甲賀市企業人権啓発教推進協議会    
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過去の年間行事(平成23年度)

平成24年1月25日(水) 企人協人権研修会

企人協人権研修会:小林サヤ佳さん 1月25日(水)午後2時より、忍の里プララで、会員企業の従業員のみなさまを対象にした「企人協人権研修会」を開催し、85名の参加をいただきました。
 今回は、すとーりーてらーの小林サヤ佳さんをお招きして「語りと出会って 私らしく生きる」と題して、手回しオルゴールやスライドショーを交えながら語っていただきました。

 小林サヤ佳さんは、生まれて間もないころ医師から、ものごとをおぼえることが困難な障害があると診断されました。
企人協人権研修会:小林サヤ佳さん しかし、平成12年に転機が訪れます。地元・菰野町の図書館で川村喜佐さんという人の「民話語り」を聞いたサヤ佳さんは大感激。「自分も川村さんみたいになりたい。」と、お母さんに話しました。そこから、彼女の 「ゆっくり じっくり ちゃくじつに」の語り部人生が始まります。平成13年3月に東京で開催された『第10回わたぼうし語り部コンクール』で入賞をはたして以来、平成17年の『愛・地球博』では「まもりたいもの」という演題で45分間という長時間の舞台を熱演しました。

企人協人権研修会:小林サヤ佳さんのお母さん
サヤ佳さんのお母さん
 会場には、サヤ佳さんのとても澄みきった、名前どおりの「さわやか」な声が流れ、にこやかな表情で自分のことや命への思い、「花さき山」という民話を生き生きと語る姿に、聴衆はやすらぎと感銘を受けました。今回はサヤ佳さんのお母さんもステージに立ち、娘の活動を支えるたくさんの人々への感謝を述べ、優しい社会づくりの重要性を訴えました。



甲賀市企業人権啓発推進協議会 人権標語 入選作品発表

 昨年の12月に当協議会の事業として募集しました人権標語は、32事業所から92作品の応募があり、以下のとおり最優秀作品1点、優秀作品11点が決定しました。
 なお、入賞作品は広報誌、人権カレンダー、ホームページ、クリアファイル等、今後の啓発活動全般に使用させていただきます。
最優秀 1点

語り合い そこから生まれる 大きな絆
 
岸上
秀一
きしがみ
ひでかず
大塚オーミ陶業株式会社 信楽工場


優秀 11点

その言葉 その行動 大切なのは気づくこと
 
前野
佑喜
まえの
ゆうき
甲賀農業協同組合

もしも私が言われたら どう感じるのその言葉
 
水落
拓也
みずおち
たくや
特別養護老人ホーム 信楽荘

真心こめた一言で 相手の心に 温もりを
 
石川
知見
いしかわ
ともみ
甲賀協同ガス株式会社

おもいやり 互いの配慮で 輝く職場
 
尾崎
美登里
おざき
みどり
特別養護老人ホーム せせらぎ苑

言う勇気「ごめんなさい」と「ありがとう」
 
谷口
きたにぐち
まこと
障害者支援施設 るりこう園

人の痛みのものさしは ひとそれぞれに違うもの
 
樋口
淳一
ひぐち
じゅんいち
NEC SCHOTTコンポーネンツ株式会社

今日も1日 感謝の気持ちと おもいやり
 
内田
久枝
うちだ
ひさえ
近江鍛工株式会社 信楽工場

些細な言葉が 大きな傷に 少しの心が 大きな愛に
 
富田
辰也
とみだ
たつや
ピーエス・コンクリート株式会社 滋賀工場

差別の芽、断ち切る勇気と強い意志
 
赤塚
あかつか
ただし
NECライティング株式会社 滋賀工場

何気ない 意識と 言葉にある差別 かわろう かえよう 自分から
 
田中
たなか
たけし
NECライティング株式会社 滋賀工場

できること それはあなたの 意識から
中嶋
大展
なかじま
ひろのり
甲賀バラス株式会社
(敬称は略させていただきました)



平成23年12月8日(木) フィールドワーク研修

フィールドワーク研修 12月8日(木)、フィールドワーク研修を実施し、32名の参加をいただきました。今回は奈良県橿原市の「おおくぼまちづくり館」を訪れ、今から100年ほど前に行われた全村移転にともなうまちづくりの歴史を学びました。
 畝傍山(うねびやま)中腹にあった洞(ほら)村は、大正時代の中ごろの神武天皇陵整備事業が進められるなかで「天皇陵を見おろす場所に新平民が暮らす部落があることは、まことに恐れ多いこと」という理由で全村移転となりました。ところが移転先をめぐってもきびしい反対運動でなかなか決まらず、公的機関が調整をはかり、やっとのことで現在の場所となりました。移転場所が決まってからも、受け入れ先からは、差別的な13か条の「覚書」を守るよう要求がありました。さらに移転時には、役人が監視する中、旧村の墓地をことごとく掘りかえし、「穢れが残らないように」と、一つの骨も残さず取り除く作業が行われました。かつての住居あとはすべて取り壊されましたが草履づくりの材料に栽培されていた棕櫚(しゅろ)の木はそのまま放置され、今はうっそうとしげる雑木林の中にひっそりとたたずんでいます。
フィールドワーク研修 フィールドワーク研修
 移転後、時の流れの中で、人々はある時は差別のうねりを受けながらも新しいまちづくりを進め、現在のきれいなまちができました。しかし今もこの土地の不動産実勢価格は道路1本へだてた場所といちじるしい差があり、参加者のみなさんは、あらためてこの問題の深刻さをかいま見ることとなりました。



平成23年12月 広報誌「共に生きる」第14号発刊

広報誌「共に生きる」第12号  甲賀市企業人権啓発推進協議会の広報誌「共に生きる」第14号が完成しました。
 今号では、【世界人権宣言から63年】をうけて「人権尊重のロウソクをつけて歩こう」の記事、活動報告として経営者トップ研修や企人協人権フォーラムの内容をご紹介しています。
 職場に掲示していただくなど、従業員の皆様にご覧いただきますようよろしくお願いします。こちらのページからダウンロードしてご覧いただく事ができます。



平成23年9月22日(木) 第4回企人協人権フォーラム

企人協人権フォーラム 9月22日(木)午後2時より、甲賀市甲南庁舎で「第4回企人協人権フォーラム」が開催されました。人権フォーラムは、各企業の窓口担当者が職場での人権研修のありかたについて意見交換し、啓発・研修の質の向上をはかるためのもので、43企業の参加をいただきました。

 今回は人権学習ファシリテーターの加藤敏明さんをお招きし「コンプライアンス教育と人権学習〜個人情報保護をテーマに考える〜」と題して講演していただきました。

企人協人権フォーラム 今の社会では「情報」は無くてはならないものですが、その反面、情報化社会の中で個人情報が流出し、プライバシーが侵害され生活が脅かされるという事件が頻発しています。本来、私たちの暮らしを豊かにするために収集されたはずの情報が何故こんな結果となってしまうのか?
 ここに個人情報保護の確立が社会の急務となってきました。

企人協人権フォーラム 会場では、ビデオ「もう一人の私」の視聴・問題提起・解説や、ワークシートを使った個人情報ケーススタディが行われ、4人1組のグループ討議では最初から活発な意見の交流があり時間が足りなくなるほどの活況ぶりでした。



2011年度 経営者トップ研修が開催されました

経営者トップ研修:講演風景 7月25日(月)、甲賀環境・総合事務所で「経営者トップ研修」が開催されました。この研修会は当協議会と湖南市企業・事業所人権啓発推進協議会が主催し、141名(甲賀市97名、湖南市44名)の参加をいただきました。
 今年は「企業におけるメンタルヘルス」と題して、滋賀県立精神保健福祉センター医師の辻本哲士さんに講演していただきました。

 長く続く厳しい経済情勢は、働く人びとに強いストレスをもたらし、職場での「うつ病」をはじめとする「こころの病気」が社会問題となっています。本人はもとより家庭にも企業にも大きな損害を与え、放置すれば自殺にもつながる危険性をはらむ「こころの病気」。国は法律や指針によって事業主に対策を講じるよう義務づけています。どうすれば「うつ病」は防げるか?どのように「うつ病」に対応しなければならないのか?は、経営者にとって避けては通れない課題となっています。
 辻本さんは、こうした課題に具体的にわかりやすく解説しながら指導いただき、会場いっぱいの参加者は熱心に聴講しました。



平成23年6月 啓発グッズ配布

啓発グッズ(クリアーファイル) 7月は企業内同和問題啓発強調月間と定め、就職差別の撤廃と企業内での研修がより一層充実強化されるよう啓発活動を実施しています。
  当協議会ではその取り組みとして、啓発グッズ(クリアーファイル)を作成し、会員企業のみなさまに配布させていただきました。昨年皆さまから募集しました人権標語の最優秀作品「あなたがもらった思いやり 周りのみんなにおすそ分け」を刷り込んでいます。
   有効にご活用いただき、各企業におかれましては、今一度同和問題について考えていただきたいと思います。



平成23年6月 広報誌「共に生きる」第13号発刊

広報誌「共に生きる」第11号  甲賀市企業人権啓発推進協議会の広報誌「共に生きる」第13号が完成し、会員企業のみなさまに配布させていただきました。
 会長就任のあいさつ、役員の紹介のほか、4月に開催されました総会の模様と平成23年度の事業計画をご案内しています。また、昨年募集しました人権標語の入選作品についても紹介しています。
 職場に掲示・回覧していただくなど、従業員の皆様にご覧いただきますようよろしくお願いします。こちらのページからダウンロードしてご覧いただく事もできます。



平成23年5月20日(金) 第7回総会

 甲賀市企業人権啓発推進協議会 第7回(平成23年度)総会が、忍の里プララ(甲南町)で開催されました。【会員企業 289社】

 総会に先立って、東日本大震災の被災者に向け黙祷を実施し、受付では義援金も募りました。
 続いて人権標語優秀作品の表彰式がおこなわれ、12名の入選者のかたがたが表彰されました。(参考:人権標語入賞作品発表

第7回総会:人権標語表彰式
人権標語表彰式
第7回総会:人権標語入選者
人権標語入選者

  副会長のあいさつ、来賓祝辞のあと議事に入り、昨年度の事業報告、決算報告、今年度の事業計画、予算、会則改訂について原案どおり承認されました。また今年度は役員の改選時期にあたり、平成23・24年度の新役員について、下記のとおり承認されました。

 
【平成23・24年度 甲賀市企業人権啓発推進協議会 役員】
 
 
会 長 岡野 英仁 塩野義製薬(株)
副会長 嵐  公大 セキスイボード(株)
江籠 達 (株)アークレイファクトリー
前田 康雄 障害者支援施設るりこう園
梅谷 高志 滋賀松風(株)
事務局長 墨田 利晃 (株)水口テクノス
理 事 吉村 和雄 医療法人甲南病院
笹井 建男 甲賀協同ガス(株)
池村 正 甲賀農業協同組合
川端 隆雄 近江鉄道(株)土山サービスエリア
谷村 岩喜 松山産業(株)
稲本 信之 住江甲賀(株)
理 事 尾崎 美登里 (社)甲南会せせらぎ苑
中野 良作 信楽産業(株)
河内 保正 NECライティング(株)
竹林 靖浩 (株)滋賀銀行水口支店
市井 善積 甲賀バラス(株)
福井 義文 (株)和気 滋賀工場
森口 彰 西川ローズ(株)甲賀事業所
吉村 佳恵 平和発條(株)滋賀工場
小倉 重夫 近江化学陶器(株)
滝井 康雄 (社)しがらき会ワークセンター紫香楽
監 事 田井中 洋 滋賀交通(株)
近松 良春 (株)滋賀銀行大原支店

総会終了後、特別研修がありました。

●特別研修
「世界の人権問題を考える」
 〜日本人の視点から見たケニアの人権問題〜

   滋賀県琵琶湖環境部森林政策課 主任技師 中川宏治さん

第7回総会:人権標語入選者
中川宏治さんの講演
 今回の講師の中川宏治さんは、JICA(国際協力機構)の青年海外協力隊員として平成20年6月から2年間、ケニアで活動されました。その体験をもとに、ケニア内事情から見えてくる、多民族間の対立、貧困、エイズ、女性や子どもへの虐待、日常的な暴力の横行、外国資本による大規模開発にともなう環境破壊などの問題について語っていただきました。
 日本からはるか遠くのケニアですが、そのケニアから大量のバラを輸入しており、私たちの生活に豊かな色どりを添えています。しかし、バラを育てるための大量の農薬散布は周辺の河川や湖の深刻な水質汚染を引き起こし、ケニアの人々の健康をおびやかしているという事実を私たちは黙視してよいものでしょうか。 今回は、ケニアでのさまざまな問題を通して、人権問題とは何なのか? 同じ時代を生きる地球の仲間としてどう向き合うべきか? を、あらためて考える機会となりました。



平成23年度の事業計画

1 会議
   
総会
5月
理事会・専門部会
   
2 研修部
総会研修
5月
経営者トップ研修
7月
人権フォーラム
8月
フィールドワーク研修
10月
会員企業従業員対象研修
1月
   
3 啓発・広報部
広報誌発行  2回/年
6月・12月
会員企業向け啓発グッズ配布
7月
人権パネル展
8月
人権標語の募集
12月
  ホームページの更新(充実)  
   
4 雇用部
  甲賀市就労支援計画の研修
9月
  就労相談員工場勉強会 8月〜12月
  就職困難者についての研修会
11月
     
5 その他
会員拡大に向けた企業訪問
9月
推進班員(職員)との企業訪問
7月〜8月
  関係団体との連携



 


甲賀市企業人権啓発推進協議会 事務局
〒528-8502
甲賀市水口町水口6053 甲賀市役所 産業経済部 商工労政課労政係内


TEL 0748-69-2188 FAX 0748-63-4087
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