく一発屋だったのではないでしょうか。
4月 |
4月末まで、購入枚数はゼロでした。「これではいけない、HPにまた0枚と書くのはイヤだ!」とばかり、最後の最後に買いましたよ、2枚だけ。なんか、HPに書くために買っているような気がして、「なんだかな〜」という気持ちはあるのですが、まあ、良しとしよう。バーズがことのほか名作だったので。
The Byrds Farther Along SRCS 9496/JPN/CD 名盤!。1971年発表されたザ・バーズのラストアルバム(再結成アルバム除く)。リマスター及びボーナストラックが3曲追加され1年前発売されたもの。オリジナルで私が唯一持っていない作品でした。持ってなかった理由はただひとつ。過去にCDでもLPでも店頭で見たことなかったというだけ。正直言ってあまり期待していなかったけれど、カントリー・ロック期の集大成的作品で駄作曲ナシ。唯一のオリジナル・メンバーであるロジャー・マッギン色が弱いとされる本アルバムですが、そんなの関係ない。もう活動を終えることをメンバー皆が予感していたのかと思えるぐらい、憂愁の美的な特別なエネルギーの詰まった作品です。ちょうどビートルズの「アビー・ロード」のような....。
メンバーも音楽性も変化をくり返してきたバーズですが、私はカントリーに接近してからの方がどちらかと言えば好きです。初期のフォーク・ロック期も捨てがたいけれど....。まあ、その変遷も含め、トータルで楽しむのが「バーズ」を楽しむ本道ってものでしょう。アメリカン・ロックを語る上で欠かすことのできないこのバンド、以前にも触れましたが日本でもう少し評価が上がってほしいと思います。
大滝詠一 ロング・バケイション SRCL 5000/JPN/CD 先月「欲しい欲しいリスト」に挙がっていた作品ですね。本人の偏執狂的(スマン)本格的リマスタリングとボーナストラックが追加され、何度目かの再発盤。今回は正に打ち止め的な「20th Anniversary Edition」。日本のポピュラーミュージックシーンを語る上では絶対外せない1枚であることは間違いないでしょう。
ただ、本作と次作の「EACH TIME」の頃の大滝詠一は、つい最近まであまり好きではありませんでしたし、恥ずかしい話、持ってませんでした。なんか「おっしゃれ〜」っていうイメージが先入観としてあって、本来の大滝詠一らしくない気取ったアルバムとずーっと思ってました。私の中ではわたせせいぞうのイラストと同じイメージだったのです。今回聴いてみて、そのイメージが払拭されたというわけではないのですが、これも大滝詠一なのだと。いや、大滝詠一の全てがココに詰まってると(嘘、本当はノベルティっぽい部分が抜けている)いうことが解りました。肝心のリマスタリングについては、今までの音をじっくり聴き込んでいたわけではないので、何とも言えませんけどね。さあ、後は今世紀中には出るかも知れない(笑)新作に期待するとしましょうか。
3月 |
3月の購入件数は0枚です。先月書いたように散財できなくなったのが大きな理由ですが、3月という決算期に加え、結婚準備やら何やらでショップにも1度か2度しか行ってません。とは言え、これで終わるのはあまりにも寂しいので、ここ数カ月の間に欲しいと思っていた厳選アイテムを列記しておきます。ただ、今後買うかどうかは定かではありません。
- Neil Young/Road Rock LIVE(タイトル不明)
2月にふれたライブアルバムの映像版です。店頭でDVDを手に取って「買おうか....」と悩んだのですが、
6,000円という価格が今の私にはちょっとキツく、あきらめました。でも見たい!- George Harrison/All Things Must Pass
本作は1月か2月頃から買おうと思っていたのですが、国内盤と輸入盤どちらを買うべきか悩んでいるうちに
買うキッカケを逃しているものです。音が格段に良くなったデジタル・リマスターに加え、ボーナストラックも満載。
ビートルズのメンバー中で一番好きなジョージの最高傑作ですので欲しいのには違いないのですが....。
アートワークが優れた小振りな輸入盤の方が欲しいけど、国内盤に付くジョージのコメント等の対訳も欲しい....。- Sagittarius/The Blue Marble
ソフト・ロックの超名盤「プレゼント・テンス」に続くセカンドアルバム。世界初CD化!欲しい!聴きたい!- 大滝詠一/ロング・バケイション
遂に出ました、完璧(?)なリマスターアルバム。それもボーナストラック付きで。
シングル「幸せな結末」が出たあと、期待していた新作がいっこうに出ないと思ってたらこんなことしてたのね。
レココレを読んでいると、今回も気の遠くなるようなリマスタリング作業、ホントこの人スゴイわ(あきれ半分)。
まあ、中止や延期にならず発売されたことを素直に喜びましょう。「たった1週でいいから100位に入ってほしいのと
3万枚売れてほしいのと。(中略)それだけで1年暮らせるから。これだけは頼むよ」だって。こりゃ新作無理だわ。
2月 |
私事ですが、6月に結婚することになり、結婚費用を貯める必要が出てきました。いつものように散財できなくなったので、今月は(いや当分は)本当に欲しい物だけを選りに選って購入せざるを得なくなりました。というわけで、今月は厳選の3枚です。
Neil Young Road Rock Vol.1 WPCR-10876/JPN/CD 前作の「SILVER & GOLD」から半年、突然発売されたニール・ヤングのニューアルバム。2000年8月からスタートした「music in head tour」ツアーの模様を収録したライブアルバム。ツアー自体はカントリー/ロック調のものが中心だったらしいが、本作はライブ後半のハードな曲を中心にセレクト。8曲しか入ってないが、1曲1曲が長く全64分のギター弾きまくり大会。1曲目の「Cowgirl in the Sand」から「Walk On」へのつながりはもう最高。最終曲の「All Along the Watchtower」ではクリッシー・ハインドとのデュエットも聴かせてくれます(これはイマイチ)。
1枚通して聴いた感想は、いいんだけれど、もの足りないといった感じです。もっと、聴きた〜い、いや、生で見たい!。祈願、来日!。それまでは1月に出た(らしい)ライブのビデオを入手し、それを見て我慢しときます。
The Monkees The Definitive Monkees AMCY-6248-9/JPN/2CDs 我が愛するモンキーズの2月発売ホヤホヤの29曲収録のベストアルバム。通常盤と限定盤の2種類が出ており、買ったのは限定コレクターズエディションの方。こちらにはレア・トラック31曲満載のボーナスCDや豪華ブックレットが付く2枚組。2枚で全60曲収録、どうだまいったか!。
と喜んでいたのですが、このレア・トラックがちょっとクセモノ。過去に「Missing Links」なるレア・トラック集が3枚出ているのですが、全曲それらに入っているのでは?という気がします。めんどくさいので調べてませんが。まあ、メインの盤は究極のベストとも言える出来なのでまあいいか。ちなみに輸入盤のシールドパッケージに対訳ブックレットが付いた体裁です。
Steely Dan Gaucho UICY-3094/JPN/CD 本人たち監修によるデジタル・リマスターの紙ジャケ初回製産限定盤シリーズ、唯一出てなかった最高傑作がやっと発売。待ってましたよフェイゲンさん。その音は後でゆっくり聴くとして、入手できたことにとりあえず感謝。過去の紙ジャケシリーズもすぐに完売したらしいのでね。これで彼らのオリジナル7作全て(新譜除く)、リマスター盤と以前の盤とで2セット持つことになってしまった。以前の盤はオークションで売ることにしましょうか。
さて、スティーリー・ダンですが、昨年出た20年ぶりの新作「Two Against Nature」、グラミー年間最優秀アルバム賞とってしまいましたねぇ〜。一昨年のサンタナといい、審査員は何考えてんだか(笑)。こんな風にベテランの復活作ばっかりに賞あげてたら若者が育たんぞ〜。私らは嬉しい限りですけどね。
1月 |
ここ数カ月オークションによる購入点数がかなり多かったので、今月はオークションを自粛しました。
で、3枚に抑えたのですが、その分新品購入が増えてしまいました。今後は度を超さないように適度に買います。
Brian Wilson Brian Wilson (Deluxe Edition) WPCR-10787/JPN/CD これはこれはすごいアルバムの登場です。盤自体は'88年発表のブライアンのソロ第1作で、稀代の名盤なのですが、デジタル・リマスターに加え、ボーナス・トラックが14曲(!)追加。その14曲はシングル曲、デモ曲、アウトテイク、ブライアンのコメント等で構成され、オリジナルの12曲よりもオマケの方が曲数が多いという、とんでもないアルバムです。当然ながら通常盤を持ってますが、こんなの出たら買わないわけにはいかないでしょう。ビーチボーイズ再評価の風潮が高い昨今だからこそ、出たといっていい1枚です。ファースト持ってない人は迷わずこちらをゲット。輸入版でも入手可。
The Cuff Links Tracy MVCE-22011/JPN/CD 1910フルーツガム・カンパニーやオハイオ・エクスプレスなどと同じく「作られた」あるいは「実体のない」バンドのひとつ、カフ・リンクス。だからといって悪いと言うことは一切なく(上記のグループも大好きです)、極上のポップスがたっぷり詰まったアルバム(1969年作)。こういう「作られた」バンドの方が制作スタッフが「売らねばならぬ!」と、いい仕事しますからね。
メインのボーカルはロン・ダンテなる人物で、「シュガー・シュガー」でお馴染みのザ・アーチーズのボーカルも彼。当時彼は同じような「実体のないバンド」のボーカルをいくつもこなしていて、発売されるまでなんと言うグループで出されるのかもわからない状態だったらしい。いやはや恐れ入ります。
The Flying Burrito Brothers Hot Burritos! Anthology 1969-1972 UICY-3027-8/JPN/2CDs Gene Clark Flying High(ジーン・クラーク・アンソロジー) UICY-3029-30/JPN/2CDs バーズから派生した人たちによる極上のカントリーロック作2枚。それぞれ2枚組で、未発表曲などもたっぷり入ったお買得感あふれる編集盤です。まさにCDならではの仕事ぶりに拍手。
フライング・ブリトウ・ブラザーズは、バーズにカントリーの嵐を呼んできて、あっという間に去っていったグラム・パーソンズを中心に結成。引き抜かれたのかどうかは知らないけれど、同じくバーズのベーシストだったクリス・ヒルマンも参加し、カントリー・ロックを代表するバンドになりました。本作は、グラム・パーソンズの在籍していた1、2枚目と、その後発売された3枚目までを完全収録。さらに当時のシングルや未発表曲も収録し、一番美味しかった時期のブリトウズがまとめて聴ける最良盤です。無人島持参アルバムに加えたい1枚です(2枚組は反則?)。
一方は、3枚目で既にバーズを脱退していたジーン・クラークの活動を、レーベルの枠を越えて辿れる本当に嬉しいアルバム(全部集めるの大変なので…)。バーズといえばロジャー・マッギンやデヴィッド・クロスビーの評価が高いけれど、ジーン・クラークは在籍期間が短いせいかイマイチなのが残念。ギター弾かずにタンバリンたたいていたせいなのか(笑)。まぁ、脱退以降そんなに売れなかったのが一番の理由でしょうね。「ディラード&クラーク」時代とか大好きなんだけどな〜。初期は一番多く曲を書いていたし(しかもイイ曲を)、一番男前だったし、当時バーズの中心人物だったと思うのですが、違う?。私は彼に、どうしてもストーンズのブライアン・ジョーンズの影を見てしまうのですが、バーズのコアなファンの方どう思います?
とにかく、グラム・パーソンズもジーン・クラークも既にこの世にはいません。この2人の作品が少しでも多くの方に聴いてもらえることを願って、合掌。............しかし、日本でバーズもうちょっと売れてほしいぞ!ビーチ・ボーイズ再評価の次はバーズを頼む!音楽的変化もメンバーの出入りも多かったバーズですから、各人それぞれ追っかけるのが大変大変。私もずっと勉強中…。
Fleetwood Mac Peter Green's Fleetwood Mac ESCA 7824/JPN/CD Fleetwood Mac Mr.Wonderful ESCA 7825/JPN/CD Fleetwood Mac The Pious Bird of Good Omen ESCA 7826/JPN/CD ピーター・グリーンを擁した、ブルース時代のフリートウッド・マックのアルバムがイギリス・オリジナル仕様でやっと復活。しかもどれもボーナストラック大量追加。1st、2ndが'68年発売、3rdが'69年発売。セカンドはそのジャケットがイカす(真中)ので、ずっとアナログで欲しかったんだけれど、お目にかかったことなかった。日本でのデビュー作となったアメリカ編集盤「English Rose」もジャケットはインパクト十分。あれもアナログで欲しい。
しかし、後に大成功をおさめるフリートウッド・マックとはどう考えても同一バンドとは思えないよな〜、いつ聴いても。もちろん、「Rumours/噂」「牙/Tusk」の頃のマックも好きですよ。10年以上聴いてないケド。
Young Marble Giants Colossal Youth KKCP 197/JPN/CD これまた嬉しいアルバムを店頭で発見。'80年にラフ・トレードから出たオリジナルにシングル曲など10曲を追加した全25曲収録のお買得盤。ペラペラのギターにチープなオルガンとリズムボックス?のバックに清楚な女性ボーカルが加わるという、シンプル極まりない隙間たっぷりの音なのですが、妙にクセになるんですよね。こういうアルバムと上記のフリートウッド・マックみたいな「ど」ブルースを、一緒にショップのレジカウンターに持っていく自分の守備範囲の広さに感心(笑)。
ヤング・マーブル・ジャイアンツはこのアルバムたった1枚を残し解散。その後「ザ・ジスト」と「ウィークエンド」というバンドに分かれますが、この3グループとも当時大好きでした。特にウィークンドはジャズやボサノヴァ、ラテンなどをいち早く取り入れたお洒落路線なので、今でも十分売れますよ、多分。版権を持つレコード会社さん、頑張ってプロモーションしましょう。
当時のラフ・トレードには他にもピッグ・バッグやポップ・グループ、キャバレー・ヴォルテールなどたくさん好きなアーティストがいて、今聴くとあの当時が蘇ってきます。スリッツとかレインコーツとか、もう手放してしまったけれど、もう一度聴きたいよな〜。CD探して買うかぁ。で、ラフ・トレードはアズテック・カメラやザ・スミスでブレイクし、その後消えてしまったわけですが。ラフ・トレードBOXとか出ないかな〜。絶対買うのに(買わないかも知れない。まちょっと覚悟はしておけ by さだまさし)。
The Pretenders Greatest Hits WPCR-10814/JPN/CD 昨年の暮れから久々にプリテンダーズが聴きたくなり、例によって気軽に聴けるベスト盤を年が明けて購入。プリテンダーズは昔から私の大好きなバンドのひとつ。ただ、バンドといってもクリッシー以外のメンバーは常に流動的なので、彼女が好きと言ってもいいでしょうけど。その魅力は曲作りのうまさと彼女の声。名曲はいっぱいありますが、私の最も好きな曲は「Back on the Chain Gang」。ライナーによると彼女にとっても思い入れの強い曲だそうで…。バンドの特徴でもあるギターを効果的に配したサウンドが、最もいい形で表れた曲だと思います。ただ、初期の弱点だったドラムの弱さが、CDになって分離が良くなり、余計ハッキリわかるのが悲しい。そしてバラード系の曲で最大限に活かされる魅力的な声。「2000 MILES」は私にとって最良のクリスマスソングです。
初期は単なるツッパリロック姉ちゃんという感じだったけれど、年を重ね、結婚/離婚をくり返し、子供もでき、丸くなるかと思いきや、そんなことは全然なく突っ走り続けている彼女。年々バラードの比率は増えてきましたが、もう余裕すら感じさせるそのボーカル。これから先、一生歌い続けていってほしいと思います。
以下はオークションで買ったモノ。
The Pretenders Packed! WMC5-137/JPN/CD The Pretenders Last of The Independents 9 45572-2/US/CD 好きなバンドと言いつつ、4thアルバムの「Get Close」以降、しばらく買ってませんでした。というのもアルバムリリースのブランクが長すぎるから。4thが出たのが1986年、5thは1990年、次は1994年ですからね。'90年当時5thの「Packed!」が出た時には買おうかなと思ったのですが、ジャケットがイマイチ(クリッシーの顔の目から上のアップ)だったので買わずじまい。
で、今回のベスト購入に合わせ、未購入のアルバムも揃えようとオークションを検索。5枚目、6枚目を同じ方(女性)が出品されていたので、それぞれ700円、800円で購入しました。
5枚目の「Packed!」は、発表当時買わなかったのが正解とも思えるぐらいのイマイチの出来。メンバー脱退のイザコザで面子が流動的だったせいか、まとまりに欠け、勢いもナシ。アメリカじゃカタログ(CD NOW)にも載ってなくてひょっとして廃盤?
対して、1994年に発売された「Last of The Independents」は最高の出来。前作からまたまたブランクがあいて、4年後の発表となりましたが、正にクリッシー節が帰ってきたという感じです。1曲目のイントロからその気合いは十分感じ取ることができ、ラストの13曲目まで一気に突っ走ります。私にとってのベスト作は3枚目の「Leaning to Crawl」ですが、完成度としては、本作が一番かもしれません。('99年発表の最新作は未聴ですが)
The Zombies Odessey and Oracle RNCD 70186/CA/CD ゾンビーズの2枚目にして最終作となった、言わずと知れた超名盤(1968年作)。日本でもボーナストラックが入ったりBOX仕様になったりオマケがついたりで、今まで何度出直し発売されたことか。と言いつつ持ってませんでした。何度も買おうと思っていて、なぜか買いそびれてしまっていたのです。で、今回オークションで購入したのは'87年ライノから発売されたボーナストラックが2曲入った仕様のモノ。1100円で購入。現在はもっとたくさんボーナストラックが入ったモノが国内盤/輸入盤どちらでも入手できます。
「Sgt.Pepper's〜」以後に発表されただけに音はトータル・アルバム然とした作り。実際「Sgt.Pepper's〜」が発売された頃に同じアビーロードスタジオで録音が開始されたらしい。あまりにも有名な「Time of The Season」を始め、小粋なポップセンス溢れる名曲が詰まってます。ビートルズやビーチボーイズの影も見え隠れして…。ゾンビーズ入門者は本作と、初期のヒット曲がたくさん入ったベストを買えばほぼOKでしょう。