甲賀市企業人権啓発教推進協議会    
トップページ
>年間行事
協議会の概要
入会のご案内
年間行事
研修案内
人権ビデオ貸出
トピックス
相談窓口案内
リンク集

過去の年間行事(平成27年度)

平成28年2月19日(金)
企人協従業員対象フィールドワーク研修実施

  平成27年度最後の行事として従業員対象フィールドワーク研修を参加者30名で岐阜県八百津町の「杉原千畝記念館」で実施致しました。

バス社内での事前研修として杉原千畝「命のビザ」(1992年作成・116分)DVD鑑賞をして現地を訪問しました。

フィールドワークの様子 杉原千畝記念館では「國枝大索館長」からリトアニア・カウナスでの日本領事館開設にまつわる状況、ヒトラーによるユダヤ人迫害の激しさから「ユダヤ人を守る想い」「日本の外務省に対する電報での打診」「日本の外務省は正規の手続きが出来ない者(難民)に、ビザを出してはいけない。」との返電の中で、ビザを発給しユダヤ人の命を救うべきか、命令に従って外交官として輝かしい道を守るべきか?苦悩して一つの答え(ビザ発給の決断)を出した ・・・等々の解説・説明を受けました。
 また、杉原千畝さんの長男の奥様(ミチさん)が講演で話される内容 ・・・杉原千畝さんのお孫さんが「おじいちゃん、人道てどういうこと?」との問いに、「人道=周りの人を大事にすること」と話していた。 杉原千畝さんがロシア語を学んだハルピン大学の校訓「自治三訣」(人のお世話にならぬよう、人のお世話をするよう、そして報いを求めぬよう)等のエピソードも聞かせていただきました。

 「人道博愛精神第一」に生きようと決断し6000人の命を救った杉原千畝さんの『決断の部屋』を含めての「杉原千畝記念館」をユネスコ世界記憶遺産登録に向けての取組の説明を受け、現地見学研修を終了しました。

 従来と趣の異なる研修会となりましたが、有意義なフィールドワーク研修でした。




平成27年12月15日(火) 甲賀市企業・事業所対象
人権研修会/企人協会員企業従業員人権研修会開催

 2015年度 甲賀市企業・事業所対象人権研修会/企人協会員企業従業員人権研修会(甲賀市/甲賀市企業人権啓発推進協議会共催)を12月15日(火)忍の里プララで開催。257名(243社)のご参加をいただきました。
 講師はシンガーソングライターの「yokko」さん。

<想い>
 「耳を澄まして心の叫びを聴き取ろう!」と題して、「yokko」さんの原因不明の病で声が出なくなった経験、音楽人生を変えた手話教室の先生の「一言」
 
・・・ 「私も音楽が好きよ」「え?(聞こえないのになぜ?)」「音楽は体で感じるものだから」
 先生のこの言葉で「耳で聞くことだけが音楽ではない」ことに気がついた。障がい者支援など、いろいろなボランティア活動をしてきたが、「聞こえない人には音楽は分からないだろう」と思い込んでいたことが恥ずかしくなり、ショックを受けた。「先生にも自分の歌を聴いてほしい!」そんな気持ちから、手話を交えて歌うスタイルが生まれた。照明や手拍子の動作のほか、電光掲示板に歌詞を映し出すことでも音楽が表現できることに気がつき、五感を動員した音楽を考えるようになった。
 参加者は、自分たちも自分の価値観で勝手に決め付けていることはないだろうか?と立ち止まって考える時間にもなった。

後半は手話による「あいさつ」を会場全員で学習。「yokko」さんの一期一会を大切に一所懸命に生きようという言葉を噛み締める有意義なひと時となりました。

人権ライブ 人権ライブ



平成27年12月 広報誌「共に生きる」第22号発刊

広報誌「共に生きる」第22号  甲賀市企業人権啓発推進協議会の広報誌「共に生きる」第22号が完成しました。
 今号では、役員対象フィールドワーク研修、経営者トップ研修、第8回企人協人権フォーラム、人権パネル展などの活動報告を中心に掲載しました。
 また、12月4日からの人権週間に合わせ、平成27年度人権標語の募集についてもご案内しています。
 職場に掲示していただくなど、従業員の皆様にご覧いただきますようよろしくお願いします。
 また、広報紙はこちらのページからダウンロードしてご覧いただけます。



平成27年11月26日(木)障がい者雇用にかかわる学習・懇談会

甲南高等養護学校と企人協役員との懇談
甲南高等養護学校と企人協役員との懇談

 企人協役員対象の障がい者雇用にかかわる学習・懇談会を甲南高等養護学校で開催いたしました。
主な内容は以下の通り。
 ◎甲南高等養護学校
   長井副校長先生 以下6名の先生から
   学校の仕組み、就労状況、
   授業の関係の説明と懇談
 ◎企人協 田所会長含め役員11名 事務局5名

 ・現在の定員  
   1年24名、2年22名、3年24名
 ・授業は50分6限の授業を実施。 
  クラブ活動においては甲南高等学校と合同で活動している部もある。

 *高校卒業資格は採れないため中卒扱いとなる。
 *軽度の知的障がいのある生徒が心身ともに
  健やかに成長できる教育環境をつくる。
 *職業的自立に向け、必要な知識・技能・態度を育成する。
  (職業に関する教科等において、一般事業所への就労に必要な
   知識・技能・態度を育成し、職業的自立に必要な資質を培う)
 *社会的自立に向け、集団活動を通して社会の一員としての自覚を促し、
  責任や社会性を育む。(各教科において、社会生活に必要な基礎学力を培い、
  自ら考え、判断し、行動する力を育てる)。
 *第1期〜第6期卒業生(107名)は、一部、訓練機関に進む者もいるが、
  1〜2年後にはほぼ 全員が就労。
 *支援は「働き・暮らし応援センター」が中心となり、学校も連携して対応している。
 *卒業は3月1日 (予定) 
  <上記の説明を受け、国語、情報、農業の授業を見学>
  【参考】滋賀県内の高等養護学校は 
    長浜高等養護学校 開設10年目 定員16名/学年
    甲南高等養護学校 開設9年目  定員24名/学年
    愛知高等養護学校 開設3年目  定員16名/学年

 高校卒業資格は取れない。障がい者雇用としては在学中に障がい者手帳取得を
基本としている。「働き・暮らし応援センター」と連携し、就労後の対応・相談も
細かくされている。授業見学での実情把握。等々の現実(懇談)から学ぶ。
また、企業の実情などの懇談が短い時間ではあったが出来た。
 今後も継続して学習機会を設ける必要性も企業・学校共にもてた事は有意義であった。




平成27年10月7日(水)役員対象フィールドワーク研修会実施

熱心に説明を受ける参加者  役員企業代表者16名(事務局4名)の20名参加の下、堺市立人権ふれあいセンター(舳松人権歴史館)の館内学習と協和町のフィールドワークを実施致しました。
 人権ふれあいセンター館内学習とフィールドワークは元中学校長の学芸員による16世紀中頃〜の舳松(へのまつ)の歴史について詳しく説明をいただきました。
 舳松人権歴史館では2006年〜2008年にかけて、シリーズ「絵図に見る被差別民」と題して3回に分けて企画展が行われました。
 シリーズ【1回目】は「堺の町と塩穴村」と題し、近世の絵図から堺の町と塩穴村の関係を読み解き、不合理な近世の部落差別を紹介することで、多くの人々がいまだに持っている部落への誤ったイメージの払拭をめざす。【2回目】は「堺の町の被差別民」と題し、堺の町で差別されていた人々の絵図から読み解き、近代の身分制度の中でかれらを紹介することで、現代にも通じる「差別」を考える機会として。【3回目】は「舳松村と塩穴村」と題し、村絵図の展示を中心に舳松村と塩穴村の関係などを読み解き、塩穴村の生活の様子やその底辺にある部落への忌避・排除といった差別意識を紹介。以上3回にわたり被差別部落への正しい理解を深める機会として開催された内実を説明いただきました。
熱心に説明を受ける参加者  また、堺の町の被差別部落民は、死牛馬の処理や皮革生産に従事しながら、皮革の上納、警察・行刑の役(堺奉行の管轄下で警備や巡回、犯罪の捜査、罪人の逮捕や引き廻し、刑罰の執行をする役目)を担っていました。 が、解放令(明治4年)発布以降身分制度が廃止され死牛馬の処理・肉の販売、警察の役目は被差別部落民の仕事ではなくなり商人・武士階級が担当することとなり仕事を失うこととなりました。
 以降、昭和44年同和対策事業特別措置法、昭和62年4月1日施行の地対財特法によって地域改善事業が実施され住環境の整備が進められましたが依然として部落差別は現存していると認識。
 また、教職の経験から親は識字出来ない・狭い家に6〜8人居住し机も無い中で子ども(生徒)に勉強しろと中々言えない。夜間に生徒に教える等々の工夫もしてきたと述べられました。
 女性学芸員からは、2010年に堺市が実施した「堺市人権意識調査」によれば、自分の子どもと同和地区の人との結婚に反対する親が3人にひとりの割合で存在しているなど、部落差別や同和地区に対する「差別意識」や「忌避意識」は依然として残っているとパネルを用いての説明がありました。
フィールドワークで阪田三吉さんの居所跡地で説明を受ける参加者
阪田三吉の居所跡地で説明を受ける
 訪問した被差別部落(フィールドワーク)は77棟220戸の高層の建物でピーク時には8,000人が住み小学校もある地域。現在は子どもも少なく小学校は学年1クラス。高齢化が進み4,000人前後に減少。老人福祉施設も建設される状況となっています。現在も地区と云われ蔑視される状況は続いているとのことでした。
 33年間継続してきた「特別措置法」が失効して13年が経過し「同和問題は解決した」とする一部の考え方はありますが、未だに結婚時の課題、土地差別の課題は現存していることを見つめて「部落問題を始めとするあらゆる差別撤廃」に向けて、啓発活動が重要だな!との声が参加者から聴こえる研修会でした。



平成27年9月16日(水)第8回企人協人権フォーラム開催
併せて甲賀広域職対協と企業との交流研修実施

「公正採用と人権」の講演に聞き入る参加者
講演に聞き入る参加者

 9月16日(水)甲賀町かふか生涯学習館にて企人協会員54名・事務局6名の参加で人権フォーラムを開催いたしました。
 研修講師は昨年に引き続き大阪企業人権協議会サポートセンター長 芝本正明さんをお迎えし連続講座として学習しました。
 今年のテーマは職場における「公正採用と人権」とし、

I)企業における公正採用の位置づけ
1)企業の社会的責任(CSR)の観点
<ISO26000が掲げる7つの中核主題>2010年11月発行「組織統治」「人権」「労働」「環境」「公正な事業慣行」「消費者課題」「コミュニティ参画」主題に「労働」「人権尊重」が位置づけられている
2)コンプライアンス(法令遵守)の観点
◎日本国憲法は基本的人権の一つとして、すべての人に「職業選択の自由」を保障している。
◎雇用主にも「採用の自由」が認められているが、応募者の「基本的人権」を侵してまで認められているわけではない。
◎「就職の機会均等」と「公正採用選考」という目的に向けて、公正採用選考システムと各種社会的ルールが作られており、違反行為には、法的措置や行政・各種団体から指導を受ける。また、場合によっては厳しい社会的批判を浴びるおそれもある。
3)人権問題の観点
◎人権に関する国家の役割・企業の役割
◎歴史的にも「就職差別事件」は企業の人権問題の取組みの原点であるとともに、今なお中心的課題として位置づけられている。
◎公正採用に関する背景は決して小さな問題ではない。公正採用選考のルールに違反して差別や人権侵害を起こしたときには、重大な就職差別事件になることもある。

II)企業における公正採用選考に係る問題事象等の状況
 等々の具体的事例を提起されるとともに、
III)採用選考に関わる基本事項の再確認
IV)企業の公正採用選考を巡る変化の課題

 を提起される等、実践研修に役立つ有意義な研修であった。

 引き続き、甲賀広域職業対策連絡協議会と企業との交流研修会では「企業・事業所の求める力、人材について」と題して2企業から講演頂き、分散会で職対協(企業部会・就労部会・進路保障部会)と企業の意見交換・実態把握等で有効な交流研修となりました。

企業・事業所の求める力・人材の交流研修
企業・事業所の求める力・人材の交流研修



企人協雇用部 パソコン教室の開催

  今年で4年目となるパソコン教室を、セキスイボード株式会社の全面的な協力をいただき開催いたしました。
   開催日:9月3日、7日、11日、14日 の4日間連続講座
       (当初5日間講座が台風で中止のため1日減)
   参加者:就労相談員推薦に基づく8人
 2日間のワード研修、2日間のエクセル研修、最終日の応用問題解決に向けての研修等、5日間の内容を4日に短縮し、工夫をいただいたプログラムを組んでいただき、参加した8名も操作に理解を深めることが出来たと感じております。
 若い人、年輪を重ねた人が混在する参加者構成ではありましたが、夫々が今後の生活に自信と遣り甲斐を持って行かれるよう念じております。
 甲賀市企業人権啓発推進協議会の要請を快く受けていただき、完了することが出来たことに心より感謝申し上げます。
*一昨年、昨年と受講者から各1名の就職に結びつく成果・実績が出ております。

パソコン教室:熱心な指導と学習風景パソコン教室:熱心な指導と学習風景
熱心な指導と学習風景



平成27年9月5日(土) 第9回人権パネル展

 9月5日(土)人権パネル展を実施しました。これは、第9回甲賀市人権教育研究大会に合わせて行ったもので、今年は信楽町の滋賀県立陶芸の森での催しとなりました。
 人権教育研究大会の講演は「写真が語る命のバトンリレー」〜被災地、紛争地、在宅看取りの現場から〜と題して写真家・フォトジャーナリスト 國森 康弘さんを迎えての聴衆が涙ぐむ場面もあった感動的なものでした。
 死をみつめ、「いのち」「絆」を考える写真絵本(琵琶湖の東に広がる永源寺地区を舞台にしたもの)・・・看取りや死を冷たい終末としてではなく、日常のなかにある次代に「いのちつぐ」ものとしてとらえ、臨場感ああふれる写真と文で、<いのちのバトンリレー>(いのちの有限性と継承性を)ゆたかに描く。東日本大震災の被災地を直視・撮影した経験もふまえての語り。
 看取りは、いのちのバトンリレー。それは、亡くなる人が代々受け継ぎ、自身の人生でもたくわえてきた、あふれんばかりの生命力と愛情を私たちが受け取ること。そして、いつか自分が「旅立ち」を迎えたときに、愛する人に手渡していくこと。大切な人たちに囲まれたあたたかな看取りによって、いのちのバトンはずっと受け継がれていきます。と訴えられました。
 企人協では「あすぱる甲賀」の協力を得て、人間が人間として自由を獲得し『共に水平に生きる』『まちの中で共生する』を問うパネル4枚と<世界人権宣言抜粋>◎人は助けをもとめる権利があります。そして人はいつも守られていなければなりません。◎自分の住む場所を決めるのは自分以外にはありません。◎どんな立場の人も、人間の持つ理性と良心により成文化された『法(憲法および法律』に従わなければなりません。の8枚の計12枚を展示させていただきました。
 会場入り口通路での展示となりましたので約200名の参加者が熱心に見入っておられ講演・パネル展とも有意義なものとなりました。
企人協人権パネル展企人協人権パネル展
熱心に見入る参加者



経営者トップ研修会開催【平成27年7月23日(木)】

講演をされる桑野里美さん
講演をされる桑野里美さん
 2015年度経営者トップ研修会を7月23日(木)15:00〜忍の里プララで甲賀市(89名+事務局4名)湖南市(38名)の参加者を得て、ハラスメント事案を放置すると経営に大きな影響を及ぼすとの意識で熱心に聴講されました。
 本年度は、(株)ビジネス・パートナー・オフィス 代表取締役 桑野里美さまを講師に、「ハラスメント防止のためのアンガーマネジメント入門編」<イラッ、ムカッ解消で働きやすい職場環境を!>と銘打って講演いただきました。

1)職場におけるハラスメントの実態

民事上の個別労働紛争件数における「いじめ・嫌がらせ件数」過去5年間の変遷(2014年度62,191件と右肩上がりに増加)。人権侵害を取り締まる法律が無いことが課題。
2)職場環境を見直す
ストレスを緩衝させるには長時間労働の解消も有効。
 メンタルヘルスと企業の責任においては企業の安全配慮義務違反による損害賠償請求が最高裁判決で認められる等・・・変化
3)自分の言動を振り返ろう
思いは簡単には伝わらない
「人間関係を強化する3つの力」気づく力 聴く力 伝える力 の重要性
4)「叱る」とは過去の行動を未来思考でフォーカスすること
「期待」をひとこと伝えていますか?
熱心な聴講をされる参加者
熱心な聴講をされる参加者
5)イライラの原因は相手にある
そんな風に思ってしまったら自分の「怒り」の感情の始まりと向き合ってみよう
怒りの原因「ひと できごと もの」を感じ6秒待つ(考える)ことでセルフコントロール
 等々の手法を熱く語っていただきました。

トップの決断・方針提起の重要性とハラスメント事案を放置することは経営に大きな影響を及ぼすことを認識させられる研修でした。




平成27年6月 広報誌「共に生きる」第21号発刊

広報誌「共に生きる」第21号  甲賀市企業人権啓発推進協議会の広報誌「共に生きる」第21号が完成し、会員企業のみなさまに配布させていただきました。
 会長就任のあいさつ、新役員の紹介のほか、4月に開催されました総会の模様と平成27年度の事業計画をご案内しています。また、昨年募集しました人権標語の入選作品についても紹介しています。
 職場に掲示・回覧していただくなど、従業員の皆様にご覧いただきますようよろしくお願いします。また、こちらのページからダウンロードしてご覧いただく事もできます。



甲賀市企業人権啓発推進協議会第11回(平成27年度)総会
全議案承認され終了

 去る4月24日(金)午後2時30分より、忍の里プララ(甲南町)において、甲賀市企業人権啓発推進協議会の第11回(平成27年度)総会が開催され、会員企業116名の参加(委任状98名)いただきました。
 総会に先立ち、平成26年度人権標語優秀作品の表彰が行われ、12名の方々に小林会長から表彰状と副賞が贈られました。
 続いて会長あいさつ、来賓祝辞(甲賀市副市長・ハローワーク甲賀所長)と進み、議事に入りました。

 審議いただいた次の5議案が原案通り満場一致で承認されました。
 第1号議案 「平成26年度事業報告について」
 第2号議案 「平成26年度収支決算について」  
 第3号議案 「平成27年度事業計画(案)について」
 第4号議案 「平成27年度収支予算(案)について」  
 第5号議案 「平成27年・28年度役員(案)承認について」

 田所新会長は、部落差別をはじめとする、あらゆる差別、ハラスメントのない社会・地域をつくるために甲賀市企業人権啓発推進協議会に結集する仲間の手で努力しましょうと決意・呼びかけをされました。
 引き続き、特別研修として『企業と人権〜企業が人権に取り組む意義について〜』と題し 元大阪同和・人権問題企業連絡会理事長の大西英雄さんに講演していただきました。
 講演では富士火災海上保険(株)人権推進部長として15年間の経験に基づくお話をいただきました。・・・23年間営業部門に在籍し価値評価の基準が売上目標達成と云うものだった。人権担当を命ぜられて連れ合いに愚痴りながら電話を入れたところ『良かったね。あんたに一番欠けているものを勉強できるようになって』と言われた。研修のためのビデオを家に持って帰って観ていると、子どもたちが『お父さんがいつも言っていることとビデオの内容は違う。いろいろな人が認められている』と言ったそうです。・・・連れ合いや、子どもたちは大西さんの価値観や差別性を見破っていたとの実感を込めてのお話から始まり、部落差別年表に基づく説明・企業における人権及び企業の社会的責任(CSR)について・人権教育啓発センターが2013年に12,000社を対象に調査したデータに基づく具体的な説明をいただきました。
 また、昨年3月8日に発生した浦和レッズのサポーターが『JAPANESE ONLY』の横断幕を掲げた事件とその後の取組みの説明。ハラスメントは企業に大きな損失を与える。大西さんが『社内研修で失敗したこと、そしてそこから学んだこと』等を体験談に基づき講演いただき、参考になる研修となりました。

総会の様子
田所新会長を中心に整列する
平成27・28年度役員
総会の様子
熱心に講演される大西英雄さん



平成27年度事業計画

1 会議
   
総会
4月24日
理事会・専門部会
適時
   
2 研修部
総会特別研修
4月24日
経営者トップ研修
7月23日
人権フォーラム
9月
役員対象フィールドワーク研修
10月
会員企業従業員対象研修(甲賀市と合同)
12月
  会員対象フィールドワーク研修 2月
   
3 啓発・広報部
広報誌発行  2回/年
6月・12月
会員企業向け啓発グッズ配布
7月
人権パネル展
9月
人権標語の募集
12月
  人権標語ステッカー配布 3月
  ホームページの更新(充実) 都度
   
4 雇用部
  就労困難者対象パソコン教室(5日間)
9月
  役員対象フィールドワーク研修(事業所見学) 11月
     
5 その他
会員拡大に向けた取り組み
年間
    ※加盟促進月間新設による会員拡大 6月
  関係団体との連携
年間



 


甲賀市企業人権啓発推進協議会 事務局
〒528-8502
甲賀市水口町水口6053 甲賀市役所 産業経済部 商工労政課労政係内


TEL 0748-69-2188 FAX 0748-63-4087
  当サイトを快適にご覧いただくには下記プラグインが必要になります。
  Copyright(c) 2014 KOKASHI KIGYOU JINKEN KEIHATSU SUISHIN KYOGIKAI. All Rights Reserved. ページトップ