甲賀市企業人権啓発推進協議会第10回記念総会が4月25日、忍の里プララで開催されました。
総会に先立ち、協議会の啓発活動の取り組みのひとつでもある平成25年度人権標語優秀作品の表彰式が行われ、101作品から選ばれた受賞者12名に小林会長から賞状と副賞が手渡されました。続いて、10年記念事業として歴代の会長・事務局長・専門部長の功労表彰13名、特別に功労のあった企業1社に感謝状と記念品の贈呈が行われると、会場から大きな拍手が沸き起こっていました。
総会では次の5議案が満場一致で承認されました。
第1号議案 「平成25年度事業報告について」
第2号議案 「平成25年度収支決算について」
第3号議案 「平成26年度事業計画(案)について」
第4号議案 「平成26年度収支予算(案)について」
第5号議案 「平成26年度役員(案)について」
特に、当協議会では、人権意識を高め、「人を大切にする」を柱に、あらゆる差別の無い社会を目指すために今年度の事業を推進することを表明しました。
記念総会終了後に特別研修として奈良県御所市にある西光寺住職・清原隆宣(りゅうせん)さんを迎え「人の世に熱と光を!」と題して講演いただきました。
清原住職は、水平社宣言を起草された西光万吉(本名 清原一隆)さんの実弟の孫にあたり、人の世に熱と光を求めた西光万吉さんの思いを現代社会にも伝えようと活動されています。
清原住職は、まちがった「ものさし」が差別を生むことになる。世間体という歴史性・社会性に束縛されることなく、人間は無条件で尊重すべきもの、認め合うべきものということを解りやすく講演いただきました。参加された皆さんは、清原さんの熱い思いに引き込まれながら人権について学び、一人ひとりの意識変革の重要性を感じる場面でした。
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講演中の 西光寺 清原住職
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功労者代表謝辞 田代初代会長
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